カテゴリー別アーカイブ: 福居万里子

『 人生は よろこばせごっこ 』

熊本市現代美術館の「 やなせたかし展 」が、ついに閉幕しました。

なんと・・・会期中には5万7千人を超えるお客さまが来てくださいました!

ありがとうございました!!!

やなせさんの言葉を時間をかけて読みこむ人

弟への想い や 平和への願いに触れ、涙する人

原画の美しさを目に焼き付けようと作品の前に佇む人

そして、絵本を手にとって 子どもに読み聞かせる人・・・

 

本当に、世代を問わず愛された展覧会でした。

 

やなせさんの人柄は、会場でみなさんが感じられた通りです。

それだけに、関連イベントでも やなせさんの優しさが伝染したような、

温かい空気に包まれることが本当に多かったです。

( 朗読会に来てくださった みなさま と )

 

そして、イベントやコンサート、ラジオの特別番組など

何度も朗読させていただいた 絵本『 やさしいライオン 』。

この作品は、私の生涯における “ 宝物 ” になりました。

開幕前は表紙を見ただけで物語を思い出し涙ぐんでしまって・・・

泣かずに読み遂げられるだろうかと不安でしたが、

何度も何度も練習して、何度もみなさんに聴いていただけたことで

せつない物語に ただただ涙するのでなく、

やなせさんが伝えたかったという “ 愛と勇気 ” を感じながら

温かい気持ちで作品に向き合えるようになっていました。

( 物語の世界観を音楽で表現してくださった 正源司さん・兼武さん )

 

アンバサダー活動を通じ、会場にいらした たくさんのみなさまと

素敵な時間を共有できたことを、心から幸せに思います。

( いっしょに広報活動をした(?)息子たち! )

 

やなせさんが遺した作品や言葉は、私たちの心に生き続けます。

みなさまとやなせさんの熊本での “ 出会い ” が、

この先ずっと みなさまの心を温かく照らしつづけますように。

“ ひとは ひとを よろこばせることが いちばん うれしい ”

“ 人生は よろこばせごっこ だよ ”

ご来場ありがとうございました!

開幕!やなせたかし展

熊本市現代美術館に出現した、可愛くて大きな垂れ幕!

やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ 熊本展!

ついに!はじまりました~!

 

会場入り口では “ やなせうさぎ ” が お出迎え♪

人を おもてなし することが大好きだった やなせさん らしく、

タキシード姿で、ちょっと気取ったポーズのいで立ちです。

会場内の資料はカメラ撮影できないものが多いのですが、

この入り口付近は撮影OK!

いろんなポーズで記念写真を残してくださいね☆

( チケットの半券も めちゃくちゃ可愛くて・・・!自宅に飾っています )

 

開幕直前には「 NEWSゲツキン 」で展覧会の見どころを少しだけ お見せしました。

【 RKK NEWS DIG 】では 動画で ご覧いただけます♪

やなせたかし展 26日開幕! 熊本市現代美術館で6月30日まで | TBS NEWS DIG (1ページ)

 

きっと、訪れるたびに新たな発見があるはず――

何度でも遊びに来てくださいね◎

 

【 やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ 熊本展 】

4月26日(土)~6月30日(月)/熊本市現代美術館

やなせたかし展 – 開催概要

 

今後も ブログ や instagram で、展示内容 や 関連イベント・グッズ などを 紹介します♪

熊本地震から9年

福居万里子です。

阿蘇神社の近くに咲いていたサクラです。

今月11日まで開催中の『 阿蘇ちょうちん祭 』。

 

熊本地震の教訓と復興の想いをつなぐため、2年前に始まりました。

ちょうちんに下げられた短冊には、阿蘇のみなさんの願いがしたためられています。

夜になると、それはそれは 幻想的な雰囲気でした。

提灯の灯りには、全国で相次ぐ災害の犠牲者への鎮魂の祈りも込められています。

 

例年よりも長く咲いてくれたサクラの花は散り、新緑の季節に。

熊本地震から9年目の春が終わろうとしています。

今年もRKKのテレビやラジオで『 熊本地震 』を伝える中、

私も取材・放送に携わりました。

 

