私ことまさいよしなりが今週お持ちした音源はこちらです。
The Cat/Jimmy
Smith(1964年)
猫にまつわる楽曲というのは案外たくさん存在します。
特に多く見受けられるのは猫のしぐさの可愛らしさや
ユーモラスな側面を表現したり、あるいは鳴き声を模して
曲の中に採り入れたり、といった作品だと言えます。
そんな「猫ミュージック」の中にあって、抜きん出て
カッコイイ一曲を挙げるとするならば、ズバリそれは
ジミー・スミスの「ザ・キャット」ではないかと思うのです。
彼はアメリカ・ペンシルベニア出身のジャズミュージシャンで、
当初はピアニストでしたがのちにハモンドオルガンを演奏に
用いるようになり、ファンキー・ジャズ、ソウル・ジャズといった
ジャンルを確立し、ジャズ界に大きな影響を与えた人物です。
その「ジャズ・オルガンの開祖」ジミー・スミスが1964年に
発表したアルバム「ザ・キャット」の表題曲を今日はご用意。
ラロ・シフリンのアレンジによるスリリングなビッグバンドを
従えて、グルーヴ感溢れるオルガンが歌い、そして弾みます。