上天草では国道沿いなどで様々な場所で早咲きの菜の花が楽しめます。
特に「100万本の菜の花園(はなえん)」は、
満開の時期になるとおよそ2ヘクタールの田んぼが
まるで黄色のじゅうたんのようです。
例年12月から2月中旬が見頃となっていて、
今年も少しずつ咲き始めています。
この菜の花と景色を眺めながら、上天草をウォーキングしてみませんか?
毎年恒例の「菜の花ウォーキング」が、2月4日の土曜日に開催されます。
歩くのは、「高舞登山(たかぶとやま)」を周回する5kmのコースです。
高舞登山は標高117m、頂上には展望台があり、
天気が良い日には天草五橋や松島の島々、雲仙も見渡せます。
現在、参加者を募集中で、
参加費は高校生以上1,000円、小学生・中学生500円、
小学生未満は無料です。
上天草市商工観光課まで、
はがき・電話・FAXのいずれかにてお申し込み下さい。
〆切は今週金曜日までですが、定員500人になり次第終了となります。
ウォーキング後の昼食には地元の食材を使った
「まんさい汁」やおにぎりが準備されるほか、
車エビや真鯛などの特産品が当たるお楽しみ抽選会、
そして希望者は「椎茸のこま打ち体験」も体験できます。
★開催日時:2月4日(土) 9:00受付10:00出発
☆集合場所:松島総合センターアロマ
★参加費:大人1,000円 小学生・中学生500円 小学生未満 無料
椎茸のこま打ち体験500円(希望者のみ)
☆申込方法:上天草市商工観光課へ、
はがき・電話・FAXいずれかにて(住所)上天草市大矢野町上1514
TEL)0964-26-5512 FAX)0964-56-5107
月別アーカイブ: 2012年1月
熊本市川尻くまもと工芸会館【桃の節句 端午の節句展】
熊本市川尻の「くまもと工芸会館」では、
明日から「桃の節句 端午の節句展」が開催されます。
雛人形と五月人形が展示される作品展です。
出品者は、熊本市在住の福田(ふくだ)博子(ひろこ)さん。
平成3年に大手人形メーカーの主宰する学校で教授免許を取得後
「工房(こうぼう)萌黄(もえぎ)」を設立、
現在は木目(きめこ)み人形(にんぎょう)の制作、販売や教室などを行っています。
木目込み人形とは、江戸時代中期頃から作られた木製の人形の一種です。
胴体に溝を彫り、布地の端を埋め込んで衣裳を着せたように見せます。
今回の展示会では木目込み人形の雛人形、
五月人形あわせて50点ほどが展示。
福田さんは、飾り付けや収納しやすさにこだわらず、
それぞれの人形の個性に合わせた衣装づくりなど質の高い
人形づくりに取り組んでいます。
出品作品の中には、けし粒のように小さい「けし雛(びな)」や、
明治神宮へ奉献した高さ40cmの雛人形も見ることができます。
☆開催日時:1月17日(火)~22日(日)10:00~17:00
(最終日は16:00まで)
★開催場所:くまもと工芸会館
☆アクセス:熊本市内から国道3号を南へ
南高江信号から川尻に向かう右手の県道へ
★川尻駅前の信号を過ぎて約500m先右手
☆駐車場:大型バス3台・乗用車50台
★問合せ:くまもと工芸会館(096-358-5711)
熊本市貢(みつぐ)町【熊本西里・フードパル「熊本どんどや2012」】
フードパル熊本と西里地区の皆さんが毎年行っている伝統行事の火祭り、
「西里(にしざと)・フードパル熊本どんどや2012」が、
あさって日曜日に開催されます。
2012年の無病息災、商売繁盛、五穀豊穣を祈願しに出掛けませんか?
