南寧は大都会

熊本空港から、チャーター機で3時間半。

今月17日から5日間、RKKから4人の訪問団が、

中国・広西壮族自治区を訪ね、RKKの姉妹局・広西電視台を

表敬訪問するなど、交流を深めた。

 

今年は、広西壮族自治区が熊本県と友好提携を結んでから丁度30年。

その他にも世界中の友好都市の代表団が続々と南寧入りし、

同じく30周年の節目のセレモニーが大々的に行われた。

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熊本県からは、小野副知事をはじめ県議団や経済関係者など

およそ150人が同行し、その模様は25日の「夕方いちばんニュース」でも

松永記者のリポートでお伝えした。

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我々RKKの4人は、皆南寧は初めての訪問だったが、

都市としての発展振りには目を見張った。

どこまで行っても、50階クラスの高層ビルが林立する風景は、

地方都市としてのレベルを超えている。

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「中国国内の都市として、大きさは上から何番目くらいですか?」

「そうですね、北京、上海、香港~、う~ん、20番目くらいですかね。」

広西電視台のディレクターで、今回日本語の通訳と、案内役を

お願いした女性はこう言った。

 

20番目と言えば、熊本市が20番目の政令指定都市だから

ほぼ同じくらいの序列か。とても比較にならないのは明確だ。

はるかに、南寧のほうが大都会である。

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道路には、電動バイクが溢れている。

一昔前は、中国と言えば「人民服に自転車の洪水」というイメージは古すぎるか。

それが、今や外国車におしゃれな若者に高層ビル。

もちろん、貧富の差は日本以上に大きいだろう。

しかし、国の勢いというものは十分に感じられた5日間だった。

やまが復刻紅茶

日本で初めて

紅茶が栽培されたのって

熊本県ってご存知でした?

知ってびっくりの熊本トリビアネタです。

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現在、

それが「やまが復刻紅茶」として

ちょっとした人気です。

渋みもなく

柔らかな味わい。

香りもいいですよ~。

熊本自慢が増えた感じでなんか嬉しい。

済々黌甲子園へ!

高校野球熊本県大会 決勝戦!

済々黌が、 7-3で必由館を下し、
18年ぶりに甲子園への出場を決めました。
両校頑張った、 いい試合でした。
県大会に出場した69校 お疲れ様。
さあ! 甲子園!
「行くぞー」という人が、私の周りにたくさんいます。
18年ぶりですもの。 みんなで燃えましょう!

加藤清正展 始まりました!

「生誕450年記念展 加藤清正」が、いよいよ今日から

県立美術館本館で始まりました。
開会式の司会を終え、早速見て来ました。
とても 興味深い展覧会です。
肥後熊本の領主として、多少のことは知っているつもりだった清正公。
でも、今回の一級品と言える貴重で多彩な資料、
研究者の分析、そして、県立美術館の解説により、
清正の真の姿を、見ることが出来た気がします。
本物を見て、歴史の事実を知ることは、楽しいですね。
夏休みには、是非 小中高校生にも見て欲しいと思いました。
美術館では今、 子どもの向けの、判りやすい資料を作成中だそうです。
夏休みにはイベントもありますし、人数が集まれば解説も可能だそうですよ!
今日私は、 山田主任学芸員の解説を聞いたのですが、はやり 面白さ100倍でした。
加藤清正展は、9月2日(日)までです。
どうぞお出掛け下さい。

