「天国から雷／イズラエル・カマカヴィヴォオレ」

先日の大相撲秋場所において日馬富士が二場所連続の
15戦全勝優勝を成し遂げ、見事横綱昇進を果たしました。
彼はモンゴル出身ですが、ひと昔前までは「実力のある
外国人力士といえばハワイ出身」という時期がありましたね。
そこで今朝はそういった話題に関する曲をご紹介します。
ハワイで絶大な人気を誇るシンガーであり、ウクレレの名手
でもあるこの人、イズラエル・カマカヴィヴォオレの音源です。
イズという愛称で呼ばれた彼は、1976年に兄とともにバンド
「マカハ・サンズ・オブ・ニイハウ」を結成して、現地で人気を
博しました。その後90年代に入るとソロとしての活動を始め、
ハワイ以外でもよく知られるようになり、評価が高まりました。
彼のソロアルバム３作目「E ALA E」(95年)に収録されている
「天国から雷」は日本で最もよく知られているイズの楽曲です。
当時日本で活躍していたハワイ出身の力士を称える内容の
歌詞が、彼のソフトで伸びのある声と心地よいウクレレの音色に
乗せて歌われており、極上のハワイアンに仕上がっています。
本日はその「天国から雷」をお聴き頂きました。なおイズは
1997年に38歳の若さで死去していますが、今なおハワイは
もちろん世界中において根強い人気を保ち続けています。