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ラストシーズン

日本ラグビーの最高峰、ジャパンラグビートップリーグは、今年でその名称を閉じ、

来季から名実ともにプロリーグとして再スタートを切る。

そのラストシーズンのプレーオフトーナメント準々決勝「NTTドコモ対トヨタ自動車」戦が

8日(土)、えがお健康スタジアムで行われた。

ラグビーのトップレベルの試合が熊本で開催されるのは、実に2019年のワールドカップ以来。

しかも、この試合にはそのワールドカップで活躍した強豪チームの選手がずらりと顔を揃えた。

その中でも絶大な人気を誇るのが、ドコモのスクラムハーフTJペレナラ(NZ代表)選手だ。

明るいキャラクターとその実力で幅広いファンを引き付ける。

おそらくは、この日会場を訪れたファンの多くはペレナラ目当てと言っても過言ではない。

ただ、この日は強豪トヨタの前になかなか点差を広げられず、終盤に逆転負けを喫し、

ラストシーズンを勝利で飾ることはできなかった。

(こちらは、ワールドカップで日本が苦杯をなめた南アフリカのマカゾレ・マピンピの突進。)

それでも、グラウンドを去るペレナラはスタンドのファンに手を振って応援に応えてくれた。

来季もペレナラが日本でプレーすることを願っています。

変わらないこと、変わっていくこと

2021年4月14日(水)で、熊本地震の発生から5年となりました。
発災時刻の午後9時26分が近づくと
そわそわして落ち着かなくなるのは、5年経っても変わりませんでした。

ですが、復旧・復興へ。
熊本は、変化、そして進化を続けているのもまた事実だと思います。

数日前に訪れた熊本城。本来の姿をどんどん取り戻しています。

“復興のシンボル”
この意味を、そのまま「復興の進捗を示す象徴的な位置付け」とだけ解釈していましたが、
この日、もう一つ、「復興の目印・目標」という意味合いも含まれていることを理解しました。

加藤清正公から「この城のように立ち上がれ。ここを目指して進め」と言われているような。

“今”を積み重ねてここまで来ました。
また明日からも、“今”を丁寧に積み重ねていきたいと思っています。
そうすることで、未来は紡がれるものだと信じています。

復旧が完了し、進化した天守閣は、今月26日(月)に内部の公開が始まります。
そこから見える熊本の景色を、今の自分はどんな風に感じるのか。
いずれ、じっくりと眺めてみたいと思います。

新しい日々の始まり

今年の4月1日は木曜日でしたね。
新年度がスタート。

皆さんそれぞれに、さまざまな思いを持っての始まりかと思います。

特に社会人として新たなスタートを切られた皆さんは、
期待、不安、緊張…心の中で色々なものが入り交じっているのではないでしょうか。

私は、季節ごとに「匂い」があると思っています。
それはどんなものか?と問われると、うまく説明しきれない感覚的なものなのですが。
(おそらく、その季節の草花や天気などが関係している…のだと、勝手に思い込んでいます)

今の時季の匂いをかぐと清々しい心持ちになるのと同時に、やはり、
いわゆる“新人”として歩き始めた頃のことを思い出し、改めて心を整えるきっかけにもなります。

熊本の地にご縁をいただいて、13年目に入りました。
“精一杯に、できたしこ”
相反するようですが、そう思って、これからも歩いていきます。
今年度も、どうぞよろしくお願い致します。

そういえば、今年は桜の咲き進みが早かったので、
満開のソメイヨシノの写真を一枚も撮っていないことに、今、気が付きました(笑)

※写真はすべて3月中に撮ったものです。

RKKボーイズ&ガールズお話し会☆

RKKのアナウンサーが県内各地をまわり読み聞かせを行っている

「RKKボーイズ&ガールズお話し会」。

新型コロナウイルスの影響もありながら、今年度も開催することができました!

訪れた熊本市内の小学校では、

先生方、自ら手作りの透明ボードを用意していただき、

例年よりも少人数でありながらも、

作品にのせて、私たちアナウンサーの声、息づかいを、お届けすることができました。

子供たちも身を乗り出すようにして、しっかりと聞いてくれる姿に

いつも感動させられます。

オンラインの時代になりつつも、

実際に訪問して、生の声をお届けできる、こういった交流の機会を

大切にしていきたいと改めて思いました。

来年も楽しみにしています。

仕切り直して!!