【 熊本城 】

「 NEWSゲツキン 」では 熊本城・本丸御殿、そして宇土櫓を取材しました。

本丸御殿といえば天守閣と並ぶ人気を誇る場所ですが、

地震による被害の複雑さ故に 修復方法の検討に時間がかかり、ほぼ手付かずの状態です。

それだけに自身の爪痕は生々しく、その一つ一つが胸に刺さるような感覚でした。

本丸御殿の復旧完了は2032年度を目標にしています。

RKK NEWS DIG で、リポートをご覧いただけます。

【カメラが潜入】熊本城「本丸御殿」は今、どうなっている? 実は復旧完了後も「立ち入り禁止」の場所がある | TBS NEWS DIG

 

また、宇土櫓では解体工事現場から中継。

約1年ぶりに工事現場に入りましたが、その変貌ぶりに驚きました。

復旧のために一度すべて解体している最中で、古い柱があらわに・・・!

外観上“ 比較的 被害が少ない ”と思われがちだった宇土櫓ですが、

ひとつひとつの柱を見ると、そのダメージはひどく、改めて地震のエネルギーを恐ろしさを感じます。

月に一度、特別公開も行われています。

シャチホコや瓦の展示など、今しか見られない姿を焼き付けてほしいです。

宇土櫓も、本丸御殿と同じ2032年度の完全復活を目指します。

 

【 よかもんね!ましき 】

熊本地震 本震が発生した日・4月16日は、

益城町の「 よかもんね!ましき 」から「 とんでるワイド 」の公開生放送。

この店は、9年前の地震発生直後、

従業員のみなさんも被災している中で 売り場の品を地域の人に放出したという逸話があります。

 

“ 困っている地域の人を助けたい、チカラになりたい ”

 

あのときの絆は今も消えず、地域の人を愛し、地域の人に愛される店です。

あのときのことを忘れないように。

そして、みんなで前を向けるように。

4月16日の『 復興未来市 』は驚きの価格で大売出し!

信じられないサービス価格に、私も思わず笑ってしまいました。

 

この日の放送では、私は防災士として『 パッククッキング 』を紹介しました。

食材と調味料をポリ袋に入れて、袋ごと湯せんで加熱。

出来上がったら、これまた袋から直接食べる!という災害時に便利な調理法です。

一度に複数のメニューを個別に作ることができるほか、

食材に手が触れる機会を減らして食中毒を防止し、

さらには、皿を洗う水も節約できる・・・災害時に便利な調理法です。

( 栄養・うま味を逃がさないというメリットも! )

 

我が家では2歳の長男にも食べさせました。

普段 食べ慣れている食事とは少し違う風味・食感でしたが、すんなり完食しました。

一度つくって、食べてみる、ということが大切です。

 

『 パッククッキング 』を紹介したコーナーはPodcastでお聞きいただけます。

福居万里子アナの~おかあちゃんのポケット・防災版~ 🥕冷凍野菜でつくるピラフ🥓 災害時の調理法!パッククッキング | radiko(ラジコ) | ラジオやポッドキャストがスマホ・PCで聴ける

 

 

【 避難訓練アプリ『 ひなんチャレンジ in ケングン 』 】

スマホアプリを使って、ゲーム感覚で避難訓練ができるという『 ひなんチャレンジ in ケングン 』を体験。

実在する町・健軍を舞台に街を歩くコンテンツで、

緊急地震速報 → 震度7の揺れ → 避難所へ!というシナリオをもとに行動します。

普段なら5分もかからない道のりですが、

助けを求める人に出会ったり、余震に襲われたり・・・

地震発生後の “ まさか ” を体験することで、いろんな発見や気づきがありました。

( シナリオを制作した黒瀬さんは県職員で災害対応経験も豊富! )

“ 防災って 難しそう ”、“ よく分からない ”という人にこそ!

無料でダウンロードできるので、ぜひ家族や友人と体験し、意見を交わしてみてください◎

 

▼『 ひなんチャレンジ in ケングン 』を体験するには

スマホアプリ「Lovatone(ロケトーン)」をダウンロード(無料)してください。

その中のコンテンツに「 ひなんチャレンジ in ケングン 」があります。

※位置情報を使用するため、実際に現地(健軍)に行かなければツアーを進めることはできません

※プレイ中は「歩きスマホ」にならないように注意してください

 

NEWSゲツキンでのリポートは こちらでご覧いただけます↓

ゲーム感覚で避難訓練!「ひなんチャレンジ」 避難所にたどりつくまで多難 | TBS NEWS DIG

 

 

熊本地震から9年――

9年前のあの日、私は熊本にいませんでした。

“ あの瞬間 ”を経験していないからこそ、これからも取材し、

≪ 熊本地震 ≫ を理解する努力を続けます。

 

愛と、勇気と、喜びと!

