宇城市不知火町で毎年行われている「不知火海の火まつり」
景行天王(けいこうてんのう)が九州を巡幸した際、
闇夜の八代海上に現れた不思議な火を目指して船をこぐと、
無事沿岸に辿り着いたという伝説にちなんだ祭りです。
祭りは巡幸船出航の儀式から始まります。
巡幸船が永尾(えいの)神社の海中鳥居に姿を現すと、
海上のかがり火に点火。
古代装束を身にまとった人々が船を出迎え、
メイン会場の松合神港まで松明を持って練り歩きます。
松合神港のステージでは、地元・竜燈太鼓(りゅうとうだいこ)の演奏などが
行われ、松明行列が到着したら、よさこい・総踊りなどでさらに盛り上がります。
その後、夜には1500発の打上げ花火、水上花火も楽しめます。
もちろん、旧暦8月1日に現れる神秘の火、「不知火」の観望も!!
深夜0時から3時頃に、条件が良ければ見ることができるそうです。
深夜の不知火海でオレンジ色にゆらめく不知火は、
幻想的な美しさだそうですよ。
☆開催日時:8月28日(日)イベント18:30~21:30頃
不知火観望24:00~27:00頃
☆開催場所:メイン会場・松合神港/儀式・永尾神社
☆アクセス:熊本市内から国道266号を三角方面へ道の駅不知火を過ぎて左手
☆駐車場:400台(臨時駐車場からは無料シャトルバス運行)
☆問合せ:宇城市役所商工観光課(0964-32-1111)
球磨郡錦町【錦町夏まつり】
球磨郡錦町の錦町役場前広場で、
あさって金曜日に「錦町夏まつり」が行われます。
錦町商工会が主催、人吉・球磨地域では夏の終わりに行われる
夏祭りとされていて、夏休み最後のお出かけにオススメです。
夕方5:00から、地元の方々によるバザーや露店が
広場を取り囲むように立ち並びます。
ステージでは子ども向けイベントのゲーム大会に始まり、
吹奏楽の演奏フラダンス・エアロビクス・手話サークルなど、
日頃練習を重ねている地域の各団体の皆さんの出し物が楽しめます。
また、抽選券付のタオルを買って参加するというユニークな
お楽しみ抽選会も行われます。
特賞にはテレビなど、そのほか豪華賞品が用意されているそうです。
☆開催日時:8月26日(金)17:00~21:00頃
☆開催場所:錦町役場前広場
☆アクセス:人吉ICから国道219号をあさぎり町方面へ(車でおよそ20分)
錦町役場道向かい
☆駐車場:会場内駐車場有
☆問合せ:0966-38-0009
玉名郡南関町【果林の里・よもぎうどん作り体験&古小代の里公園】
南関町にある「果林の里」では、よもぎうどん作りが楽しめます。
自然たっぷりの山の中腹にある農園で採れるよもぎをうどんに練りこんで、
きれいな緑色をしたおいしいうどんを作ります。
出来上がったうどんは、農園にある展望所に運んで農園の果樹園や遠くの山々を眺めつつ、みんなでテーブルを囲み食べることができます。
よもぎうどん作りは、1セット2,500円(4人分)で、
申込は2セットから受け付けています。
また、「果林の里」では、川遊びもでき、キャンプ、フルーツ狩りもできます。
9月中旬からは、梨やキウイのフルーツ狩りが楽しめますよ~。
残りの夏休みにぜひ遊びにお越しください。
また、近くには、「古小代(こしょうだい)の里公園」があります。
「古小代の里公園」は、寛永9年(1632年)に細川忠利公が、
肥後の国に入国の際に、豊前(ぶぜん)の国から移り住んだ陶工の手によって
始められた肥後熊本を代表する小代焼き(しょうだいやき)発祥の地と
言われています。
江戸時代の窯跡(かまあと)が保存されており、県の指定文化財にも
指定されています。
古小代の里周辺には、5件の窯元があります。
ぜひこちらも、一度散策してみてほしいです。
すべてのお問い合わせは、
果林の里 電話 0968-53-8459まで。
菊池郡大津町【大津町地蔵まつり】
菊池郡大津町で、子どもたちの無病息災を願い
毎年行われている「大津地蔵祭り」
江戸時代から続き、水害・災害・疫病で亡くなった子どもたちの霊を慰めるために
お地蔵様をまつり、お供え物をしたことが始まりと言われている祭りです。
現在も、祭りの日には子ども達が各町内のお地蔵様に仮小屋を作り、
新しい胸当てをつけてまつっています。
夕方からは子どもたちによる
六地蔵をまつった山車(だし)が商店街をパレード。
その他、青年部によるお化け屋敷、バザー、
夜市など子ども達が楽しめる催しものも盛りだくさんです。
また、地蔵祭りの日は昔からお供えされていたという、
