月別アーカイブ: 2011年8月

上益城郡山都町【八朔祭】

山都町に秋を告げる八朔祭(はっさくまつり)は、
江戸時代中期から始まったとされる豊作祈願の祭りです。
今週の土曜・日曜に開催されます。
祭りの呼び物はなんと言っても巨大な造り物。
町内毎の組に分かれて、祭りの2ヵ月ほど前から制作に取りかかります。
木の枝や皮、松かさ、ススキの穂など自然の素材だけを使い、
できるだけそのままの形で造るのが特徴です。
完成すると高さが5~6m、長さが7~8m、重さは2t近くにもなります。
大造り物は審査があるので、
各組とも趣向を凝らし、競い合うのが伝統です。
造り物のテーマは当日まで秘密厳守が鉄則で、
昔は別の町の出身だと、夫婦同士でも決して教えなかったそうです。
今はそこまでありませんが、周りにシートを張りめぐらせ、
中が見えないようにして造ります。
完成した大造り物は祭りの2日目、午後から引き廻しが行われます。
今年は11基の大造り物が登場する予定です。
太鼓や笛などの八朔囃子を鳴らしながら、町の中心部を勢いよく廻ります。
八朔祭ではこの他、ステージイベントや花火なども楽しめます。
☆開催日:9月3日(土)・4日(日)
☆開催場所:浜町(はままち)商店街一帯
☆アクセス:熊本市内から御船町を経由して国道445号から
☆駐車場:2000台(臨時駐車場からはシャトルバス運行)
☆問合せ:山都町役場内・山都町八朔祭実行委員会(0967-72-1158)
※当日のみ八朔祭本部(0967-72-1839)
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上益城郡益城町【ましきメッセもやい市】

益城町のグランメッセ熊本駐車場では、
毎週日曜に恒例の朝市が行われています。
その名も「ましきメッセもやい市」
朝6時から8時まで、野菜・果物・花・加工品などのお店がずらりと並びます。
地元の生産者の方々と直接お話できる対面販売が特徴です。
今年で13年目となるこの朝市は、
高齢の生産者の生きがい作りを目的に始まりました。
毎回、お客さんとの触れ合いを楽しみに、
地元生産者の皆さんがお店を出します。
多いときには25件もの出店があるそうです。
この時期に販売されるのは主に夏野菜、そして秋ナスも出始めているそうです。
10月になると新米や太秋柿、花も種類豊富に揃います。
今度の開催は9月4日の日曜日です。
朝の清々しい空気の中、益城町の美味しい農産物を買いにでかけませんか?
☆開催日時:9月4日(日)6:00~8:00(※毎週日曜開催)
☆開催場所:グランメッセ熊本駐車場
(※夏~秋は日差しが強いので建物裏バックヤードにて開催)
☆アクセス:県道36号(第2空港線)を阿蘇方面へ誘導標識に従って進む
☆駐車場:2,200台(グランメッセ熊本駐車場)
☆問合せ:グランメッセ熊本(096-286-8000)
又は、ましきメッセもやい市実行委員会事務局(090-5742-7786)

人吉市下城本町【球磨川舟唄全国大会】

人吉・球磨地方に伝わる民謡・球磨川舟唄は、
球磨川が物流の中心だった頃、
舟運(しゅううん)に従事した船頭たちによって唄われていました。
声を伸びやかに響かせながら唄う追分調(おいわけちょう)で、
独特の歌唱が特徴です。
球磨川舟唄は「泣いてくれるなヨ 出船のときはヨ」という歌詞から始まり、
当時急流を渡った船頭達の、家族への思いも伺えます。
しかし、時代とともに荷船(にぶね)から観光用の舟としての役割に変わり始め、
次第に唄われることも減っていきました。
そこで、伝承文化を絶やすまいと始まったのが
「球磨川舟唄全国大会」です。
毎年9月上旬に行われていて、
15回目となる今年は9月3日(土)・4日(日)に
人吉市下城本町(しもしろもとまち)人吉カルチャーパレスで行われます。
土曜が予選大会、日曜が決勝大会です。
九州一円、また愛媛県からの参加もあるという今年の大会には、およそ270人、
下は3歳から上は91歳までの幅広い年代層が出場。
尺八の演奏に合わせて、それぞれの練習の成果を競います。
永く唄い継がれてきた伝統の球磨川舟唄、今年は誰が優勝を手にするのでしょうか(*^^*)
☆開催日時:9月3日(土)11:00~予選大会
9月4日(日)9:30~決勝大会
☆開催場所:人吉市下城本町(しもしろもとまち)・人吉カルチャーパレス
☆入場料:500円(2日間通用)
☆アクセス:人吉ICから県道54号を経由して国道445号へ
人吉市図書館横
☆駐車場:無料180台
☆問合せ:人吉市商工会(0966-22-3101)

