駅伝シーズン 高校生も実業団も“激走”

ニューノーマル。
コロナ禍でも、新しい生活様式のもとに、
様々な事柄が動き始めています。


京都・都大路での全国高校駅伝への
切符をかけた熊本県高校駅伝。

今年は、10月31日(土)に行われましたが、
コースも距離も変更され、異例の大会に。
中継所などでの密集を避けるため公道には出ず、
えがおスタジアムとその周囲を走る周回コースでの開催でした。

例年よりも距離が2.5kmほど短くなり、
5区間18.556kmで競った女子。

3連覇を狙った千原台が1区から抜け出します。
千原台は、“長い距離での粘り強い走り”が持ち味で
距離の短縮に不安を感じたこともあったといいますが、
一度も先頭を譲ることなく逃げ切り、3年連続19回目の優勝を飾りました。

男子は、7区間33.62kmと、
例年より9kmほど短くなりました。

流れを作る1区では、
九州学院と千原台が熾烈なデッドヒートを演じます。
タスキ渡し直前までもつれ、
「着差」で千原台がエース区間を制します。

一方の九州学院は、2区ですぐさまトップに立つと、
3区以降は盤石のタスキリレー。
去年、連覇が「14」で途切れ、
“ずっと負けた悔しさを思って、1年間、練習も生活もやってきた”という九州学院。
その思いを実らせ、2年ぶり35回目の優勝。王座奪還を果たしました。

男女の入賞校は次の通りです。

【女子】出場25チーム
1位 千原台
2位 ルーテル学院
3位 東海大星翔

【男子】出場37チーム
1位 九州学院
2位 千原台
3位 熊本工業
※連覇を狙った開新は4位

優勝校は、12月20日(日)に
京都・都大路で行われる全国高校駅伝に出場します。

ところで、
今年はレースの模様を生中継でお伝えしましたが、
解説は去年に続いて、肥後銀行女子駅伝部の小出優希助監督でした。

肥後銀行女子駅伝部は、11月22日(日)、今度の日曜日に
女子駅伝日本一決定戦「クイーンズ駅伝」に出場します。

  天草合宿の様子

シード権が与えられる上位8チーム“クイーンズ8(エイト)”目指し、
「一人一人がしっかりと1秒を削り出す」と意気込んでいます。

RKKテレビでも午前11時50分から生中継です。
ぜひ、ご覧ください。