カテゴリー別アーカイブ: 福居万里子

福居の気になる劇場

♪ど~んな色~が好き?

・・・白 ♪   福居万里子です。

( でも、白いクレヨンって なかなか なくなりませんよね )

 

夕方Live ゲツキン!毎週金曜日のコーナー、

「 福居の気になる劇場 」。

気になるモノ、気になるヒト、気になるニュース・・・

身近な話題を私目線で、紙芝居でお伝えしています。

 

先日、番組宛にメッセージをいただきました。

お褒めの言葉、ありがとうございます。

( 小さなお子さんが見てくれていることに、思わずほっこりしました )

 

「 どうして上手いのか? 」

上手いかどうかの評価は人それぞれだとは思うのですが、

少なくとも、絵を描くのは 好きです!

 

幼稚園から小学校にかけて、『 お絵描き教室 』に通っていました。

絵画教室、というような高尚な感じではなく、本当に『 お絵描き 』です。

当時の写真があるのですが、この程度です。

( 子どもらしい、大胆な?画風ですね )

 

それはさておき、メッセージ、とってもうれしいです!

OAでは 1枚あたり十数秒しか 披露することができません。

せっかくですから、このブログに残しておこうと思います。

 

1月17日 放送 「 市長のオシゴト 」から

大西一史 熊本市長の元を訪れた、著名人のみなさん

 

山下達郎さん に ラブレターを送ったエピソードも。

( これは さすがに 似てないなぁ )

 

 

1月24日 放送 「 2年連続で大当たりがでた 宝くじ売り場 」から

洋平さんをモデルに『 10億円当たったら 』シミュレーション

 

1月31日 放送 「 熊本イチの愛妻家は 誰だ 」から

“ 戦国イチの愛妻家 ”? 細川忠興 と 妻・ガラシャ

 

2月7日 放送 「 合格祈願!日限地蔵 」から

にっぽん昔ばなし・・・ではなく、 “ 熊本 ” 昔ばなし

( この日、あまり時間がなく 背景の夕焼けまで塗れなかった・・・くやしい )

“ 今日のまとめ ” も、しれっとエンディング風。

( お子さんたちには ピンと来なかったですかね )

 

去年の番組スタート前、プロデューサーから提案されました。

「 毎週金曜日に3分間あげるから、何か自分のコーナーを考えて 」

 

いろんな世代が楽しめる番組にしたい

「 へぇ~ 」と 新たな発見がある番組にしたい

それでいて、自分らしさ を 出したい

 

そして 生まれたのが「 福居の気になる劇場 」です。

 

最近は、「 紙芝居?・・・あ、見たことある!」という反応があったり、

社内で絵を描いていると、「 今日はどんな話?」と声をかけてもらったりするようになり、

とても励みになっています。

 

せっかくの貴重な3分間。

視聴者のみなさまをガッカリさせないよう、これからも頑張ります!

今週もお楽しみに(^^)♪

 

~ おまけ ~

愛用している色鉛筆セットです。

いちばん先になくなりそうなのは・・・

“ 黒 ” です!

( よく使いますからね )

 

私が子どものころによく歌っていた この歌、

今の子どもたちも分かるのでしょうか?

いつのまにか

ブログでは お久しぶりです、福居万里子です。

 

私としたことが・・・4か月も更新していませんでした。

 

その間に国際スポーツ大会が終わり、

( ラグビー・フランス代表チームのみなさん )

 

RKKきらきらファクトリー や クリスマスが過ぎ去り、

( たくさんのご来場、ありがとうございました! )

 

2020年を迎え、

( 熊本中央郵便局の “ せんば郵太 ” お正月 ver )

 

ついに2月になってしまいました。

 

『 年をとると 時が過ぎていくのが 早く感じるようになる 』

これまでに いろんな先輩たちに言われてきましたが、

まったくもって その通りで、びっくりです。

 

一方で、この年齢になってなお、初めての経験・挑戦もあり、勉強の毎日です!