こどもたちのヒーロー、アンパンマン。

「 なにが きみのしあわせ? 」と口ずさみ、クレヨンを握れば自然と丸い顔を描く・・・

そんな幼少期の記憶、きっと みなさんにも あるのでは。

 

私にとって、アンパンマンは “ 日常 ” だったように思います。

 

その、アンパンマンの生みの親・やなせたかしさんが

生涯を通して紡いだ温かい世界を見つめる大規模展覧会

『 やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ 』

熊本市現代美術館で4月26日(土)に開幕します。

 

実はこの展覧会、全国各地を巡回するのですが、

なんと、熊本がスタートの地なのです!

 

そして・・・光栄なことに、その熊本展の【 公式アンバサダー 】に

私、福居万里子が任命されました!

「 あ、あんばさだー・・・? 」

最初に聞いたとき、そのオシャレな響きに面食らうと同時に、

そんな大役が私に務まるのかと、正直すこし戸惑ったのですが・・・

( アンバサダーとは分かりやすく言うと “ 宣伝大使 ” らしいです )

とても素敵な展覧会に携われると思うと胸が高鳴って、僭越ながら拝命いたしました。

さっそく、テレビ・ラジオのCMナレーションを収録し、すでに放送が始まっています♪

 

やなせたかしさんといえば、もちろん「 アンパンマン 」。

けれど、ほかにも数えきれないほどの名作・名曲・名デザインを残しました。

 

たとえば、誰もが一度は口ずさんだことのある曲のフレーズ

“ ぼくらは みんな 生きている 生きているから 歌うんだ ”

そう、この「 てのひらを太陽に 」も、作詞したのは やなせさん!

( 少し前までは、私も知らずに歌っていました! )

 

展覧会では そうした作品の数々を見つめるとともに、

やなせさん自身の姿も深掘りします。

 

期間中は展示だけでなく、絵本の読みがたり や ミニコンサートも♪

私もそれぞれの場面でナビゲートさせていただく予定です。

 

素朴だけれど胸に刺さる言葉の数々、

美しくも穏やかなタッチで描いた風景やキャラクターたち――

 

やなせさんが紡いだ あの温かい世界を、ぜひ一緒に冒険しましょう!

【 やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ 熊本展 】

4月26日(土)~6月30日(月)/熊本市現代美術館

やなせたかし展 – 開催概要

 

※アンパンマンのおもちゃは福居私物です

“ ゲツキン ” !!

福居万里子です。

最新ニュースから流行のグルメ、地域に伝わる歴史・伝統、レジャースポットまで・・・

あらゆる熊本の情報を取材し お届けしてきた『 夕方Liveゲツキン! 』が、

3月21日(金)にエンディングを迎えました。

 

ご存じなかったり、もうお忘れだったりする方も多いと思うのですが、

番組スタート時からの約4年間 MCを務め、

産休・育休を経て復帰してからも中継リポーター や 特集制作、

ナレーションなどで携わってきました。

番組は、令和という新時代の幕開けとともにスタート。

熊本城天守閣の復活、新阿蘇大橋の開通、

サクラマチクマモト や アミュプラザくまもと などの大型商業施設の誕生など

県民のみなさまと復興・発展の喜びを分かち合い、

 

新型コロナという未知の恐怖と混乱、豪雨災害など

県民のみなさまと困難に向き合ってきた6年間でした。

 

私自身にとっては、

 

“ 月曜日から金曜日まで ” しかも “ メインキャスター ” という重責と

経験と語彙力が豊富で、表情豊かな まさやんさん、田中洋平さん という

たくさんの県民に愛される おふたりの隣に座るワクワク感と

 

「 福居の気になる劇場 」という私の代名詞ともいえるコーナーで試行錯誤した時間と、

後輩たちへ託した想いと・・・

いろんな感情と思い出がつまった番組でした。

 

 

