今月12日(日)に行われる「伊倉両八幡宮春季大祭」の紹介です。
1,300年の歴史があるという玉名市の伊倉八幡宮は、両八幡宮とも呼ばれます。
道路を挟んだ南八幡宮と北八幡宮が向き合って建つ、珍しい八幡宮です。
春と秋には、それぞれの神社で祭りが行われていて、春季大祭では
華やかな着物に身を包んだ女性が町内を練り歩く「ねり嫁行列」が
祭りに華を添えます。
ねり嫁行列は、その昔、怪物に作物が荒らされる事を防ぐため、
若い娘を人身御供として差し出していたという故事に
由来しているそうです。
その後、山法師によって怪物は退治され、感謝した娘達が始めた宮参りが
現在の形として受け継がれてきたと言われています。
以前は未婚の女性のみ行列に参加していましたが、
今は幅広い年齢層の女性にお稚児さんも加わり、
賑やかに祭りを盛り上げます。
開催日時:4月12日(日)12:00~
アクセス:国道208号「玉名市田崎(たさき)」の信号から県道170号に入って約2km
問合せ:玉名市商工観光課(0968-73-2222)