月別アーカイブ: 2016年5月

3文字から始まる世界

「“もしも”はなくて もう一度もなくて 巻き戻しもできなくて」
熊本地震発生からひと月、RKKラジオ『柿木珈琲店』で流した曲の一節です。

毎週日曜日に生放送しているこのラジオ番組。
始めた当初からずっと、1曲目は私が選曲しています。
時刻は朝10時、平日ではなく日曜日・・・
聞いてくださる方にとっては、この1曲目で、1日の気分が決まってしまうのでは。
そんなプレッシャーを感じる瞬間です。

地震発生からひと月が経ち、最初の放送日となった今月15日。
悩みながら手に取ったのは
DREAMS COME TRUEさんの『さぁ 鐘をならせ』でした。
ブログの冒頭に書いた一節は、この曲の歌い出しです。

「“もしも”はなくて もう一度もなくて 巻き戻しもできなくて
 夢の中でも 震える手は止まらなかった」

たった3文字の“もしも”。
この後に続く言葉に思いを巡らす日々を過ごした人も、いたのではないでしょうか。

もしも あの時・・・だったら。

でも、この曲は冒頭から現実を突き付けます。
“もしも”は、ないのです。
そして、巻き戻しもできません。

一方で、この曲のラストには こんな歌詞も出てきます。

「“いつか”分かる日まで “いつか”立ち迎える日まで
 “いつか”ここまで来たって 思える日まで 言える日まで」

地震からひと月あまりが経った いま
こちらも3文字の“いつか”を心の拠り所にして
何とか立っていられるという人もいるかもしれません。

3文字から始まる「過去・現在・未来」が、ここにあります。
できることなら“いつか”に思いを寄せていけたら・・・

私も“いつか”この地震についてきちんと向き合えるように。
いまは、この災害を自分の言葉でブログに残すのが、怖いのです。
でも“いつか”きちんと向き合えるように・・・
その気持ちを胸に、現在を見つめていきます。

滝尾小学校のお話し会

5月5日のこどもの日に熊本市立慶徳小学校で行なったお話し会の模様を

RKKテレビ「ウェルカム」で放送しましたが、その様子を見たという

御船町立滝尾小学校の先生から「うちでも是非開催してください」と連絡がありました。

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そこで、早速23日(月)福島アナウンサーと二人で行ってきました。

と言っても、滝尾小学校は通学路の国道445号線が地震による道路の通行止めで

現在は、御船中学校の一部を借りて授業を行なっています。

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ダンボールの仕切りで仮住まいの授業ですが、子どもたちはいつもと同じように

勉強に励んでいます。この日は、1年から6年の全校児童75人を前に、

「ねこ岳の話」「花いっぱいになあれ」「落語絵本じゅげむ」の3本立て。

子どもたちはときにゲラゲラ笑いながら、ときにじっと耳を傾けてくれました。

元気そうで安心しました。

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避難所でのお話し会

アナウンス部で取り組んでいる、小学校での朗読会「ボーイズ&ガールズお話し会」

昨日、熊本地震のため避難所になっている、熊本市立慶徳小学校に、本田アナウンサーと行きました。

現在も、夜には40人ほどの方が、避難して来られるそうです。

お話し会には、地域の方や子ども達、避難所のボランティアとして頑張っている男子中学生もいて、

大笑いして聞いてくれました。

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来週から再開する学校も多くなります。

これからも大変で、朗読会を開催できる状況ではないでしょうが、

もし希望される小学校がありましたら、伺いたいと思っています。

「RKKボーイズ&ガールズお話し会 支えあおう熊本」

アナウンサー9人 心を込めて朗読します。

 

 

 

 

第2の開局

昭和28年の開局以来、AM電波を発信してきたRKKラジオが、

ついにFM電波を発信することになった。通称「RKKワイドFM」。

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5月1日(日)、ラジオ第1スタジオで、本田・糸永、江越哲也さん、

奥田圭さん、塚原まきこさんの5人で「ワイドFM開局特番」をお送りした。

番組は正午から、リスナーに電話をつなぎ、リクエストを聞き、

益城や川尻など熊本地震の被災地からの中継を挟みながら、

午後1時いよいよ、RKKワイドFMの開局を宣言した。

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また、3人組のボーカルグループ「AROMA」のスタジオライブ、

進藤久明さんの「明日へ」をスタジオ全員で歌い、開局を祝った。

当初、開局を祝う特番の軸足をどこに置くか悩んだが、

当日強く感じたのは、歌の持つパワーだ。普段何気なく聞いていた曲が、

この日は特別な意味を持って心に響いてきた。

こんなときだからこそ、音楽の持つ力を再認識した一日だった。

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