番組終了にあたっては、たくさんの労いの声が届いたと聞いています。

スタッフ一同、感謝の気持ちが尽きません。

“ 視聴者のみなさんと喜怒哀楽をともに ” という

私のアナウンサーとしてのモットーを体現した番組だったと、改めて感じます。

 

一方で、日々めまぐるしく世界は動き、熊本も変化しているように、

RKKの取材・放送も、歩みは止めません。

 

3月31日(月)からは、装いを新たに『 NEWSゲツキン 』が はじまります。

『 夕方Live 』の名前は変わりますが、

『 ゲツキン 』に込められた『 日々をみなさんとともに 』というスピリットは、

新しい番組へと受け継がれます。

 

この先もずっと、熊本のみなさんに愛されるニュースでありますように。

6年間、見守ってくださって ありがとうございました!

これからも よろしくお願いいたします。

 

新番組 『 NEWSゲツキン 』 は こちら!

NEWSゲツキン|RKK熊本放送

 

トミカ博 で 遊ぼう ♪

新年のご挨拶を申し上げます、福居万里子です。

2025年も、よろしくお願いいたします。

 

年が明けたら・・・と、楽しみにしていたイベントが、ついに はじまりました。

トミカ博 in KUMAMOTO!!!!

 

もうすぐ2歳になる息子を連れて初日に行ってきました♪

 

入場ゲートをくぐって会場内に入ると・・・

そこは まさに “ トミカ ワールド ” !!!!!

歴代トミカ展示は世代を超えて楽しめますし、

トミカ や プラレールシリーズを駆使して作り上げられた巨大ジオラマは圧巻です!

( 息子 も ご満悦 ♪ )

空港や警察署など、それぞれの施設の再現度も高い◎

フォトスポットも充実していて、記念撮影も楽しいですよ ♪

そして、今回のトミカ博の見どころのひとつ

≪ ツインコースやまみちスライダー ≫ には 人だかり が・・・

無数のトミカが駆け抜けるたびに歓声があがっていました!

息子を喜ばせたくて訪れましたが、

気がつけば私も( が? )めちゃくちゃ楽しんでいました(笑)

子ども も 大人 も 楽しめる!

“ トミカ ワールド ” へ、みなさん も 是非☆

【 トミカ博 in KUMAMOTO 】

1月13(月・祝)まで( 6~10日は 休み )

 

~ ちなみに ~

私たちが訪れたのは、開幕日の1月1日でした。

大人気のイベントといえど、さすがに元日なら混雑も少ないのでは!?と思い、

初日の出を見ながら身支度をして、家族で向かうと・・・

長蛇の列!!!!!

トミカの人気を甘く見ていました。恐るべし!

 

列に並ぶ間、息子が我慢できるか不安でしたが、実際に並んだのは20分ほど。

イベントの掲示物を眺めたり、お菓子を食べたりしていれば、あっという間でした。

ただ、外に並んでいる間の寒さ対策だけは万全にして行くのをオススメします!

子育てをしている すべての人へ

もうすぐ2歳になる息子が、父も、母も、「 パパ 」と呼びます、福居万里子です。

( ママ は どこへ・・・ )

 

ママ歴は約2年と “ 駆け出し ” ですが、先日 素敵なイベントに携わりました。

その名も・・・くまもと子育て応援プロジェクト♪

熊本県とRKKがタッグを組んで、子育て中の人たちを応援するプロジェクト。

子育てに関する様々な 悩み や “ あるある ” を共有し、

一緒に子育てを頑張ろう!楽しもう!というものです。

 

今年のゲストは しゃかりき の おふたり♪

『 光ママ と ヒロちゃん 』 のコントがSNSで話題になり、

絵本や日めくりカレンダーなどのグッズも大人気です。

光ママは熊本出身ということもあって、みなさんにも親しみのあるコンビですよね。

 

今回は そのネタの一部を披露していただいたほか、

「 離乳食を食べてくれない 」

「 家事や育児に協力的でないパートナーに悩んでいる 」

「 子どもに宿題をさせるには? 」・・・など

事前に寄せられた悩みに光ママがアドバイスをくださるというスペシャルな時間でした。

 

もう、これが とっても楽しくて!