大津町の伝統工芸品である梅の造花が飾られます。
幹と枝は樹木、花びらは通草紙(つうそうし)と呼ばれる
紙を使用した造花です。
花やつぼみなどとても精巧に作られていて、
江戸時代、参勤交代のときにお殿様の目に留まりお土産として喜ばれた、
という話も残っています。
この梅の造花は商店街や大津町役場で見ることができます。
☆開催日時:8月24日(水)18:00~22:00
☆開催場所:大津町役場周辺
☆アクセス:国道57号を大津方面へ熊本市中心部から車でおよそ50分
☆駐車場:1000台
☆問合わせ:大津町商工会(096-293-3421)
※当日のみ本部連絡先(096-294-5650)
宇土市中心部【宇土地蔵まつり】
山鹿灯籠祭り・川尻精霊流しとともに、
肥後三大夏祭りの一つに数えられる
「宇土地蔵まつり」
360年以上前、江戸時代の宇土藩主が子どもの疫病を鎮めるために
お地蔵様をまつったのが始まりとされています。
開催は毎年8月23・24日の2日間で、
今年は明日・あさって行われます。
祭の会場となるのは、
宇土市の中心部である本町(ほんまち)通り一帯です。
最大の呼び物は「つくりもん」と呼ばれる
迫力ある「造り物」の数々。
祭りの両日、それぞれの町内ごとに造られる大作が、
立ち並ぶ露天の間に展示され、その出来を競い合います。
今年は造り物と子ども造り物、合わせて35基ほどが出来上がる予定です。
作品には、貝殻・すすきなどの自然素材に加え、
たわし・ペットボトルのふたなど日用品が使われていることも多く、
材料を観察することも「つくりもん」の楽しみのひとつです。
また、市民吹奏楽団やちびっ子太鼓の演奏といったステージイベント、
1,000人が参加する民謡パレード、
円応寺(えんのうじ)の年に1度の地獄極楽絵図(じごくごくらくえず)の開帳、
3,000発の花火大会、馬門石で作られたお地蔵様と竹灯りが並ぶ「地蔵横丁」など、様々な催しも予定されています。
☆開催日:8月23日(火)・8月24日(水)
☆メイン会場:宇土市民会館特設ステージ
☆駐車場:無料特設駐車場有
☆問合せ:宇土市役所商工政策課(0964-22-1111)
古代山城サミット山鹿・菊地【烽火(のろし)リレー】
古代山城サミット山鹿・菊地大会プレイベント
『烽火(のろし)リレー』
100キロを烽火でつなげ~インターネットでライブ中継~
*実施予定 2011年8月21日(日)午前10時~
福岡県太宰府から熊本県鞠智城まで、
およそ100キロを烽火(のろし)でリレーし、その模様をカメラ11台を使って
ライブ配信という前代未聞のライブ、烽火リレーを是非、ご覧ください!!
*放送はございません。USTREAM配信でお届けします!!
MCは、奥田圭さん・ステージ進行は、すみママです。
詳しくは、こちらをどうぞ!!
阿蘇郡南小国町(黒川温泉)【黒川温泉川端夜市】
阿蘇郡南小国町、田の原川(たのはらがわ)沿いに湧く黒川温泉。
全国的にも有名な温泉地であり、
川に面した露天風呂を持つ宿が多いのも魅力です。
1枚で3ヶ所の露天風呂を利用できる入湯手形など、
温泉地一体となっての取り組みも行われています。
この黒川温泉街では、
明日20日(土)に、
「黒川温泉川端夜市(かわばたよいち)」
が、夕方4時から夜10時まで川沿いの川端通り一帯で開催されます。
黒川温泉青年部が中心となって、
焼き鳥・焼きイカや金魚すくい・ヨーヨー釣り・輪投げなど様々な屋台を出店。
空クジなし、2,000本が用意されたくじは、
宿泊券などの豪華賞品が当たります。
その他、子どもも楽しめるジャンケン大会、夜9時からは、
やまなみ太鼓の演奏に花火大会など、イベントも盛りだくさんです。
夕方4時からはくまモンが会場に遊びに来ます。
☆開催日時:8月20日(土)16:00~22:00
☆開催場所:黒川温泉川端通り一帯
☆アクセス:国道57号を阿蘇方面に向かい、
小国町方面から黒川バイパスを経由、
もしくはやまなみハイウェイ・瀬の本高原側から入る
☆駐車場:共同駐車場有
☆問合わせ:黒川温泉観光協会(0967-44-0076)
下益城郡美里町【やまびこ祭り】
美里町にある緑川ダムは、声が反響しやすいことから
「やまびこの名所」としても知られる場所です。
それが由来なのかは定かではありませんが、
毎年美里町では「やまびこ祭り」という夏祭りが行われています。
今年も8月19日(金)と20日(土)の2日間、
砥用(ともち)商店街一帯で開催です。