玉名郡和水町【第5回なごみ「満喫!」体験観光スタンプラリー】

只今、玉名郡和水町では、
第5回なごみ「満喫!」体験観光スタンプラリーを開催中です。
「なごみ」を満喫し、余暇を楽しもう!!抽選で、「なごみ」のお米や焼酎、
特産物や温泉入浴券などが当たるというものです。
和水町のいろいろな観光施設にスタンプラリーパスポートが置いてあります。
パスポートの一覧の観光施設の中から、「なごみ体験」をし、
スタンプを押してください。
スタンプが2個以上たまったら、ご応募できます。
スタンプは、最大4個ですが、
たくさん集めるほど商品の当たる確立もUPします。
また、スタンプの数によって、商品も豪華になっていきます。
(例えば、スタンプ4個→なごみ米5キロ、又は、焼酎セット)
開催期間は、9月30日(金)まで、
応募は、スタンプラリーパスポートの中のスタンプシート(はがき)を
切り取って、50円切手を貼って、ご応募ください。
応募期限は、10月7日(金)まで。※当日、消印有効
当選の結果は、商品の発送をもってかえさせていただきますので、
ご了承ください。
また、各施設での体験は、事前に予約が必要です。
スタンプラリーパスポートの設置場所など、
イベントに関するお問い合わせは、
和水町役場経済課観光係 電話:0968-86-5725まで。
是非、お出かけくださいね☆★

阿蘇郡産山村【ヒゴタイ公園】ヒゴタイ見頃です♪

阿蘇郡産山村にあるヒゴタイ公園では、
公園の名前にもなっているヒゴタイが見頃を迎えています。
ヒゴタイは、日当たりの良い草原に生える多年性の植物です。
葉にはギザギザとしたトゲがあり、1~1.5m程に伸びた茎の先端に
直径5cmくらいの瑠璃色の丸い花が咲きます。
小さな手毬のような形に見えるのは、
小さな花が球状にかたまって咲いているためです。
キク科の植物ですが、見た目はアザミによく似ています。
周りを牧草地に囲まれたヒゴタイ公園では、敷地内のいたる所に
およそ5,000株のヒゴタイが咲いていて、自生しているものも多く見られます。
以前は野生種もよく見られたそうですが、
現在はごく限られた地域でしか咲いていないようです。
ヒゴタイは例年、8月中旬から9月にかけて見頃を迎えています。
今年の開花も順調で、現在7~8分咲きとのこと。
このあと9月の上旬から中旬まで楽しむことができるそうです。
園内ではヒゴタイの苗も販売されています。
☆期間:9月中旬頃まで
☆入園料:大人300円・小中学生200円・以下無料
☆休園日:不定休
☆開園時間:9:00~17:00
☆アクセス:阿蘇市一の宮町の宮地駅前から県道11号(やまなみハイウェイ)へ
道なりに進み、途中道沿いにあるヒゴタイ公園の案内看板に従う
☆駐車場:200台
☆問合わせ:ヒゴタイ公園キャンプ村(0967-25-2777)
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宇城市不知火町【不知火海の火まつり】

宇城市不知火町で毎年行われている「不知火海の火まつり」
景行天王(けいこうてんのう)が九州を巡幸した際、
闇夜の八代海上に現れた不思議な火を目指して船をこぐと、
無事沿岸に辿り着いたという伝説にちなんだ祭りです。
祭りは巡幸船出航の儀式から始まります。
巡幸船が永尾(えいの)神社の海中鳥居に姿を現すと、
海上のかがり火に点火。
古代装束を身にまとった人々が船を出迎え、
メイン会場の松合神港まで松明を持って練り歩きます。
松合神港のステージでは、地元・竜燈太鼓(りゅうとうだいこ)の演奏などが
行われ、松明行列が到着したら、よさこい・総踊りなどでさらに盛り上がります。
その後、夜には1500発の打上げ花火、水上花火も楽しめます。
もちろん、旧暦8月1日に現れる神秘の火、「不知火」の観望も!!
深夜0時から3時頃に、条件が良ければ見ることができるそうです。
深夜の不知火海でオレンジ色にゆらめく不知火は、
幻想的な美しさだそうですよ。
☆開催日時:8月28日(日)イベント18:30~21:30頃
不知火観望24:00~27:00頃
☆開催場所:メイン会場・松合神港/儀式・永尾神社
☆アクセス:熊本市内から国道266号を三角方面へ道の駅不知火を過ぎて左手
☆駐車場:400台(臨時駐車場からは無料シャトルバス運行)
☆問合せ:宇城市役所商工観光課(0964-32-1111)

球磨郡錦町【錦町夏まつり】

球磨郡錦町の錦町役場前広場で、
あさって金曜日に「錦町夏まつり」が行われます。
錦町商工会が主催、人吉・球磨地域では夏の終わりに行われる
夏祭りとされていて、夏休み最後のお出かけにオススメです。
夕方5:00から、地元の方々によるバザーや露店が
広場を取り囲むように立ち並びます。
ステージでは子ども向けイベントのゲーム大会に始まり、
吹奏楽の演奏フラダンス・エアロビクス・手話サークルなど、
日頃練習を重ねている地域の各団体の皆さんの出し物が楽しめます。
また、抽選券付のタオルを買って参加するというユニークな
お楽しみ抽選会も行われます。
特賞にはテレビなど、そのほか豪華賞品が用意されているそうです。
☆開催日時:8月26日(金)17:00~21:00頃
☆開催場所:錦町役場前広場
☆アクセス:人吉ICから国道219号をあさぎり町方面へ(車でおよそ20分)
錦町役場道向かい
☆駐車場:会場内駐車場有
☆問合せ:0966-38-0009