( おふたりとのトークで めちゃくちゃ笑ってる福居 )

 

そして、とっても心が温かくなって。

( 保護者と参加した子どもたちともフレンドリーに♪ )

 

私自身も、たくさんの学びと、大きなパワーをいただいたのでした。

 

アナウンサーによる絵本の読み聞かせでは、パパ歴11年の吉田アナウンサーが登場。

森の大切さや自然の恵みについて考える『 もりのおくりもの 』

間違えることが楽しい!?早口言葉をテーマにした『 はやくちよこれいと 』

2冊の本の読み聞かせをお送りしました。

 

今回のイベントは “ 子ども同伴での参加 ” としていました。

 

でも・・・

 

「 産後まもないため、外出は難しい 」

「 子どもの昼寝の時間と被ってしまうから 」

「 初めての場所だと、子どもが不安になるかも 」など、

いろんな事情で家にこもらざるを得ないパパ・ママも少なくありませんよね。

 

私にも そのような時期がありました。

そして、その時期こそ、体がきつかったり、精神的に不安定になったりしたものです。

 

イベントはライブ配信もしていたので、

そのような方々にも見ていただけているかなぁと想像しながら、

「 ひとりじゃないですよ 」という気持ちで司会を務めました。

 

今回のイベントをご存じなかった方 や その時間帯には都合がつかなかった方、

当日の会場・ライブ配信でも、子どもと一緒だと見逃した場面などもあるでしょう。

 

――ということで、イベントのもようをアーカイブ配信することになりました!

コチラから ご覧いただけます♪

我が家では くまモン好きの息子たちが夢中で見ています(笑)

( 母親が登場していることについては無反応です・・・ )

 

そして、年末年始には もうひとつ オススメのコンテンツがあります!

 

トミカ博 in KUMAMOTO!!

トミカ博 in KUMAMOTO|RKK熊本放送

グランメッセ熊本で1月1日から開催です♪

私の長男も、すっかり 車 や 電車、飛行機 といった 乗り物 が大好きになり、

祖父母からの クリスマスプレゼント も トミカの車を積み込める飛行機でした。

コレクションを増やすべく、私も とーーーっても 楽しみにしています!

会場には フォトスポット も 多く、大人も楽しめそうですよ♪

 

子育てに奮闘する すべての人たち へ。

今回のイベント や 配信が、  “ 心の栄養剤 ” になりますように!

 

~ おまけ ~

今回ゲストに来てくださった しゃかりき さん。

RKKラジオ毎週火曜日の午後10時から『 光ママ親子 の はよ寝らんかラジオ 』を放送中です。

番組冒頭で披露される、おなじみの “ 光ママ親子コント ” は単純に面白いだけでなく、子どもへの接し方についての学びも多いんです。

ぜひ 聴いてみてください♪

私がヘビーリスナーであるということを知り、私物の絵本にサインをしてくださいました!

宝物です・・・!

 

 

 

熊本にも 『 原爆 』 は あったんだ

福居万里子です。

 

12月19日(木)のRKKラジオ 「 アナぐらむ 」。

『 日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞 』を受け、吉田アナ・上岡アナと3人で “ 戦争 ” や “ 平和 ” について考えました。

 

私のふるさとは 被爆地・長崎 です。

放送などで特に話したことはありませんでしたが、祖父母は被爆者でした。

私は いわゆる “ 被爆3世 ” です。

 

被団協は全国各地に組織され、熊本県被団協の事務所は熊本市にあります。

先日、取材に伺う機会に恵まれました。

 

被団協の願いは もちろん『 核兵器廃絶 』です。

そして、同じくらい強く訴えていることがあります。

 

『 記憶の継承 』です。

 

“ とにかく、若い人たちと接触するチャンスがほしい ”

“ 自分の記憶と願いを若い人たちに託し、これからも伝え続けてほしい ”

( 被爆二世の平生さん )

 

被爆者の想いは切実で、

“ 私は 長崎出身で、被爆三世でありながら、何もしていないではないか ”

という気持ちになりました。

 

聞くと、被団協というのは被爆者でなくても入会できるのだとか。

核兵器廃絶の想いに賛同する人なら、たとえ被爆地にルーツがなくても構わないそうです。

私は “ 最初の一歩 ” として 熊本県被団協に入会することにし、

そして “ つぎの一歩 ” として 被爆体験記の朗読に挑戦することにしました。

 