 

取材のこぼれ話 や プライベートでの出来事など、

私のパーソナルな部分を惜しみなく表現できる この場所(ブログ)を、

改めて大切にしたいと思います。

 

とても遅くなってしまいましたが、

どうか ことしも、

番組、そして このブログを よろしくお願いします。

ありがとう

祖父、父、兄、弟・・・実は 鉄オタ の家系です、福居万里子です。

( 主に “ 乗り鉄 ”、たまに “ 廃線鉄 ” も )

夕方Live ゲツキン!開始にあわせ、ことし4月から熊本市内を走り続けた「 ゲツキン電車 」。

町なかで遭遇するたびに撮影していたのですが、お気に入りはこの1枚。

「 熊本城 と ゲツキン電車 」

( なかなか いい写真でしょう? )

前面に番組ロゴ、側面にはMC3人が どど~ん と。

実は一度だけ、運よく乗車したこともあります。

写真の本人が乗るのですから、何か周りからのアクションがあるのでは・・・?

 

結果、誰も気づかず。何も起こらず。

当然、運賃もふつうに払います。

そんなもんです。

 

それにしても、嬉しいけれど、やっぱり恥ずかしい・・・そんな半年間でした。

そう、先月末で半年間の運行を終えたのです。

 

ついにラッピングシートが剥がされるという日・・・

熊本市交通局の許可をもらい、立ち会うことに!

車両の保管・メンテナンスを行う上熊本車庫です。

あぁ、お別れとなると、やっぱり淋しい。

あんなに恥ずかしかった側面部分も、今なら並んで撮っちゃう!

( こうしてみると、本当に大きい! )

いよいよ、剥離作業へ。

見覚えのある、緑色のラインが見えますね。

「 せっかくなら どうですか 」と言っていただき、最後の部分は私が剥がすことに。

ぺりぺり・・・

これで、完了です。

2時間ほどで元の姿になりました。

車両番号「 1355 」、これからも町で見かけたら応援します!

 

上熊本車庫のみなさんには、メンテナンス等でたいへんお世話になりました。

また、SNS等で「 ゲツキンの電車見かけました 」といった投稿をしてくださった方もいました。

うれしかったです、ありがとうございました!

そして「 ゲツキン電車 」よ、ありがとう!おつかれさま!

 

~ おまけ ~

番組ロゴの部分とMC3人の写真部分は、丁寧に剥がしてくださり・・・

今回は特別に!いただいたのです。

スタジオに持ち込んで、洋平さんと記念写真(^^)♪

よ~く観察すると、ホコリ や 雨が流れた跡が残っているんです。

大切に、保管します!

むずかしくて、たのしい

子どものころ好きだった絵本は 『 ぐり と ぐら 』、福居万里子です。

( あの、きいろいカステラのおいしそうなことといったら・・・ )

 

RKKアナウンサーが県内の小学校に出張し、物語の朗読を行う

「 RKKボーイズ&ガールズ お話し会 」。

先日は福島アナウンサーとのコンビで碩台小学校を訪問しました。

( ステキなモニター画面の用意、ありがとうございます )

 

実は今回、結構キンチョウしていました・・・

このお話し会で扱う物語にはいくつかのレパートリーがあるのですが、

今回は私の希望で、新しい作品に挑戦することになっていたからです。

 

宮沢賢治の作品 「 どんぐり と 山ねこ 」 。

 

この作品との出会いは今年6月。

系列の垣根を越えて全国のアナウンサーが東京に集い、技術を磨く研修会に参加しました。

「 ニュース読み 」や「 スポーツ実況 」、「 インタビュー 」など、それぞれの課題に向き合うなかで、

私が参加したのが「 ナレーション 」。

声優の池水通洋さんを講師に迎え、番組ナレーションや物語の朗読の極意を学びました。

その中で実践課題になったのが、この作品だったのです。

ナレーション研修には7人のアナウンサーが参加。

ひとりひとりでセリフの解釈が微妙に異なり、ちがった表現をするのが興味深い!

そして、池水先生の朗読・・・間近で見て・聞いて、それはそれは感動しました!

 

宮沢賢治独特の、どこか不思議で、それでいて美しい情景描写の数々や、個性的な登場人物、

“ そうきたか ” と思わずうなる展開――

私なりの表現で朗読がしたい。

そして、子どもたちは、どんな反応をするだろう?と思ったのです。

結果、碩台小学校のみんなはとても真剣に、楽しんでくれました。

目をつむって金色の草地や山ねこの姿を想像する子、

どんぐりの言い争いに笑う子、山ねこの怒鳴り声に驚く子・・・

とってもやりがいのあるお話し会でした。

 

日本語をただ読み上げるだけなら、小さな子どもにだってできる。

だからこそ、ナレーションは努力のしがいがあって、むずかしくて、たのしい。

改めて 感じています(^^)

 

碩台小学校のみなさん、最後は 歌のプレゼント まで ありがとうございました!

