「おりひめジャパン」と聞いても、まだピンと来ない人が多いだろう。
日本ハンドボール協会が、先日ハンドボール女子日本代表の愛称を募集し、
一般の応募の中から決まったものだ。
そのおりひめジャパンが、セルビアで行われていた
第21回女子世界選手権から帰国した。
日本は、予選ラウンドのBグループで2勝3敗の4位となり、
2大会連続で決勝トーナメントに進出した。
決勝トーナメントの一回戦では、強豪フランスに敗れ、
前回に続きベスト16で終戦となったが、
昨日の準々決勝の結果には、少々勇気付けられた。
と言うのも、日本が予選ラウンドで敗れた3チーム、
セルビア、ブラジル、デンマークがいずれもベスト4に進出したのだ。
これは、Bグループがレベルが高かったことを意味する。
どの試合もディフェンスが機能し、後半の途中まではリードしたり、
接戦を演じ、おりひめジャパンのレベルアップを十分に感じさせた。
地元オムロンからは、6人が選ばれているが、
特に、ゴールキーパー藤間、バックプレーヤーの3人藤井、東濱、石立は
全試合レギュラーとして出場し、大活躍を見せた。
2019年の熊本大会では、きっとオムロンから、また現在熊本の高校生が
日の丸を付けて闘うことは間違いない。
来月11日には、日本リーグのオムロン対北国銀行戦が
県立総合体育館で行なわれ、RKKテレビでは午後3時から生中継する。
解説は、帰国したばかりの日本女子代表監督の栗山雅倫さんだ。
栗山さんとは2年前にもご一緒しているが、今回は世界選手権のお話も
たっぷり伺えるまたとない機会だ。