『 アナぐらむ 』 で放送した「 長崎原爆救援列車 第一号 」は、

かつて熊本県被団協の会長を務めた深堀弘泰さんが残した証言です。

県被団協により紙芝居が制作され、小学校への出張授業などで使われています。

爆心地から3.5キロの場所で経験した恐怖

変わり果てた町や市民の姿を目の当たりにした衝撃

家族を亡くす悲しみ

放射能の影響で苦しみ亡くなっていく人を看取る悔しさ

深堀さんの記憶を追体験するような気持ちで読ませていただいたのですが、

言葉を口にするだけでも 非常につらいものがありました。

 

深堀さんは2022年に96歳で亡くなりました。

その声を生で聞くことは、もう叶いません。

 

来年には被爆80年になります。

被爆者、それも当時の記憶があるような年齢の人は少なくなっていて、

熊本県被団協でも、自身の被爆体験を語ることができるのは 数人 だといいます。

 

しかし、深堀さんが証言を残し、被団協がそれを紙芝居にしたことで、

私は その記憶に触れることができ、きっと これからも語り継がれていくはずです。

 

私は、毎年8月9日に ふるさと・長崎に想いを馳せるものの、

RKKに入社してからは 戦争関連の取材をしても、松橋の空襲や錦町の人吉海軍航空基地など “ 目に見える、熊本の戦争の記憶 ” に目を向けていました。

 

しかし、2024年3月のデータによれば、熊本県内にも592人の被爆者がいて、

これは 長崎、福岡に次ぐ 九州で3番目の数です。

 

そして、熊本県被団協の活動や、深堀さんの被爆体験にふれたことで、

私は、『 熊本にも “ 原爆 ” は あったんだ 』と思うようになりました。

被爆者たちの言葉は 被爆地・広島、長崎でも保存・公開されています。

 

【 長崎 】長崎の平和情報ポータルサイト 「 長崎原爆の記憶 」

【 広島 】広島平和記念資料館 平和データベース 「 被爆者証言ビデオ 」

 

検索し、ご覧になってみてください。

 

( 熊本県被団協のみなさんと )

真っ赤な お顔の・・・?

1年を通して、いまの季節がいちばん好き!福居万里子です。

クリスマスに向けて街がキラキラ輝きだす空気感がたまりません。

 

先月のゲツキン!で、そんなクリスマス気分が高まる取材をしました。

 

『 おばけの金太 』

真っ赤な顔に黒い烏帽子、紐を引くと目を見開き舌を出す、熊本の郷土玩具です。

 

 

その からくりは江戸時代から伝わるもので、

代々続く人形師の10代目・厚賀新八郎さんが受け継ぎ、作り続けています。

( 2019年に制作現場を取材 )

 

その、おばけの金太が、サンタクロースになった!?

しかも・・・

土産物店で見るような手のひらサイズではなく、1メートルを超える巨大な金太です。

この “ 巨大な金太 ” 、コロナ禍で土産物の需要が落ち込んだ時期に

「 いつか また たくさんの人に触れてもらえるように 」と、特別に制作したものでした。

その願いが叶い、去年、クリスマスマーケットの会場に出張することになったのです。

厚賀さんと会場に見に行くと、金太クロースは大人気!

子どもたち は もちろん、大人まで楽しそうに紐を引いては写真を撮って・・・

その様子を優しく見守る厚賀さんの横顔は、とても幸せそうでした。

( 金太クロ―ス、厚賀さん夫婦とともに私も記念撮影 )

 

ただ、実は・・・

 

クリスマスマーケットでの仕事を終えて 再び厚賀さんの元に戻ってきたとき、

金太には、舌が出ないという不具合が生じていました。

『 たくさんの人が遊んでくれたから壊れたのであって、これは “ 勲章 ” なんです 』

 

そう言って金太を労い、笑顔で修理する厚賀さんは、まるで本物のサンタクロースのようでした。

 

そして――

大人気だった金太が、今年のクリスマスマーケットにも再登場!

さっそく初日に会いに行ってきました。

( ことし生まれた次男と記念撮影 )

 

この日は まだ サンタの衣装は着ていなかったものの、相変わらずの人気ぶり!

