今月18日と25日に、
荒尾総合文化センターで開催される
「万田坑映画祭」の紹介です。
1800年代後半から1900年代前半にかけて
最盛期を迎えた「万田坑」。
その後、採炭効率の低下や、
石炭から石油エネルギーへの転換などにより
1997年に閉山しましたが、
日本の近代化を支えた場所の一つとして、
国の重要文化財と史跡に指定されています。
また、「九州・山口の近代化産業遺産群」として、
ユネスコ世界遺産登録への
前段階である暫定リストにも登録されています。
万田坑が、世界遺産へ登録されることの意味を
広く知ってもらうために、
応援事業の一環として開催されるのが「万田坑映画祭」です。
2週にわたって炭鉱の役割、生活、
仕事内容を描いた映画が上映されます。
18日は、吉永小百合さんらが出演する、
筑豊の炭鉱の暮らしを背景に、
一人の少年の成長を描いた「青春の門~筑豊篇~」。
25日は、炭鉱の人々の生活、
歴史に向き合ったドキュメンタリー映画
「炭鉱に生きる」と、
「三池 終わらない炭鉱の物語」の2作が上映されます。
開催日時:5月18日(日)、25日(日)
9:30~と13:30~の2回上映
入場料:18日 1,000円/25日 500円(両日とも当日券は200円増)
2日観賞券 1,200円(前売り券のみ)
問合せ:荒尾総合文化センター(0968-66-4111)