ミュージカル、頑張ってくださいね♪

新海誠 監督 × 熊本

映画のおともは必ずバター醤油味のポップコーン、福居万里子です。

( 近日公開映画の予告の段階で半分なくなります )

 

みなさんはご覧になりましたか、映画「 天気の子 」。

記録的なヒットとなった「 君の名は。 」から3年、新海誠監督の最新作です。

舞台は、雨が止まない異常気象となった東京。

家出少年・帆高が “ 100%の晴れ女 ”・陽菜と出会い、世界を変えてしまう――?

新海監督ならではの世界観、美しい風景描写、生き生きとしたキャラクターたち、RADWIMPSが手がけた音楽が見事に融合。

私は公開初日に観に行って以来、3回 劇場に観に行きました(!)

 

その新海誠監督と、主人公・帆高役の醍醐虎汰朗さん、ヒロイン・陽菜役の森七菜さんが、舞台挨拶のために熊本にいらっしゃったタイミングでインタビューさせていただけることに!

( 舞台裏でも和やかなムードのお三方でした )

 

ゲツキン!では紹介しきれなかったエピソードもたくさんありました。

せっかくなので、このブログに書き留めておこうと思います。

ここから先、ちょっと長くなりますので ご注意ください・・・

 

《 くまモン が 出演!? 》

「 天気の子 」には、実はくまモンが“ 出演 ”しています。

しかも2か所も!

『 物語を、観客のみなさんが暮らす世界で起こっていることと意識してほしく、そのために実在する場所や建物、企業や商品をそのまま描きリアリティを出す 』という新海監督。

その演出のひとつとして、誰もが知っていて、日常生活でよく見かけるキャラクターとして、くまモンを選んだそうです。

もちろん、描くにあたっては 熊本県へ「 使用許可 」もとったそうですよ。

ちなみに・・・くまモンの出番は、【 冷蔵庫に貼ってあるマグネット 】と、もうひとつ。

みなさんも探してみてください(^^)♪

 

《 ぜひ、次回作の舞台に熊本を! 》

今回のインタビューで、ある意味いちばんの目的がコレでした。

美しく緻密な風景描写でも知られる新海監督の作品。

その多くは実在する場所であることから、ファンによる “ 聖地巡礼 ” も盛んです。

熊本には映画にはもってこいな、海・山・川、そして歴史と文化がつまっています。

それならば、次回作の舞台を是非、熊本に・・・!と、おねだり!

お忙しい3人を外にお連れすることはできないので、今回はドローンで撮影した熊本の美しい景色の映像を持ち込み、プレゼンを強行。

参考映像は「 ソラカラ 」です。

( 毎週土曜・午後5時26分~/ゲツキンでも木曜日に放送 )

阿蘇、産山村、牛深、山鹿、小国町、南阿蘇鉄道、熊本城・・・と、とにかく様々な場所の映像をお届けしました。

( 時間の都合上、監督に見ていただくことができなかった地域のみなさま、すみません )

醍醐さん、森さんからは「 どの風景も素敵で、新海監督作品の登場人物が走っているような姿が思い浮かぶ 」という感想をいただきました。

新海監督も、「 どこも美しく、行ってみたくなった 」とのこと。

なかでも南阿蘇鉄道については単線であることに注目し、「 まっすぐのびる一本のレールが美しく、その先に何があるのか想像させられる 」とまで!

これは・・・次回作の舞台は熊本、なくもなくもなくもない、のでは!?楽しみです。

 

《 熊本に来ることができて、よかった 》

実は、新海監督にとって今回のキャンペーンが初めての熊本訪問でした。

3年前、「 君の名は。 」の公開にあわせて全国を回った際、熊本には来ることができなかったそうです。

あの年、熊本地震が発生し、映画館も被災、休業がつづいていました。

いつも行く映画館が閉まっているので、遠くの映画館まで「 君の名は。 」を観にいった、という人も少なくないはずです。

3年前を振り返り、こうしたことをお話しすると、新海監督は「 やっとこうして熊本に来ることができた。映画館が “ 普通に ” 営業できていて、観客のみなさんが作品を見て楽しんでくださっている、それを見ることができて本当にうれしいです 」と仰いました。

待ちに待った最新作、というだけでなく、「 あの年から3年 」 と、いろんなことを思い出すインタビューとなりました。

 

新海誠監督、醍醐虎汰朗さん、森七菜さん、ありがとうございました!