パワーを送り、パワーをもらい

第94回全国高校野球選手権熊本大会は

9日目が終わりました。
きょうまでにベスト16がほとんど決まり、残りはあと1チームです。
きょう、藤崎台県営野球場で行われた
第3試合 牛深 対 熊本工業は1点を争う好ゲームとなり
延長戦の末、4対3で熊本工業がベスト16進出を決めました。
試合に勝ったのは熊本工業ですが、一方で、
追い詰められていたのも熊本工業でした。
9回表まで終わったところで、
先攻めの牛深が3対2でリード。
熊本工業は9回裏に1点を返して同点とし、
10回裏に1点を加えてサヨナラ勝利を収めました。
ゲームセットとなったとき、一塁側の牛深高校応援席は一瞬沈黙。
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しかし、次の瞬間には、大きな拍手と「よくやったぞ」という言葉が選手たちに贈られました。
部員17人の牛深野球部。
スタンドで声援を送ったのは保護者の方々や吹奏楽部が中心でした。
保護者の皆さんは、「親も子どもも一体となって戦う」を合言葉に、
応援グッズを手作りして試合に臨んでいらっしゃいました。
また、吹奏学部は、今月30日にコンクールを控えた中で、
初戦から球場に駆けつけていました。
部長の樫谷杏菜さんは
「正直、大変な部分もあるけど、
 野球部が頑張ってきたことを知っているから、精一杯応援したい」と話し、
試合終了後には、目に涙を浮かべながら
「次も応援したかった。悔しい。
 でも、パワーをもらいました。コンクールに向けて頑張ります」と力強く語ってくれました。
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この試合、10回を1人で投げぬいた牛深のエース中村忠義投手は、
「9回表の先頭打者(代打)に、追い込んでから打たれたことに悔いが残る」と
悔やしさを滲ませましたが、
試合終了後に捕手から「ナイスピッチング」と声をかけられ、
「滅多にそんなことは言われないからとても嬉しかった」とも話していました。
その声をかけた捕手とは、中村忠義投手の双子の兄の中村俊貴投手です。
双子の二人は、小学2年生で野球を始め、
中学2年のころから本格的にバッテリーを組むようになりました。
兄の俊貴捕手は「野球のときだけは仲良し」と笑い、
弟の忠義投手は、「配球に関しては思い通りの球を要求してくる」と
双子ならではの意思疎通があることを明かしてくれました。
また、俊貴捕手は
「双子で野球が出来て最高に楽しかったです。
 熊本工業とここまでの試合が出来て悔いもない。ベストの試合だったと思います」と
忠義投手は
「二人でたくさんケンカもしたけど、最後には息が合って、
 熊本工業をここまで追い詰めることができた。今までありがとう。ご苦労様と言いたい」と
それぞれに話しました。
さらに、忠義投手は
「きょうの試合は、これから出会う友達や、
 将来の自分の子どもに自慢できる試合になりました」と胸を張りました。
ところで、この双子の中村兄弟と、
前述の吹奏楽部の部長の樫谷さんは
いとこ同士なんだそうです。
試合後、中村兄弟は、スタンドからの応援に感謝しながら、
コンクールを控えた吹奏楽部やいとこに
「今度は吹奏楽部が悔いのないように頑張る番」
「僕たちの試合で元気を与えられていれば嬉しい」とエールを送りました。
選手たちが精一杯のプレーをし、
 その姿に精一杯の声援を送る。
一見すると、
応援している側と応援されている側に分けることができ
応援している方がパワーを送っているように思いがちですが、
実は、どちらも互いにパワーを送り、パワーをもらっているのですね。

なでしこJAPAN!

7月17日、1年前の今日が何の日だったかと言うと・・

 「女子サッカーなでしこJAPANが、ワールドカップで優勝した日」ですicon:sparkling 

去年の今日、深夜、寝室の隣のリビングのテレビがついたまま、気になりつつも、うとうとしていると、 
「うわー!決まった!!」という家族の声。
PK戦で、熊谷選手が3人目のシュートを決め、
日本の優勝が決まった瞬間でした。
その後、起きだした私が見た忘れられない光景は、
グラウンドの上に作られたステージに、なでしこJAPANのメンバーが揃い、
キャプテンの澤穂希選手が、ワールドカップ(優勝カップ)を天に掲げた瞬間、
ステージの下から黄金のテープがはじけ飛びicon:lightning
なでしこメンバーの輝く笑顔とともに、
テレビの画面が金色にきらめくicon:sparklingという、それはそれは美しい場面でした。
映画やドラマで何百回、何千回リハーサルをしたとしても 、演出したとしても
あの瞬間の素晴らしさは、作り出せない・・ 
真実の瞬間ってすごいな・・と改めて思ったシーンでしたicon:face_shy
あれから1年・・なでしこJAPAN、次の舞台はオリンピック。
29日の初戦・カナダ戦。
今年もやってくれることでしょう、10日後にオリンピック開幕ですicon:note

