熊本県立美術館の本館1階で開催されている
「肥後銀行創立90周年記念 印象派のふるさとノルマンディー展」の紹介です。
北フランスのノルマンディー地方は、緑豊かな美しい土地です。
パリからノルマンディーへと流れるセーヌ川は、人々がバカンスを楽しむ場所
であるとともに、物流や水運の重要な機能も果たしていました。
そんなセーヌ川沿いの古い町並みや遺跡は、画家にとって格好の題材でした。
印象派のモネや写実派のコロー、色彩の魔術師と言われるデュフィをはじめ、
19世紀から20世紀にはノルマンディーを舞台に近代絵画の基礎が築かれ、
ノルマンディーは印象派の故郷となりました。
ノルマンディー展は、日本とフランスの文化交流が始まって90周年を記念する
「日仏文化協力90周年」の日仏文化交流事業です。
ノルマンディーにあるアンドレ・マルロー美術館やパリ国立近代美術館の
所蔵品など、およそ120点の名品が展示されています。
開催日時:6月21日(日)まで 9:30~17:15
月曜休館(5月4日と18日は開館)
観覧料:一般1,300円/高校・大学生800円/高校生以下無料
問合せ:熊本県立美術館(096-352-2111)