少しずつ

 

今日のゲツキン中継は、

7月の豪雨災害で大きな被害を受けた八代市坂本町の「今」をお伝えしました。

 

球磨川はこれまでのようなエメラルドグリーンの美しさを取り戻していました。

 

ただ、辺りは、倒れた木々や流された橋など手つかずの状態でした。

あの時のまま時が止まったかのような光景は、胸が苦しくなる思いでした。

 

そんな中、地域の皆さんの要望に応える形で今月1日に再開したのが、

坂本温泉センタークレオンです。

地域の皆さんが集う憩いの場でもある温泉施設です。

地元の物産も並ぶ店内には、被災した道の駅坂本の商品も販売されていました。

県南地域のふるさとの味、「みょうがまんじゅう」です。

みょうがの葉に包まれたもっちりとした粘り気のあるまんじゅうの中に

優しい甘さの餡子がたっぷり詰まっています。

私が頂いたのは、そら豆餡のみょうがまんじゅうです。

ホックりとしたそら豆の優しい甘さが際立つ美味しい餡でした。

みょうがの葉の薬草のような、さわやかな香りがまんじゅうの生地にほのかに移っていて

初めての感じる美味しさでした。

 

その他にも、店内には生活用品や日用雑貨も取りそろえられていました。

坂本町では、買い物ができる店が限られているため、

すこしでも地元の皆さん、ボランティアに来られる皆さんの役に立ちたいという

お店の方の想いでした。

 

少しずつ復興へ歩みを進めています。