感謝、感動、元気、勇気を

第94回全国高校野球選手権熊本大会は、
3日連続での順延のあと、
きのう、4日ぶりに試合が行われました。
きのう、藤崎台県営野球場の第一試合では、
氷川高校が2シードの熊本工業と対戦しました。
氷川高校は、学校の統合により今年が最後の夏の大会となります。
部員は9人。ぎりぎりの人数で、伝統の熊本工業に挑みました。
試合は、熊本工業が13対0(五回コールド)で勝利。
氷川高校野球部は、38年の歴史に幕を下ろしました。
スタンドの応援は、保護者の方々が中心でしたが、
その中に、一際大きな声で応援している男性の姿がありました。
野球部OB(7期生)の、Hさんとおっしゃる方です。
太鼓などがない中、メガホンひとつだけで
打席に入った選手に歌の応援を送り、
守備では、ひとつひとつのプレーに声をかけていらしゃいました。
息子さんの少年野球の応援を参考にされたそうです。
最後の夏を戦っている後輩たちに
「この日のことを大切に心に刻んで、これからの人生を歩んでいってほしい。
 私自身、野球部の仲間と出会えたことが氷川高校野球部での一番の思い出。
 会う機会は減ってきたが、当時の仲間がどこそこで頑張っているという話を
 時に耳にしながら、私自身も毎日を頑張れている」と
メッセージを送ります。
その、Hさんの思いが届いていたのか、試合後、
氷川高校の選手たちに話を聞くと、
家族みたいなチームでした」
これから先の生きる力を与えてくれたチームです」といった言葉が返ってきました。
そして、Hさんは、最後に、
「将来、選手たちが今日の試合を振り返ったときに、
 ”どこかのおじさんが太か声で応援しよらしたね”と思い出してもらえればありがたいですね」と
優しい笑みを浮かべながらおっしゃいました。
その思いも含めて、氷川高校野球部の最後の夏を戦った9人の選手たちは、
きのうの熊本工業との一戦を、深く心に刻んだはずです。
きのうの県営八代野球場の第3試合では、
豪雨の被害を受けた阿蘇中央高校が八代工業と対戦し、
8対3で勝利。3回戦進出を決めました。
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豪雨で部員にケガなどはなかったものの、
部室やグラウンドは大きな被害を受け、
豪雨となって以降、交通が寸断されたりしている影響もあって
1年生から3年生までの部員全員が揃った日はまだないといいます。
きのうも、ベンチ入りメンバーは何とか全員球場に来られましたが、
阿蘇に残り、片付けや地域の復旧作業に当たった部員もいるとのことでした。
選手たちは、豪雨で犠牲になられた方々に黙祷をして
きのうの試合に臨みました。
そして、試合の前には
「試合をする以上は、絶対に負けられない。
    勝って、阿蘇の方々に少しでも元気を届けよう」と
そんな話をしたそうです。
試合中は、甘い球を逃さない打撃、
また守備では、際どい打球への反応、素早いカバーリングなど、
選手たちの集中力は素晴らしいものがありました。
豪雨で練習ができておらず、終盤で足がつったと話す選手もいましたが、
集中力が最後まで切れることはありませんでした。
試合のあと、選手たちは
「今日勝てて、阿蘇の方々にも喜んでもらえるのではないか。
 元気を与えられるように、勇気を届けられるように、
 それだけを考えてこれからの試合に臨みたい」と話していました。
今大会の選手宣誓は次の通りでした。
「子どものころからの夢である甲子園を目指して、
 感謝、感動、元気、勇気を届けられる大会にすることを誓います。」
水俣高校の大園栄作主将がチームメートと共に考えたこの言葉が、
期せずして、宣誓文という以上に、大きな大きな意味を持ち始めた気がしています。

復旧に向けて

「7・12県北豪雨災害救援金」

の受付が明日から始まります。

ご覧の要領です。

http://rkk.jp/companyinfo/bokin/

熊本県や阿蘇市では

ボランティアセンターも開設されています。

http://www.pref.kumamoto.jp/site/1013/bousai.html

水害ゴミの収集に関しても

各自治体によって対処が違います。

県庁や市役所などへ

直接お問い合わせいただくのが確実です。

番組でも

できる限りの情報はお伝えします。

また、

炎天下の中

作業中の方は水分補給も十分に。

熱中症で体調を崩す方も多く出ているようです。

高温注意情報

今日は一転して、猛暑となっています。

熊本地方気象台は、 県内に、今年初の「高温注意情報」を出しました。
熊本市など、気温35度以上となるところがありそうです。
熱中症の危険が、特に高くなります。
捜索活動や、被害の後片付け、また今日は、
高校野球の試合も行われています。
熱中症など健康管理には、十分にご注意を。