2014年5月9日 我等音楽マサイ族

私ことまさいよしなりが今週お持ちしたのはこちらです。

Philosophy of the World/The Shaggs[1969年]

大型連休もあっという間に過ぎていきましたが、休みゆえに
かえって疲れが溜まってしまったという方も多いと思います。
そこで今朝は、何も考えず、なすがままにただボーッと聴いて
頂ける選曲をと思い、ご用意しましたのはザ・シャッグスの曲。
ザ・シャッグスはアメリカで結成された姉妹3人によるバンド。
お父上の突然の思い付きで、自分の娘3人にバンドを組ませる
ことにしたのですが、彼女たちはそれまで楽器の経験は無し。
それでも各々ギター、ベース、ドラムを担当し、大好きなパパの
指示通りにグループを結成します。音楽活動を始めることは
彼女たちにとっても満更ではなく、ノリノリで演奏し、そして歌い、
ついには自分たちで作詞作曲した完全オリジナルの楽曲ばかり
12曲を収録というフルアルバムを1969年にリリースしたのです。
演奏も歌も全くの素人であり、技術的にどうこう言うレベルでは
ない代物だということをあらかじめご承知置き下さい。しかし、
彼女たちが如何に真剣に、そして楽しみながら音楽と向き合って
いたか、ひしひしと伝わる音源であることは間違いありません。
今なお聴く者に衝撃を与え、発表から45年を経た現在でもCDで
手に入るという事実こそが、彼女たちが愛されている証拠です。

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