藤崎八幡宮【藤崎宮秋季例大祭】

9月に入り、熊本の街は一気にお祭りムードが高まっていますね。
今年も熊本を代表する祭り、
藤崎八旛宮秋季例大祭が開催されています。
1000年以上の歴史を持つと言われるこの例祭、
今年は13日から19日までの7日間で、18日の日曜日に行われるのが
最大の盛り上がりを見せる神幸行列です。
朝6時、まだ辺りが薄暗い中、藤崎八幡宮の鳥居を4基の神輿を中心に
神職や総代、随兵や武者の列が厳かに、お旅所(たびしょ)に向けて出発します。
その後に続くのは、400年近く受け継がれている
新町獅子保存会による獅子舞です。
銅鑼や笛の音に合わせ、伝統の舞を披露しながら進みます。
獅子舞に頭をかまれると病気をしないと言い伝えがありますが、
いつの時代もやはり子ども達は獅子舞が近くに来ると
大泣きするのは変わりません。
そして空が明るくなってくる頃、賑やかなお囃子とともに
飾り馬の奉納行列がスタートします。
今年は68団体が奉納する予定です。
陽陰(ひのかげ)と呼ばれる飾りを施した馬と、
団体毎の色とりどりの法被を身にまとった勢子達が「ドーカイ、ドーカイ」の掛け声とともに中心部のアーケードを練り歩きます。
お昼頃に朝随兵(あさずいびょう)が終わり、
夕方頃から夕随兵(ゆうずいびょう)が始まります。
今度は藤崎八幡宮へ向けて、およそ2万人にもなる神幸行列は進みます。
無事奉納し例大祭が終わると熊本では
「随兵寒夜(ずいびょうがんや)」と言って、次の日からは朝晩が
冷えて秋が深まっていく、と言われています。
開催日:神幸行列9月18日(日)6:00~終日
開催場所:藤崎八幡宮及び繁華街(周辺交通規制有)
※神幸式当日は藤崎宮駐車場は利用不可
問合せ:藤崎八幡宮社務所(096-343-1543)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です