「 天気の子 」 全国東宝系で公開中です!

今から、晴れるばい!

 

 

くまもと旅日記 「 笑顔満開 の 南阿蘇 」

自宅で育てている ヒマワリ が もうすぐ咲きそうです、福居万里子です。

 

先日、南阿蘇村に行ってきました。

というのも、SNSで“ ある投稿 ”を見かけたからです。

 

~ とあるTwitter投稿から( 要約 ) ~

南阿蘇村 一心行公園そばのヒマワリ畑の一部の花が、先日の台風の影響で被害を受けました。

広大な敷地に咲くヒマワリは、ご夫婦2人で毎年育てているものです。

折れてしまったものも、洗えばまだまだ美しいヒマワリです。

どうか どなたか、もらっていただけませんか?

ご夫婦の想いを大切にしたいです。

 

ヒマワリ畑を管理するご夫婦にかわって、事情を知る別の方が呼びかけていたのです。

( ご夫婦に確認のもと、情報発信されたものです )

 

そして、ヒマワリ畑に行ってみると・・・

南阿蘇の雄大な山々を背景に、元気いっぱいに花を咲かせるヒマワリたち!

これ以上ないくらい、見事な景色です。

カップルや家族づれなど、たくさんの笑顔にあふれていました。

 

SNSの情報通り、畑の一部には台風の爪あとが・・・

しかし!よ~く見てみてください。

倒れてもなお、太陽の方を向こうと懸命に茎を曲げて伸ばす健気なヒマワリも!

( 感動して、ちょっと泣けました )

 

完全に折れてしまったものは、呼びかけの通り持ち帰ることができます。

( 福居も、持参したハサミで )

私のほかにもSNSを見てやって来たというグループがいました。

誰かを笑顔にするSNSのチカラって、いいですね。

台風の被害はとても残念でしたが、

折れてしまったヒマワリが、今度は別の場所で誰かを笑顔にしているのだとしたら、

きっとご夫婦もうれしいのではないか――

そんな想像を勝手にふくらませた、南阿蘇の旅でした。

 

 

~ おまけ ~

糸永アナがブログにつづっていた「 RKKAB 」のイベント。

私も一緒に参加しまして、たくさんの方と直接お話することができて、とってもうれしかったです!

・・・ということで、南阿蘇でも“ 勝手にRKKAB ”、やっちゃいました。

コラボの相手は、南阿蘇のパン屋さん「 パンダイゴ 」です。

KABの土曜朝の番組「 くまパワ+ 」で おなじみですね♪

ダイゴさんの店は熊本地震で被災し、しばらくの間 休業を余儀なくされました。

RKKで復活までの道のりに密着したご縁があり、私も以前からお世話になっていたのです。

 

「 くまパワ+ 」の企画「 パン菜園 」では、ダイゴさんの店の敷地で野菜を育てています。

ダイゴさんのご好意で、少しおすそ分けしてくれました。

( 立派なオクラ!ありがとうございます )

 

南阿蘇でも進行中の!?RKKAB、これからも期待してください(^^)♪

くまもと旅日記 「 本妙寺・頓写会 」

階段を上ると息切れします、福居万里子です。

ひとつ前のブログで糸永アナがつづっているように、夕方Live ゲツキン!では毎週 旬なスポットから中継をお届けしています。
熊本生活3年生の私には、そのひとつひとつが新たな発見の連続。
「 行ってみたい! 」と好奇心がかきたてられます。

今週火曜日、イズミダさんがリポートしたのは、本妙寺の頓写会。
火曜MC・まさやんさんが「 日没からが綺麗だよ 」と薦めてくれたので、OA後に行ってきました!
ニュース映像では見ていたのですが、実際に行くのは初めてです。

大きな大きな仁王門。
熊本地震の影響で、いまだにくぐることはできません。
参道に連なる石灯籠も、多くが倒れたままです。
それでも、まさやんさんの言ったとおり、本当に綺麗でした。

