私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。
「ブリージン/ジョージ・ベンソン」
今朝は「ジャズ畑のギタリスト」の演奏から選曲してみました。
ジョージ・ベンソンは1943年、ピッツバーグに生まれました。
幼少期からギターに親しみ、20歳頃から本格的にプロとして
音楽活動を開始。あのマイルス・デイヴィスのアルバムにも
参加しています。本来は4ビートの「ジャズの王道」をゆく
プレイヤーでしたが、その後はいわゆるフュージョン系の
スタイルへと転身し、1976年発表のアルバム「ブリージン」
がビルボードのポップ・R&B・ジャズの各部門で同時1位を
獲得するという快挙を成し遂げ、人気を不動のものにしました。
このアルバムのタイトル曲「ブリージン」は、もともとソウル系
ミュージシャンのボビー・ウーマックが、ジャズギタリストの
ガボール・ザボのために書き下ろした曲で、この二人が共演した
1970年のアルバム「ハイ・コントラスト」に収録されていますが、
ジョージ・ベンソンのカバーバージョンが大ヒットしたことで更に
広く知られることになりました。BGMとしても頻出の作品です。