八代市日奈久上西町【9月は日奈久で山頭火】

種田山頭火(たねださんとうか)は、
諸国を旅した明治から昭和期の俳人です。
八代市の日奈久温泉にある織屋(おりや)に訪れており、
とても良い宿だったと日記に記しています。                                         
織屋(おりや)旅館は、
山頭火が宿泊した全国の旅館の中で現存する唯一の建物です。
このように山頭火とゆかりの深い日奈久温泉では毎年、
山頭火にちなんだイベント
「9月は日奈久で山頭火」を開催しています。
開催期間は今日から今月30日までのおよそ1ヶ月間です。
期間中は、山頭火が泊まったそのままの姿で残る
「織屋」の一般公開が行われる他、
「日奈久まちなかギャラリー」では、
日奈久温泉街にある家々の玄関先に山頭火の句を書いた、
丸太を薄く切って作った板が掲げられます。
また、日奈久街並案内人と一緒に
明治・大正・昭和の世界が残る日奈久の路地裏を巡る
「日奈久町並み再発見」
八代市河川敷運動公園から日奈久温泉神社までの13kmを、
天草や島原方面を眺めながら歩く
「日奈久温泉山頭火ウォーク」なども行われます。
山頭火が見た日奈久の町並みを散策しながら、
一句詠んでみるのもいいですね。
☆開催期間:9月1日(木)~9月30(金)
☆開催場所:日奈久温泉街一帯
☆アクセス:南九州自動車道日奈久ICから国道3号を熊本市内寄りへおよそ1km
☆駐車場:温泉街15台(※その他イベントによって異なる)
☆問合せ:日奈久温泉観光案内所(0965-38-0267)

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