熱を帯びるスタジアム 今季初九州ダービー

2023年3月19日(日)

明治安田J2第5節
ロアッソ熊本 vs V・ファーレン長崎

今季初の九州ダービー

えがお健康スタジアムに駆け付けた
今季最多7,874人の両チームサポーターの皆さんが作り上げた
最高の空気感の中でのゲームでした。

結果は2対0、ロアッソは敗れました。

ロアッソは、2試合連続3得点と良い流れで
ダービーマッチを迎えましたが3連勝はならず。
悔しい結果でした。

「長崎は、ボールがあるところに寄せるだけではなく、
“ボールを取り切りに”来ていたので、一層、圧力を感じたのではないか」と
解説の巻誠一郎さん。

その点について、平川怜主将は、
「全員がもっといいポジションや(パスを)もらえる距離感を
取り続けないといけないと思うし、きょうは孤立する場面が多かったと思う。
少し窮屈になってしまった場面もあった。サポートも少なかったし、
繋がりも少なかった」と振り返りました。
さらに、後半にはロアッソが押し込んだ時間帯もあったものの無得点だったことに、
「もう相手が(プレスに)来られない状況の中、点が取れなかったことが一番の課題。
もっと崩していけるよう質を高めないといけない」と、改善点を語りました。

一方、長崎は、開幕から4試合勝てていなかった中で今季の初勝利。
2ゴールを挙げた宮城選手が試合後のインタビューで
「人生の中でも大きな勝利」と語ったことからも、
この1試合がいかに重要なものだったかを感じ取れました。

両チームの意地がぶつかった、まさに“ダービー”。

勝ったら嬉しい、負けたら悔しい。
そこにJリーグがある。
今節も、サッカーを、選手たちの躍動を、
スタジアムの興奮を届ける役割の一端を担わせてもらったことに感謝です。

あ~、、、、悔しいっ!!!!!!

〈追伸〉
長くなったアディショナルタイムと、それに伴うトータルタイムの表示に、

きゅぅうふぅん?(9分)
ひゃぁあっぷぅん?(100分)

と思った瞬間もありました(笑)