九州アジアリーグ 火の国サラマンダーズの開幕戦は、
天候不良で中止となりました。

「ずっと携帯電話で雨雲の様子を確認していた」という細川亨監督は、
「色々な方が関わって、ものすごい力を感じる中で、
開幕できなかったのは残念。でも、中止となった以上は、
それが選手たちにとっていい方向に働いてくれれば」と、次へ向かおうとされていました。

細川監督は、
「独立リーグの日本一、頂点を取りに行く(=グランドチャンピオンシップの優勝)」と
目標を選手に伝えてあるといいます。

その戦いの始まりは、仕切り直して、あす、21日(日)となります。
試合の模様は、あさって、22日(月)の『夕方Liveゲツキン!』内でお伝えする予定です。

RKKラジオでの中継を楽しみにしてくださっていた皆さん、
どうか、また次の機会が訪れることを待っていていください。

火の国サラマンダーズ、いざ初陣!

天気だけが心配です・・・。

独立プロ野球の九州アジアリーグが、
あす、20日(土・祝)に開幕します。

いよいよ、火の国サラマンダーズの戦いが始まります。

細川亨監督は
「“県民球団”として、皆さんそれぞれの野球観で応援してほしい」と
おっしゃっていました。

RKKラジオでは、
あす、午後5時50分から実況生中継でお伝えします。

“熊本のプロ野球を存分に楽しみましょう!

門出の春

先日の後生川アナウンサーの日記にもありましたが、

今月10日に「熊本県公立高校入試解答速報」を放送しました。

その後、WEBでの合格発表。

結果はどうであれ、4月から高校生としての新たな生活が始まります。

次の目標に向かって、力強く進んで行ってください。

この写真は、番組放送の日、去年まで担当していた糸永アナと、

今年初めて担当した後生川アナと撮った一枚です。

先輩から後輩へ技術を引き継ぎながら、腕を磨くアナウンサーの仕事。

受け継いだ技術を大事に、さらにバージョンアップする努力を怠らず、新年度も取り組もうと、

毎年この時期は、気持ちを新たにします。

門出の春、環境が変わる人は多いでしょう。

不安なこともありますが、いっしょに前に進んで行きましょうね!

 

熊本にも球春到来

熊本で、”熊本の話”として、
“球春到来”と言えるようになったことを、とても嬉しく思います。

熊本初のプロ野球チームとして産声を上げた「火の国サラマンダーズ」。

今月20日(土)のリーグ開幕に向けた動きが活発になっています。

RKKテレビでは、あす、13日(土)の午後2時から、
サラマンダーズの誕生からこれまでを追った特別番組を放送します。
私はナレーションを担当しました。

サラマンダーズが舞台とするリーグの呼称は
「九州アジアリーグ」に決まりました。
ひとまずは、大分B‐リングスと2チームだけでの船出となりますが、
ゆくゆくは九州全県に、そしてアジア圏へとリーグを拡大していく構想も描かれています。

その開幕戦は、RKKラジオで実況生中継でお伝えする予定です。

“球春”に心が躍っています。

郷土のタスキと誇りを胸に

今年の郡市対抗駅伝は、あす(23日)、
男女ともに、えがお健康スタジアム周回コースで開催されます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催です。

RKKテレビでは、男女ともに、
スタートから全チームのフィニッシュまで、あますところなくお伝えします。

放送時刻は次の通りです。

午前9時55分から『JA共済スポーツスペシャル 第38回熊日郡市対抗女子駅伝』
午後1時55分から『肥後銀行スポーツスペシャル 第47回郡市対抗熊日駅伝』

全力でお伝えします!
ぜひ、RKKテレビを通じての応援をお願い致します。

箱根だけじゃない。熊日30キロから世界へ。

すっかり2月の恒例行事となった熊本城マラソン。
今年は第10回の記念大会のはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
寂しい限りです。

しかし!

今夜、特別番組で、あの激走が!あの感動が!よみがえります。

例えば、2014年の熊日30キロロードレース。
当時、学生ながら中村匠吾選手(当時駒澤大3年)がレースを引っ張り、
そして、果敢に勝負を挑み服部勇馬選手(当時東洋大2年)が栄冠を勝ち取りました。

その後、服部選手がトヨタ自動車へ、中村選手が富士通へと進み、
日本マラソンの最高峰の大会“マラソングランドチャンピオンシップ”でワンツーフィニッシュ。
名実ともにトップ選手へと上り詰めました。

お二人とも当時のことを鮮明に覚えていて、あのレースが競技生活に大きく影響したといいます。

まさに、熊日30キロから世界へ。

また、青山学院大学の原晋監督や神林勇太選手、
プロランナー川内優輝選手たちにもお話を伺っています。

『あの感動をもう一度!熊本城マラソン特別編』は、
きょう(2月17日)、午後8時から放送です。