2014年5月30日 我等音楽マサイ族

私ことまさいよしなりが今週お持ちしたのはこちらです。

Doc/Earl Klugh[1980年]

アール・クルーはアメリカのギタリスト。ジャンルと
してはジャズ・フュージョン、スムース・ジャズ系の
ミュージシャンで、ナイロン弦のアコースティック・
ギターの音色がこの人の特徴と言えるでしょう。
極めてナチュラルで透明感のある音作りに定評が
あり、70年代から80年代にかけて絶頂を迎えていた
フュージョンの世界を牽引し、ジャズをグッと身近な
存在にした立役者の一人としての功績は実に大きく、
まさに時代を象徴するサウンドの生みの親です。
また彼はキーボード奏者としても相当な実力を持ち、
そのために彼の作品にはキーボーディストらしさと
ギタリストらしさが同居しており、自在で巧妙なコードと
彩り豊かなメロディーは本当に印象的かつ魅力的です。
そんなアール・クルーの作品ゆえに、BGMなどとして
利用される機会も非常に多く、どなたにも気付かない
うちに耳馴染みとなった曲がきっとあるものと考えます。
今日はこのアール・クルーのぼう大な楽曲群の中から、
1980年発表のアルバム「Dream Come True」に収め
られている爽やかな作品「Doc」をお聴き頂きました。

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