歩くの大好き!福居万里子です。
だんだん涼しくなってきて、外を歩くのが気持ちいい季節ですね!
湯島の旅、今回が最終回です。
湯島を旅するにあたり、事前に ある人 に相談をしていました。
RKKアナウンサーのなかで1番の“ 天草ツウ ”といえば、この人です。
木村和也アナウンサー!
( 釣りロケのたびに黒くなっています )
『 湯島は島の周りを1周歩いても1時間かからない 』
『 ランチは予約しないと食べられないことがあるので事前に電話すべし 』
ふむふむ なるほど。
( ランチは木村アナなじみのお店に自ら電話予約をしてくれました。笑 )
湯島に到着したのが10:30ごろ。
昼食までには まだ時間がある。よし、歩くか!
港から時計回りに島を1周することに。
島の人手づくりの地図を参考に、ルートを確認。
猫が多いエリアには猫のシールが貼ってあります。
・・・ん?くまモンのシールも。
熊も・・・いるのでしょうか。
湯島では港の周りに住宅が密集していて、その先は海岸沿いに一本道がつづきます。
海水浴を楽しむ家族、のんびりと磯釣りする人・・・
次第に人の気配がなくなり、いつの間にか あたりには誰もいなくなりました。
歩きながら結構なボリュームで歌っても、大丈夫。
( この日の気分は 嵐の「 Oh Yeah! 」でした )
しばらく歩くと、海の向こう側に大きな山が見えてきました!
長崎県 島原半島です。
私のふるさと・長崎。
実家は普賢岳のはるか向こうなので見えることはありませんが、なんだかちょっとだけ、ホームシックのような気分に・・・
( 写真はずいぶんと楽しそうですが、心では、ね )
気をとりなおそうとあたりを見渡すと、看板が立っていました。
なになに・・・
江戸時代に起こった“ 天草・島原の乱 ”。
この湯島も無関係ではなかったようです。
一揆勢の作戦会議や武器製造の場所として重要な役割を果たしたことから、湯島は別名「 談合島 」と呼ばれるようになった、と。
へぇ~~~!またひとつ、熊本の知識が増えました。
森の中の坂道をのぼり、くだり、再び海が見えてきました。
港では、天草の夏の風物詩“ 干しダコ ”が揺れています。
( 島の猫と同じくらい楽しみだった光景です!)
そして・・・地図に貼られていた “ くまモンシールの謎 ” も分かりました。
そう、いたんです、熊が。
それはもう、たーーーーーくさん!
ほら!!!
( 漁に使う ウキ のことだった、ということにしましょう!)
そろそろお腹も空いてきたタイミングで、予約していた店に到着。
豪華な海鮮定食です!
( ウニは まだ動いていました!)
ご飯を食べている間、ここまでの道のりを思い出していました。
どんな町でも、島でも、歩いてみて気づくこと、学ぶことが必ずあります。
島の猫に癒され、海水浴を楽しみ、新鮮な海産物を味わう――もちろんこれでも十分すぎるほど魅力的です。
でも!せっかく湯島を訪れるなら!
私としては是非、島を1周歩いてみるのをオススメします。
3回にわたってお送りしました 湯島の旅。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
今回も、素敵な旅でした!