20130118 まさいさんの我等音楽マサイ族 「テイク・ファイヴ/デイヴ・ブルーベック・カルテット」

私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

「テイク・ファイヴ/デイヴ・ブルーベック・カルテット」

昨年12月に、ジャズ・ピアニストのデイヴ・ブルーベックが
亡くなりました。彼はジャズの世界にひとつの「革新」を
起こしたことで有名です。それは「ジャズは4ビート」と
いう固定観念を覆したという点においてそう言われています。
彼が盟友のサックス奏者ポール・デスモンドと結成していた
「デイヴ・ブルーベック・カルテット」時代にリリースした
1959年のアルバム「タイム・アウト」によって、その革新は
もたらされました。この「タイム・アウト」というタイトルには、
何分の何拍子かを示す拍子記号(タイム・シグネチャー)
がジャズの王道から外れている、という意味が込められている
といいます。そして実際にこのアルバムには、8分の9拍子、
4分の6拍子といった曲が納められており、その中でも特に
知られているのが4分の5拍子の「テイク・ファイヴ」です。
「5拍子」と「5分休憩」をかけた曲名のこの作品は、
ベースに合わせてピアノが淡々とクールにコードを刻んでいき、
そこにサックスが繊細かつメロウに歌い、ドラムスがソロを
展開するという構成。今や「大定番」の一曲となっています。

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