日別アーカイブ: 2011年8月15日

熊本市川尻【川尻精霊流し】

初盆を迎えたご家族が、精霊舟や灯籠を川へ流し、
故人を送り出す日本伝統行事の一つ「精霊流し」。
精霊流しは長崎も有名ですが、
熊本でも「川尻精霊流し」が毎年行われています。
江戸時代以来400年の歴史があると言われていて、
読経や雅楽の調べの中を
精霊舟万灯籠(まんどうろう)
と呼ばれるたくさんの灯籠が流されます。
精霊舟は、薄い板で作った小舟の上に盆提灯や造花、
富士山や五重の塔など様々な形の櫓を乗せるのが特徴です。
今日の夜7:00頃から加勢川で行われる
この川尻精霊流しでは、おごそかな光の行列を見ることができます。
夜8:00からは河川敷で花火大会も行われます。
また、くまもと工芸会館では様々な工芸品と灯りが
コラボレーションした『水あかり展』
川尻5町内の昔の面影をそのまま残す裏通りでは、
それぞれの家の玄関先に灯りをともす『路(みち)あかり』も、
同時開催されます。
通り一帯を1000本もの竹あかりでライトアップして彩るイベントです。
路あかりの会場には金魚すくいなどの夜店も出ます。
*開催日時:8月15日(月)
精霊舟受付17:00~精霊流し・花火19:00~21:00頃まで。
※当日は18:00~22:00の間、新町橋(しんまちばし)周辺で交通規制
*開催場所:加勢川(加勢川橋~新町橋間)
*アクセス:国道3号の南高江信号から川尻方面へおよそ3km
*駐車場:町内各所(台数に限りがあるため、公共交通機関の利用を)
※駐車場には目印の「のぼり」あり
問合わせ:川尻精霊流し実行委員会(096-358-6892)
※当日16:00まで