できることは 人それぞれ

こんにちは、福居万里子です。


 

 

 

 

 

黄金色に染まる棚田と、収穫を待つ稲の列。

おととしの秋に 「 ある場所 」 で撮影した1枚です。

 

今月はじめに九州北部を襲った “ 記録的な大雨 ” に、九州で暮らす私たちには5年前の九州北部豪雨の記憶が蘇りました。

報道でご存知のとおり、福岡・大分で甚大な被害がでています。

写真は、その被災地のひとつ 福岡県の東峰村 です。

村のあちこちに季節を感じられる風景が広がっていて、ついカメラを向けたくなる、そんなところでした。

いま、この場所がどうなっているのか、わかりません。

 

今回の被災地、特に福岡は学生時代含め9年暮らした大好きな県です。お話をさせてください。

放送局に勤めるようになってからは、毎週たくさんの場所に取材に行かせてもらいました。

今回被害を受けた地域やその周辺市町村にも数え切れないほどたくさんの思い出があります。

その土地の名前を聞くたびに、顔を思い浮かべる人がたくさんいます。

きっと、熊本に暮らすみなさまのなかにも、被災地に行ったことがある、被災地に知人がいる、など、他人事と思えなかった方は少なくないと想像します。

いまだ行方が分からない方もいるような状況で、熊本から何ができるのか考えていました。

 

去年の熊本地震のあと、福岡にも同じような気持ちの人がたくさんいました。

「 少しだけれど、家に備蓄していた生理用品を熊本へ届けたよ 」

「 スーパーで 熊本産 という表示の野菜を見たら、優先して買うことにしたよ 」

こうした会話を何度も聞きました。

できる余裕のある人が、できる範囲で被災地を想う行動をする、で構わないと私は思います。

 

そして、被害が少なかった周辺地域の方々が心配しているのは、これから始まる夏の行楽シーズンに観光客が減ってしまうのではないか、ということだそうです。

たとえば、朝倉市には かつて城下町だった秋月という地区があります。

熊本に来る直前に取材したのがこの 秋月でした。


 

 

 

 

 

3月のひなまつりの時期の写真です。

観光に来た人たちが町歩きを楽しめるようにと、各家庭で大切にしてきた雛人形を持ち寄り、地元の人の手によって長い石段を巨大なひな壇に変えよう!という心温まるイベントでした。

 

自然豊かで、農作物がおいしくて、町のみんなが優しく迎えてくれる、それが 朝倉、東峰村です。

そして、大分についても同じです。

もちろん、復旧にまだまだ時間がかかる場所はあります。

そうでない地域については、もし、まだ夏休みのお出かけのご予定が決まっていないならば、候補のひとつに考えてみませんか。

 

できる余裕のある人が、できる範囲で被災地を想う行動をする

九州は みんな 仲間

私はそう思います。