朝9:30から西里太鼓クラブの演奏で始まり、10:00に鏡開き。
その後神事が行われ、11:00に点火式です。
地元の方々が準備するどんどやは、竹でやぐらを組み、
わらや剪定した木々を入れて、高さ12mほどになるそうです。
どんどやの残り火でお餅を焼くことができます。
各家庭の正月飾りを持ち寄って頂けますので、
点火式前までに受付所にお持ち下さい。
その際、飾りについているプラスチックや金具などは燃やせませんので、
事前に外しておいて下さい。
どんどやの後、お昼から神楽舞の披露や
津軽三味線の演奏のステージイベントも開催。
そして、会場には地元食材を使用した屋台村も登場します。
カレーや唐揚げ、だご汁、ぜんざいなどが出店されます。
また、朝10:00から、先着500人の方にフードパル熊本にある企業の賞品が
プレゼントされる「お楽しみ抽選会」もあります。
☆開催日時:1月15日(日)9:30~15:00※小雨決行
★開催場所:フードパル熊本 いちいの森
☆アクセス:上熊本駅前を通る県道31号を北へ
フードパル入口信号から左折
★駐車場:500台(無料)
☆問合せ:フードパル熊本(096-245-5630)
阿蘇市一の宮町【古閑の滝】
冬の風物詩となっている、阿蘇の外輪山から落ちる「古閑の滝」。
この滝は男滝が落差80m、女滝が100mの夫婦滝です。
阿蘇谷から吹き付ける真冬の冷たい風によって、
山から流れ落ちる水のしぶきがゆっくりと凍りつき、氷の柱となります。
さらに寒さが厳しくなると外輪山に氷瀑(ひょうばく)がかかり、
自然が作り出す見事な氷の芸術となるのです。
古閑の滝は展望所から観ることが可能で、
駐車場から展望所まで遊歩道があります。
遊歩道は急な坂道となっていて、雪が踏み固まった所は凍結していますので、
ご覧になる際は滑りにくい履きなれた靴でお出かけ下さい。
毎年、1月~2月にかけては滝のライトアップも行われています。
今年も2月25日までの毎週土曜日、
夜6:00から8:00まで、
女滝側にライトアップが実施され、外輪山の壁に氷の滝が浮かび上がります。
古閑の滝の氷が溶けて落ちる音は遠くまで響くため、
春を告げる音としても親しまれています。
☆ライトアップ期間:2月25日(土)までの毎週土曜日18:00~20:00
★アクセス:国道57号を阿蘇方面へ一の宮町坂梨交差点を右折し
国道265号へすぐ左側に看板有※車が入れるのは有料駐車場まで
☆駐車場:70台 料金:普通車300円
☆問合せ:阿蘇市商工観光課(0967-22-3174)
玉名郡長洲町四王子(しおうじ)神社【的(まと)ばかい】
850年と言われる歴史をもつ四王子神社の「的ばかい」。
「ばかう」とは、地元の言葉で奪い合うことを意味します。
締め込み姿の男達150人以上が無病息災や家内安全を願って
「的」を奪い合う、勇壮な祭りです。
室町時代、ご神体を載せた円座を縁起物として氏子たちが奪い合ったのが、
祭りの起源と言い伝えられています。
1週間前になると、地元有志が集まって的となる円座(えんざ)作りが始まります。
その年の新藁(しんわら)と麻を使って直径60cm、重さ6kgに編まれた円座は、
お祓いを受けて四王子神社へと奉納されます。
以前は地元の男性によって成人の日に行われていましたが、
近年は参加者の減少もあり、地域外の人、
そして年齢も保護者同伴であれば子どもから健康に自信のある高齢者まで
参加可能になりました。
当日は神事や奉納行事の後、
参加者のお祓いが済むと的ばかいの始まりです。
境内で的を奪い合う男衆に向けて、
摩擦でヤケドしないよう「力水(ちからみず)」がかけられると、
汗と熱気が湯気となって立ちのぼります。
その後、鳥居から路上へ出た男たちが冬の有明海へ入って
クライマックスを迎えます。
☆開催日時:1月15日(日)神事:午前中的ばかい:12:00~
★開催場所:四王子神社
☆アクセス:国道501号を長洲方面へ
長州港前信号から国道389号に入り約150m先
★駐車場:近隣に数ヶ所有
☆問合せ:長洲町まちづくり課(0968-78-3219)
天草市倉岳町倉岳えびす像公園【えびす祭り】
天草市倉岳町には、
全て大理石で造られた大きくて真っ白なえびす像があります。
台座まで含めると、高さはなんと10m!!
総大理石のものとしては日本一の大きさだそうです。
このえびす像をシンボルとする倉岳えびす公園では、
海上交通の安全祈願と町おこしのため、
『倉岳えびす祭り』が毎年開催されています。
今年の開催は今月15日、日曜日です。
朝9:00から地元の子ども達による「えびす太鼓」の演奏が披露されたあとは、
色とりどりの大漁旗を掲げた船団の海上パレード。
その後もステージではハイヤ踊りや和太鼓など、
郷土芸能の出し物があり、会場内では特産品の販売も行われます。
そのほか「綱引き大会」や、「鯛」の引換え券が入ったもちが投げられる
「福引き付きもち投げ」などのイベントに参加できます。
また、当日は朝から倉岳えびすマラソン大会も同時開催。
天草市内外からおよそ1,000人が参加するマラソン大会ですので、
ぜひ会場で応援して下さい。
☆開催日時:1月15日(日)8:00~14:30
☆開催場所:倉岳えびす像公園一帯
☆アクセス:松島町の合津ICから国道266号を倉岳方面へ
☆駐車場:500台
☆問合せ:倉岳えびす祭り実行委員会事務局(倉岳支所内)
0969-64-3111
南関町【消防出初式】
南関町では1月14日(土)に大津山グラウンドにて、
消防出初式が開催されます。
南関町の消防団の歴史は、
寛永9年の「関手永火消組(せきてながのひけしくみ)」まで
さかのぼります。
出初式で繰り広げられる勇壮な「放水合戦」は、
120年以上にわたり、地域住民の生命と財産の安全を守り続けてきました。
明治15年、当時最新鋭の消防器具であった手押しポンプの購入を祝い、
南関町竜瀬川(たつせがわ)の両岸に分かれてポンプによる標的落としを始めるようになり、その競技に勝った組は敗れた組にポンプで水をかけるようになり
それが放水合戦の始まりだと伝えられています。
極寒の中、消防団員がラッパの合図とともに、
対岸の相手めがけて一斉に放水し、全身ずぶぬれとなり、
川の中に飛び込みます。
見ごたえありますよ~
是非、勇壮な姿を見にお越しください。
開催日は、1月14日(土)
8:20 ~式典(大津山グラウンド)
10:20 ~分列行進(第二会場の関川河畔へ移動)
11:00 ~一斉放水後、
分団対抗竿頭標的(かんとうひょうてき)落とし放水合戦
下益城郡 美里町緑川ダム【みどりかわ湖どんど祭り】
新春の炎の祭典
「みどりかわ湖(こ)どんど祭り」が、1月8日の日曜日に、
緑川ダムイベント広場で開催されます。
今年13回目となる祭りは、
日本最大級のどんどやを目指して始まったイベントです。
合計3基のやぐらが並び、その内2基はなんと高さ20m!!