長い長い石段は、30過ぎの私には結構キツかったです。
けれど、私よりもずっと年上であろう ご年配の方々が、杖をつきながら、手すりを頼りにしながら、時間をかけて一歩ずつ本堂を目指す姿を見て、
この場所がどれだけ大切なところなのか、
この“ 頓写会 ”がどれだけ大切な日なのか、
教えられた気がします。

地震前の頓写会は 出店が連なり、道行く人たちの肩がぶつかるほどのにぎわいだったそうですね。
もちろん、そんな活気ある雰囲気も素敵なのでしょうが、初めて訪れる私にとってはこの景色だけで十分すぎます。

1人で石段を上るご高齢の男性に、「 荷物持ちますよ 」と声をかける男子高校生グループがいました。
虎の笹守を手に歩けば、見知らぬおばあちゃまから「 頓写会に行ったのね、ごくろうさま 」と話しかけられました。
この日、私は ひとりで行ったのですが、淋しさなど感じない、なんだか胸が温かくなる夜の散歩となりました。

~ おまけ ~
本妙寺周辺を散策するなかで、もうひとつ楽しみだったのが「 ポケモンGo 」です。


“ 麦わら の ピカチュウ ”、かわいい・・・!
先日「 気になる劇場 」でもご紹介した、熊本地震からの復興支援プロジェクト。


人気漫画「 ONE PIECE 」と スマホゲーム「 ポケモンGo 」のコラボレーションです。
「 ポケモンGo 」配信当初は私も楽しんでいましたが、いつのまにかご無沙汰に・・・
今回の取材のためにインストールしなおし、再び始めたのですが、やっぱり楽しいですね。
ポケストップ(※)の説明をひとつひとつ読みながら散策すると、
「 この銅像って そんな名前だったんだ 」
「 こんなところに お地蔵様があるなんて知らなかった 」など、
町の歴史や暮らしを再発見することができます。
安全に・マナーを守ってプレイすれば、こんなに有意義なゲームなのだと、再確認しました。

※ ポケストップとは
建物や店の看板、公園に設置されたモニュメントなど、町なかに実在する場所や物がゲーム内でのランドマークになっています。近くに行ってタップするとアイテムがもらえるほか、写真とともにその名称やエピソードなどが表示される仕組みです。

“ おまけ ” なのに 長くなってしまいました。

お願い

防災士 の 福居万里子です。

今回は、防災士として お話します。

 

ニュースでお伝えしていますように、九州を中心に雨が続いています。

そして、熊本県でも3日から4日にかけて 【 記録的な大雨 】 となるおそれがあります。

気象庁がきょう緊急の会見を開き、「 九州では大雨となり、災害が発生するおそれが高まっている 」 と 厳重な警戒を呼びかけました。

 

気象予報士の栗原さんの解説でも、

【 先日の大雨よりも さらに多くの量が降るおそれがある 】

【 ピークの時間帯は 予想から変わる可能性もある 】 と ありました。

 

平成24年、29年の九州北部豪雨、そして去年の西日本豪雨――

私たちは大雨による水害、土砂災害の恐ろしさを知っているはずです。

自分の命を守るため、大切な人の命を守るため、いろんなアンテナをはり、情報を集めることから始めませんか。

 

お住まいの自治体が出す防災・避難情報を確認してください。

情報を集めるための手段を確保してください。

その情報を、周りの人と共有してください。

 

RKKも、テレビ・ラジオ・ホームページ・SNS で 発信します。

被害を最小限にするために、 “ あのとき こうしていれば ” を ひとつでも 減らしましょう。

 

防災士といっても まだまだ勉強中のひよっこですが、それでも、これを読んでいる あなたに 届きますように。

お願いします。

 

【 防災士とは 】

防災士資格は民間資格であり、特定の権利が得られる、もしくは行動が義務付けられるということはありません。

平常時は地域・職場での防災啓発や訓練を実施し、必要に応じて防災講演、災害図上訓練、避難所訓練などでリーダー役を果たすとともに、自主防災組織や消防団の活動に積極的に参加します。

災害時は避難誘導、初期消火、救出救助活動や被災地支援にあたります。

( 日本防災士機構ホームページから要約 )

 

 

 

気になる劇場

子どものころ「 お絵描き教室 」に通っていました、福居万里子です。

( 絵画教室というほど格式高い感じではなく、あくまで “ お絵描き ” でした )