やまびこ祭り最大の呼び物は、「造りもの」です。
商店街の皆さんがおよそ1ヶ月前から製作したもので、
祭り期間中、市街地一帯にその年の干支や、
活躍した・注目を集めた人物の造りものが展示されます。
毎年、時代を反映した独創性のある造りものが登場し、
見物客の人気を集めています。
その他、前夜祭の19日は、地元の砥用太鼓の演奏をはじめ、
演歌・よさこい踊りなどのステージショーが楽しめます。
20日は、お昼から会場近くの津留川(つるがわ)にて「魚のつかみどり」、
夕方6時からは神輿によるパレードや総踊りの団体が商店街を練り歩くほか、
夜は1,000発の花火大会も行われます。
祭りの2日間、会場では、
夕方5時から夜10時までビアガーデンも登場します。
*開催日時:8月19日(金)・8月20日(土)
両日とも17:00~22:00頃まで
(※荒天時は花火のみ21日(日)に順延)
*開催場所:砥用商店街・原町(はらまち)駐車場
(※雨天時は美里ドームに変更)
*アクセス:熊本市内から国道443号を経由して国道218号へ 美里町役場近く
*駐車場:100台
*問合わせ:美里町役場企画観光課(0964-46-2111)
阿蘇郡高森町【風鎮祭】
300年の伝統があるという
高森町の「風鎮(ふうちん)祭」は、風を鎮め、
五穀豊穣を祈願するお祭りです。
今年も明日17日と、あさって18日の2日間行われます。
17日は音楽パレード、役場の皆さんによる仮装行列、
地元「風鎮(ふうちん)太鼓」の奉納、
「高森にわか」など多彩なステージイベントで賑わいます。
また、高森駅の裏から上がる1500発の花火は、特に人気の催しです。
そして18日、祭りの目玉は造り物の町内パレードです。
「造り物」の山を引き回すことから、
風鎮祭は別名「山引き(やまひき)」とも言われています。
今年は高森町の5地区から合わせて15基ほどが出品される予定です。
これらの造り物は『見立て細工』と言われ、
素材ひとつひとつが日用品や雑貨で出来ています。
どこにでもある材料を切り刻まずに上手に使い、
元に戻すとそのまま利用できます。
造り物は一夜造りが基本なので、
今日はおそらくどの地区も大忙しではないでしょうか。
また、夜は5地区の若者対抗の「高森にわか」コンクールもあります。
最後は次の年への引き継ぎを行う
「節刀渡し(せっとうわたし)」の儀式で、祭りは幕を閉じます。
*開催日:8月17日(水)・8月18日(木)
*開催場所:高森町交流センター・高森駅周辺など
*アクセス:国道57号を阿蘇大橋から国道325号へ
*駐車場:役場・湧水トンネル公園など数ヶ所
*お問合せ:高森町商工会(0967-62-0274)/
高森町産業観光課(0967-62-1111)
※当日のみ(0967-62-2334)
熊本市川尻【川尻精霊流し】
初盆を迎えたご家族が、精霊舟や灯籠を川へ流し、
故人を送り出す日本伝統行事の一つ「精霊流し」。
精霊流しは長崎も有名ですが、
熊本でも「川尻精霊流し」が毎年行われています。
江戸時代以来400年の歴史があると言われていて、
読経や雅楽の調べの中を
精霊舟と万灯籠(まんどうろう)
と呼ばれるたくさんの灯籠が流されます。
精霊舟は、薄い板で作った小舟の上に盆提灯や造花、
富士山や五重の塔など様々な形の櫓を乗せるのが特徴です。
今日の夜7:00頃から加勢川で行われる
この川尻精霊流しでは、おごそかな光の行列を見ることができます。
夜8:00からは河川敷で花火大会も行われます。
また、くまもと工芸会館では様々な工芸品と灯りが
コラボレーションした『水あかり展』、
川尻5町内の昔の面影をそのまま残す裏通りでは、
それぞれの家の玄関先に灯りをともす『路(みち)あかり』も、
同時開催されます。
通り一帯を1000本もの竹あかりでライトアップして彩るイベントです。
路あかりの会場には金魚すくいなどの夜店も出ます。
*開催日時:8月15日(月)
精霊舟受付17:00~精霊流し・花火19:00~21:00頃まで。
※当日は18:00~22:00の間、新町橋(しんまちばし)周辺で交通規制
*開催場所:加勢川(加勢川橋~新町橋間)
*アクセス:国道3号の南高江信号から川尻方面へおよそ3km
*駐車場:町内各所(台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を)
※駐車場には目印の「のぼり」あり
問合わせ:川尻精霊流し実行委員会(096-358-6892)
※当日16:00まで
