言葉の持つ力

第41回熊本県高校総体は、水球(22日、23日)を除いて全日程を終了した。

RKKでは、今年の総体を31日(金)の総合開会式を皮切りに、
連日夕方ニュースで詳しくお伝えした。
そして、今日午後8時から「全力!熊本県高校総体」と題して
全32競技の熱戦の模様をダイジェストでお送りする。
その中で、男子ハンドボール決勝の熊本マリスト学園対千原台戦は、
まさに両校全力を尽くした、見る者の胸を熱くする試合となった。
2.jpg
千原台は、過去23回の優勝を誇る全国屈指の伝統校。
一方のマリストは、33年前に3連覇を果たしたことあるが、
それ以来優勝から遠ざかっている。
試合は、3年生中心のマリストが、序盤からペースを握る。
バランスのいい攻撃で、前半を3点リードで折り返す。
一方の千原台は、2年生中心の攻撃陣が、マリストの巧みなディフェンスに
なかなかリズムをつかめない。
後半、一時は8点差を付けられるが、ここからじりじりと追い上げ、
残り2分でついに3点差。
ギリギリの攻防に、両校全校応援の県立体育館のボルテージも最高潮。
こんなとき、両校監督の選手にかける言葉に
それぞれの指導の哲学が見事に表現される。
マリスト田原春(たはらばる)監督と千原台森田監督は、
緊迫した状況で一体どんな言葉をかけたのか?
1.jpg
両校死力を尽くした試合の模様は、今日の特番と
9日(日)午後2時半から「高校総体ハンドボール男女決勝」として
放送する。
3.jpg