 

夕方Live ゲツキン!金曜日にお届けしています「 福居の気になる劇場 」。

私が気になっているモノやヒト、ニュースなどを独自に取材し紙芝居にしています。

デジタル化の流れに逆行する、なんともアナログな試みです。

 

紙芝居は福居の手づくり。

自分で撮影した写真や自作のイラスト、直筆の文字を使ってレイアウトします。

静止画だけで話を展開するのは動画編集とはまたちがう難しさを感じるものの、取材も制作も、とても楽しいです。

これまで取り上げたテーマは

「 金継ぎ 」

「 阿蘇西小の巨大金魚 」

「 甲玉堂の名前入りえんぴつ 」

「 阿蘇中岳の火映現象 」

( 撮影:佐々木浩二さん )

「 南極から帰ってきた熊本県民!? 」

 

そして今週は、熊本中央郵便局のポストの上にいる たぬき “ せんば郵太 ” の衣替えの舞台裏でした。

クリスマスにバレンタイン、花見など、季節ごとの装いがいつも可愛い!

どんなふうにコーディネートしているんだろう?と、気になっていたのです。

( 中央郵便局 勤務 の 板床さん )

取材して分かったのですが、実は、着せ替えに必要なアイテムはポケットマネーで購入しているそう・・・

郵便局を訪れる人を楽しませたいという、郵便局員さんの気持ちがつまっているんですね(^^)

これからも、街角のちょっとした “ 気になる ” を福居目線で調査し、お届けします。

楽しみにしていてください♪

 

~ おまけ ~

毎回登場する表紙は、“ 劇場 ” らしく、舞台をイメージしています。

私の自画像は口元のほくろがポイント。

そして こちらは・・・

そう、熊本の郷土玩具「 おばけの金太 」です。

おばけの金太をつくっている人形師・厚賀新八郎さんとは、昨年度展開した「 新・くまもとの残したい風景 」の取材をきっかけに親しくさせていただいています。

今回、表紙に描く際にも厚賀さんに許可をいただきました。

厚賀さん、ありがとうございます(^^)

九州 旅日記 ~ 長崎・学び編 ~

福居万里子です。

 

休みを利用して帰省した、ふるさと長崎。

少し足をのばして訪れたのは、島原市・雲仙岳災害記念館です。

雲仙普賢岳で大火砕流が発生したのは平成3年。

当時わたしは4歳で、記憶はありません。

 

展示室には当時の様子が再現されています。

日常生活を奪われた「 ふるさと 」の姿に噴火災害の恐ろしさを感じる一方で、どうしても目に入るのが、マスコミの撮影機材でした。

テレビカメラ、三脚、仕事で見慣れているものばかりです。

 

火砕流に巻き込まれる直前まで記録していた、ある放送局のテレビカメラ。

復元されたテープの映像はノイズだらけです。

撮影していたカメラマンは、このときに亡くなっています。

当時の報道姿勢をめぐって様々な意見があることは、放送に携わる者として理解しているつもりです。

周りの見学者の方々はどんな気持ちでこのボロボロの撮影機材を見つめているだろう、考えただけで心臓がぎゅっと締められるような、何ともいえない気持ちになりました。

( 世界の火山を学ぶコーナーには阿蘇山も )

 

雲仙岳災害記念館がある「 がまだすドーム 」を出てからは、近くにある道の駅へ。

土石流で埋まってしまった家がそのまま残されています。

あの日から時間が止まったままの旧大野木場小学校も見てきました。

先月、阿蘇中岳の噴火警戒レベルが2になりました。

もちろん当時の雲仙普賢岳と現在の阿蘇中岳とでは、状況は全くちがいます。

それでも、島原で見た光景を思い出すと、「 もし・・・ 」と考えてしまうのです。

 

災害記念館で見た映像の中に「 当時、火砕流なんて言葉も知らなかった 」という主旨のインタビューがありました。

火山や噴火災害について、私が偉そうに言えることは何もありません。

しかし、正しい知識を身につけることが、人の命や生活、ふるさとを守ることにつながると思うのです。

必要以上に怖がらない、かといって油断もしない。

放送局の一員として、防災士として、熊本県民として、“ 知る ”ことが大切なのだと、改めて気を引き締めた長崎の旅でした。