私ことまさいよしなりが今週お持ちした音源はこちらです。
「GO! GO!
レンタカー/田辺靖雄・中尾ミエ」(1966年)
8月に入りまして、いよいよ「夏の行楽シーズン」真っ盛り。
移動の足としてマイカーや交通機関が大活躍なのですが、
現地でレンタカーを借りるというのもよく使われる手段です。
というわけで今朝はちょっと珍しいテーマ、「レンタカー」の曲を
オンエア。1966年に発売された「GO!
GO!
レンタカー」です。
歌うのは「和製ポップス」界を代表するシンガー、田辺靖雄と
中尾ミエの二人。かつて若者の音楽文化を席巻していた、
いわゆる「エレキ歌謡」と呼ばれるジャンルの楽曲です。
この「GO!
GO!
レンタカー」はそのエレキ歌謡の中でも、
「自動車」中心のライフスタイルから生まれた音楽ジャンル
「ホット・ロッド」に分類されます。60年代のアメリカ西海岸で
生まれたホット・ロッドは、効果音として車の空ぶかしの音や
走行音を曲の中に盛り込むのが「お約束」となっていまして、
「GO!
GO!
レンタカー」にも大きくフィーチャーされています。
しかし、およそレンタカーとは思えない爆音が轟いており、
そこがまた今となってはニンマリしてしまう点ではあります。
当時の若者たちに俄然「カッコよさ」をアピールする要素に
満ち溢れているこの作品、時代を感じずにはいられません。
こういった内容ですので、当然気持ちよく車を走らせる歌詞と
なっているわけですが、もちろんこれは曲の中の物語です。
実際の走行に際してはくれぐれも安全運転、これ大事ですね!