福居万里子です。
北海道で大きな地震が発生しました。
「 最大震度7 」 「 大規模な停電・断水 」 「 土砂崩れ 」
熊本地震を思い出させるようなニュースが次々と報じられました。
SNSにも さまざまな情報が飛び交うなか、次のような投稿をよく目にします。
“ 熊本地震のときは□□□だったから 気をつけて ”
“ △△△なときは ○○○するといいですよ ”
2年前の経験が役に立てば と、熊本から北海道へ たくさんの人がメッセージを送っています。
有事の際に頼りになるのは 行政機関、専門家、テレビやラジオのアナウンサーなどが伝える情報、だけではないんですね。
地震後に熊本にきた私には、そうした “ 経験 ” は語れません。
けれど、これまでの災害から学び、今後起こりうる災害に考えを巡らせ、備えることはできます。
いま、「 火の国ぼうさい塾 」に参加しています。
熊本県が主催する防災士育成のための講座で、さまざまな年代・職業の人が集まっています。
災害とは何か、どんな対策をすべきなのか、復旧・復興するために何が必要か、そこに関わってくる法律は。
さまざまな角度から 災害 を見つめ、学びます。
( 地図上で防災対策を考える災害図上訓練(DIG)の様子 )
防災士制度を紹介する冊子には、こんな言葉が掲げられていました。
『 助けられる人 から 助ける人へ 』
風水害、火山、雪害、地震、津波――
まだ講座は終わっておらず 学びの途中ですが、自分自身を、周りの人を守るため、そしてこれからの災害報道に生かせるよう ひとつでも多くの知識を身につけてきます。