フォトスポットになっていました♪

真っ赤な お顔の ♪ おばけの金太~ ♪ ( 『 赤鼻のトナカイ 』のメロディで )

見かけたら、たくさん遊んでくださいね・・・☆

【 クリスマスマーケット熊本2024 】

“ 金太 ” の出張先・熊本駅会場は12月25日までの開催です!

( 金太くん、現在はサンタさんの格好をしているそうですよ )

 

ゲツキン!で放送した内容は こちらから☆

江戸時代の「おばけ」が巨大サンタに転職?熊本県民お馴染み『真っ赤な顔の人気者』がクリスマスにやって来る | 熊本のニュース|RKK NEWS|RKK熊本放送 (1ページ)

 

~ おまけ ~

金太クロースの人気ぶりに触発されて!?

厚賀さん、なんとNEWバージョンの金太の制作にとりかかっているとか。

伝統工芸品でありながら、変化を厭わない 厚賀さん。

私が憧れる、職人の姿です。

復興のサンドアート

我が家の玄関には 息子の靴の中に入り込んだ砂が散らばっています、福居万里子です。

 

11月5日(火)の夕方Liveゲツキン!は、

熊本の “ 特別な砂 ” を使ったサンドアートを紹介しました。

サンドアートとは、ガラスの上に広げた砂で絵を描き、下から照明をあて、

その光と影を映し出すことによって物語を展開していく芸術作品です。

 

東京で活動しているサンドアーティスト・Caveさん。

熊本地震で被災した南阿蘇鉄道に心を寄せ続け、熊本の景色をモチーフにした作品を発表したり、募金活動をしたりしては熊本を訪れエールを送ってくださっています。

ゲツキン!「 福居の気になる劇場 」で紹介し、その後も交流が続いていて、

南阿蘇鉄道 全線再開の日には南阿蘇で会うこともできました。

( この夏にはRKKラジオに出演するためにRKKにもいらっしゃいました! )

 

Caveさんが今回熊本にやってきたのはチャリティーコンサート出演のためでした。

『 いのちのめぐみコンサート in 熊本 』

ことし1月に地震、さらに9月には豪雨にも見舞われた能登半島へ、

熊本から “ 復興のバトン ” を渡そうというイベントです。

 

そこで阿蘇を舞台とする新作を披露することになったCaveさんが訪れたのは、阿蘇神社でした。

コンサートの目的やCaveさんの想いに共感し、神社が “ 清めの砂 ” を授けてくれたのです。

( 権禰宜の内村さんと )

――コンサート本番。

阿蘇神社 の “ 清めの砂 ” を使ってCaveさんがパフォーマンス。

会場で流れたのは、美しく勇壮な調べ――

去年 楼門が復活した阿蘇神社の復興を記念してつくられた交響曲 『 蘇(そ) 』 です。

阿蘇の大地の成り立ち や 語り継がれてきた神話、

阿蘇神社を心の拠り所にして紡がれてきた人々の営みなど、

指先から、砂へ、祈りを込めて・・・見事に表現。

会場からは、パフォーマンス への “ 感動 ” と、

これまでのCaveさんの活動 への “ 感謝 ” を込めて 大きな拍手が送られました。

 

Caveさんの言葉で印象に残っているものがあります。

 

サンドアートは、描いては消えて、その上に さらに絵を描き、それも また消えていく

その様子は、

災害で失われてしまった景色が復旧・復興され、

人々の思い出や記憶へと昇華されていくのと似ている――

 

コンサートを鑑賞した人からも

「 Caveさんのパフォーマンスが、熊本が辿ってきた復興の変遷と重なって見えた 」という声がありました。

 

きっと、みなさんの心にも届くはずです。

 

そして、 “ 復興のバトン ” を、熊本から 能登半島へ――

 

今回の特集は 【 TBS NEWS DIG 】 で公開中です。

「壊れたものが、蘇る」 サンドアートに復興を重ねる女性 熊本の“特別な砂”で描いた阿蘇に観客も涙 | TBS NEWS DIG

ぜひ ご覧ください。

 

令和6年 能登半島地震復興絵支援チャリティコンサート

『 いのちのめぐみコンサート in 熊本 ~ ときの旋律 すなの音色 ~ 』

( コンサートの収益は すべて 能登の被災地に贈られるということです )

 

Caveさん、ありがとうございました!