一斉に火が付いて燃え上がる時の迫力は圧巻です。
やぐらは流木や孟宗竹などを組んだもので、8日の正午に点火されます。
もちろんご家庭のお正月飾りなどを持ってきてもOKです。
1基は小さなやぐらを準備し、当日来場する皆さんにも組んでもらうことができます。
当日の朝10:00から組み立てられますので、参加してみてはいかがでしょうか。
会場では、1杯100円の手作りぜんざいが700人分用意されるほか、
地元の婦人会や商工会による出店なども並びます。
餅などを焼く際には、あぶり竹が1本100円で、
鏡もち付きは1組300円で販売されます。
また、「熊本凧の会」の指導による「凧づくり教室」と、
地元インストラクターによる「竹とんぼ教室」も10:30から行われます。
☆開催日時:1月8日(日)組み立て10:00~点火12:00~
★開催場所:緑川ダムイベント広場(補助ダム)
☆アクセス:国道218号を美里町から山都町方面へ砥用庁舎を過ぎて
右手の総合運動公園からさらに先
★駐車場:500台
☆問合せ:美里町企画観光課(0964-46-2111)
上益城郡嘉島町七草がゆ祭り】
1月7日、
一年の無病息災を願って食べる七草がゆ。
上益城郡嘉島町にある浮島神社(うきしまじんじゃ)では、
毎年1月7日に「七草がゆ祭り」を行っています。
地元の子どもたちが摘み取った七草と、
神田で取れた赤米・黒米などを使い、
地元の方々が大鍋で作った七草がゆを参拝客に振舞う行事です。
稲は、「いざなぎ」・「いざなみ」の子である
「天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)」が、孫の「ににぎのみこと」に
授けた食べ物と言い伝えられています。
そこで、「いざなぎ」・「いざなみ」の夫婦神を祭る浮島神社では、
お米を種から育てて収穫し、神前にお供えてしています。
15年ほど前から、七草がゆを食べる機会が減ってきている子ども達に、
このお米で七草がゆを作ろうと神社の氏子達が提案し、
以来、毎年1月7日に七草がゆ祭りが行われてきました。
赤米と黒米にするのも、
昔から赤は男、黒は女を表すことからだそうです。
赤米と黒米を一緒に炊いた七草がゆを食べると、縁結び、
子宝、安産の御利益があると言われています。
今年の祭りでは、600~800杯分の七草がゆが用意されます。
朝10:00頃から振る舞われ、なくなり次第終了です。
☆開催日時:1月7日(土)10:00頃~
★開催場所:浮島神社境内
☆アクセス:国道445号を御船IC手前の信号から
県道226号へ左折約2km先右手
★駐車場:30台
☆問合せ:浮島神社(096-237-1437)
山鹿市熊入町若宮神社【ガランザサ祭り】
山鹿市にある若宮神社では、毎年1月6日に家畜の無病息災を祈る
「ガランザサ祭り」が開催されています。
この例祭は加藤清正公が水路などの工事を行わせていた山鹿へ訪れた際、
乗っていた愛馬が病気になり、若宮神社の境内に密生していた小笹を食べさせたところ、たちまち回復したことが由来だと言われています。
以来、地元では馬の神様として信仰されてきました。
参拝は、御神酒をそそいだ境内の笹を馬に食べさせる方法で
行われてきており、昭和30年頃までは夜明け前から、
農耕や運搬用の牛馬が列を作っていたそうです。
近年では、犬や猫などペットの無病息災祈願に訪れる参拝者や、
農耕馬に代わった農耕機がお払いを受ける、とても珍しい祭りです。
「ガランザサ」の名称は、鰐口(わにぐち)のガランという音と、
笹が一緒になったことから呼ばれるようになったと言われています。
☆開催日時:1月6日(金)9:00~15:00頃
★開催場所:若宮神社境内
☆アクセス:国道325号から山鹿市役所方面へ
緑川橋を渡り右折(熊入商店街ちかく)
★駐車場:5台
☆問合せ:山鹿市役所観光課(0968-43-1579)