日本ラグビーの最高峰、ジャパンラグビートップリーグは、今年でその名称を閉じ、
来季から名実ともにプロリーグとして再スタートを切る。
そのラストシーズンのプレーオフトーナメント準々決勝「NTTドコモ対トヨタ自動車」戦が
8日(土)、えがお健康スタジアムで行われた。
ラグビーのトップレベルの試合が熊本で開催されるのは、実に2019年のワールドカップ以来。
しかも、この試合にはそのワールドカップで活躍した強豪チームの選手がずらりと顔を揃えた。
その中でも絶大な人気を誇るのが、ドコモのスクラムハーフTJペレナラ(NZ代表)選手だ。
明るいキャラクターとその実力で幅広いファンを引き付ける。
おそらくは、この日会場を訪れたファンの多くはペレナラ目当てと言っても過言ではない。
ただ、この日は強豪トヨタの前になかなか点差を広げられず、終盤に逆転負けを喫し、
ラストシーズンを勝利で飾ることはできなかった。
(こちらは、ワールドカップで日本が苦杯をなめた南アフリカのマカゾレ・マピンピの突進。)
それでも、グラウンドを去るペレナラはスタンドのファンに手を振って応援に応えてくれた。
来季もペレナラが日本でプレーすることを願っています。