玉名郡南関町【果林の里・よもぎうどん作り体験&古小代の里公園】

南関町にある「果林の里」では、よもぎうどん作りが楽しめます。
自然たっぷりの山の中腹にある農園で採れるよもぎをうどんに練りこんで、
きれいな緑色をしたおいしいうどんを作ります。
出来上がったうどんは、農園にある展望所に運んで農園の果樹園や遠くの山々を眺めつつ、みんなでテーブルを囲み食べることができます。
よもぎうどん作りは、1セット2,500円(4人分)で、
申込は2セットから受け付けています。
また、「果林の里」では、川遊びもでき、キャンプ、フルーツ狩りもできます。
9月中旬からは、梨やキウイのフルーツ狩りが楽しめますよ~。
残りの夏休みにぜひ遊びにお越しください。
また、近くには、「古小代(こしょうだい)の里公園」があります。
「古小代の里公園」は、寛永9年(1632年)に細川忠利公が、
肥後の国に入国の際に、豊前(ぶぜん)の国から移り住んだ陶工の手によって
始められた肥後熊本を代表する小代焼き(しょうだいやき)発祥の地
言われています。
江戸時代の窯跡(かまあと)が保存されており、県の指定文化財にも
指定されています。
古小代の里周辺には、5件の窯元があります。
ぜひこちらも、一度散策してみてほしいです。
すべてのお問い合わせは、
果林の里 電話 0968-53-8459まで。

菊池郡大津町【大津町地蔵まつり】

菊池郡大津町で、子どもたちの無病息災を願い
毎年行われている「大津地蔵祭り」
江戸時代から続き、水害・災害・疫病で亡くなった子どもたちの霊を慰めるために
お地蔵様をまつり、お供え物をしたことが始まりと言われている祭りです。
現在も、祭りの日には子ども達が各町内のお地蔵様に仮小屋を作り、
新しい胸当てをつけてまつっています。
夕方からは子どもたちによる
六地蔵をまつった山車(だし)が商店街をパレード。
その他、青年部によるお化け屋敷、バザー、
夜市など子ども達が楽しめる催しものも盛りだくさんです。
また、地蔵祭りの日は昔からお供えされていたという、
大津町の伝統工芸品である梅の造花が飾られます。
幹と枝は樹木、花びらは通草紙(つうそうし)と呼ばれる
紙を使用した造花です。
花やつぼみなどとても精巧に作られていて、
江戸時代、参勤交代のときにお殿様の目に留まりお土産として喜ばれた、
という話も残っています。
この梅の造花は商店街や大津町役場で見ることができます。
☆開催日時:8月24日(水)18:00~22:00
☆開催場所:大津町役場周辺
☆アクセス:国道57号を大津方面へ熊本市中心部から車でおよそ50分
☆駐車場:1000台
☆問合わせ:大津町商工会(096-293-3421)
※当日のみ本部連絡先(096-294-5650)

宇土市中心部【宇土地蔵まつり】

山鹿灯籠祭り川尻精霊流しとともに、
肥後三大夏祭りの一つに数えられる
「宇土地蔵まつり」
360年以上前、江戸時代の宇土藩主が子どもの疫病を鎮めるために
お地蔵様をまつったのが始まりとされています。
開催は毎年8月23・24日の2日間で、
今年は明日・あさって行われます。
祭の会場となるのは、
宇土市の中心部である本町(ほんまち)通り一帯です。
最大の呼び物は「つくりもん」と呼ばれる
迫力ある「造り物」の数々。
祭りの両日、それぞれの町内ごとに造られる大作が、
立ち並ぶ露天の間に展示され、その出来を競い合います。
今年は造り物と子ども造り物、合わせて35基ほどが出来上がる予定です。
作品には、貝殻・すすきなどの自然素材に加え、
たわし・ペットボトルのふたなど日用品が使われていることも多く、
材料を観察することも「つくりもん」の楽しみのひとつです。
また、市民吹奏楽団やちびっ子太鼓の演奏といったステージイベント、
1,000人が参加する民謡パレード、
円応寺(えんのうじ)の年に1度の地獄極楽絵図(じごくごくらくえず)の開帳、
3,000発の花火大会、馬門石で作られたお地蔵様と竹灯りが並ぶ「地蔵横丁」など、様々な催しも予定されています。
☆開催日:8月23日(火)・8月24日(水)
☆メイン会場:宇土市民会館特設ステージ
☆駐車場:無料特設駐車場有
☆問合せ:宇土市役所商工政策課(0964-22-1111)