8月3日(日)、熊本市現代美術館で、「ワークショップ&お話し玉手箱LIVE」が
開催された。
今回で21回目を数える「お話し玉手箱LIVE」で、子どもたち対象のワークショップを
同時開催するのは初めてだ。
美術館の会議室には、応募があった小学5年生から中学2年15人が集まった。
男の子は一人だけだったが、みんなやる気満々。
それぞれに声の大きさや、表現の仕方など様々だったが、
こちらの言うことを素直に聞いてくれて、1時間半の短い時間だったが手応え十分。
その後、ホームギャラリーに場所を移し、いよいよお客様の前で朗読開始。
小学生は「ごん狐」、中学生は「くもの糸」。
50人ほどの前で、みんな堂々と披露してくれた。
驚いたのは、つい先ほどしたばかりのアドバイスを、みんながよく覚えていて、
それらを、読みの中で見事に生かしてくれたことだ。
何という柔軟性!
「素直な子ほど伸びる」
これを、これをあらためて実感した一日だった。