この季節です

きょう、全国高校野球選手権熊本大会が開幕しました。
66チーム(68校)が参加して、夏の甲子園を目指します。
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kyujou2 2013.JPGのサムネール画像

開会式で選手宣誓を務めた開新の林 伊武紀主将の言葉は、次のとおりでした。
「昨年 一人の高校球児の貴い命が 交通事故により奪われました
 今ここにいる選手たちは 大好きな野球ができて本当に幸せだと思います
 だからこそ 道を絶たれた仲間の分まで 最後まで決して諦めず
 今まで支えてくださった周りの方々への感謝の気持ちを試合に表現し
 正々堂々とプレーすることを誓います」
去年6月に飲酒ひき逃げ事故の犠牲となった球児の分まで戦う、
同じ野球という競技に打ち込んだ仲間のことを絶対に忘れないという思いが込められていました。
林主将は、亡くなった球児とは直接の面識はなかったものの、
親しくしている共通の友人がいて、
選手宣誓の大役に決まった組み合わせ抽選会の日の夜、
その友人に相談をしたのだそうです。
そのときに交わされた会話から、「自分が熊本の球児を代表して思いを届ける」と決め、
宣誓文を自分で考えたと明かしてくれました。
「気持ちを込めて、とにかく声を真っ直ぐ出すことを心がけた」という林主将。
その思いは、間違いなく届いたと思います。
去年の大会期間中には、
九州北部豪雨災害の影響を受けたチームがあり、選手もいます。
95回目の夏。
何事もなく、選手たちが野球に集中できる状況のまま大会が進むことを願います。
熱戦の模様は、RKKラジオの各番組内で「ミニ速報」という形でお届けします。

来場御礼

第19回お話し玉手箱LIVEを、23日(日)熊本市現代美術館で開催した。

8か月ぶりの開催に、集客面で不安もあったが、80人を超えるお客様に
おいでいただき、勇気百倍。
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いつものシニア層に加え、小さな子どもさん連れのお父さんの姿も見え、
新たな朗読ファンの広がりも感じられた。
今回の目玉は、「たこの足」のおくんばあちゃんとたこの足の造形の展示。
朗読が終わったあとも、たくさんの皆さんが、まじまじと近くまで来て
興味深そうにご覧になっていた。
快く展示してくれた造形作家のgajuさんに感謝。
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アンケートの中には、
「とても眠かったのですが、それを忘れるように引き込まれていました。」
というものも。毎回のように、朗読を聞きながら眠り込んでいる方が
何人かいらっしゃる。正直、まったく気にならない。
むしろ、それほど我々の語り口が心地よいのだと
解釈しています。どうぞ、聞きながらぐっすりと眠ってください。
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この日は、現代美術館の催し「来た、見た、クマモト!」の最終日にあたり、
そちらの来場者も多かったようだ。
こちらの目玉は、やはり安本亀八の「相撲生(いき)人形」。
久々に見る生人形は、やっぱり迫力十分だった。
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次回のお話し玉手箱は、9月21日(土)。
第20回の節目の開催となる。
お楽しみに。

お話し玉手箱LIVE

第19回お話し玉手箱LIVEを、23日(日)午後2時から

熊本市現代美術館ホームギャラリーで開催します。
去年の10月以来、8か月ぶりの開催です。
今回の演目は、
1落語絵本「ばけものつかい」川端 誠
2熊本の伝説から「たこの足」
3「トロッコ」芥川龍之介
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「ばけものつかい」は、子どもたちに根強い人気のシリーズの記念すべき第1作です。
ばけものが出るとウワサのお屋敷に引っ越してきたご隠居さん。
実はお化けも真っ青のすごい人でした。
「たこの足」は、天草に伝わるユーモラスな、でもちょっと怖いお話しです。
欲深かなおくんばあちゃんは、ある日浜で大きなたこの足を拾い上げます。
当日は、造形作家のgajuさんが製作したおくんばあちゃんとたこの造形が展示されます。
こちらも見ものです。
「トロッコ」は、幼い少年が大人の世界にちょっとだけ足を踏み入れる
甘酸っぱい作品です。今も中学校の教科書に採用されている名作です。
入場無料です。お気軽においで下さい。
 

言葉の持つ力

第41回熊本県高校総体は、水球(22日、23日)を除いて全日程を終了した。

RKKでは、今年の総体を31日(金)の総合開会式を皮切りに、
連日夕方ニュースで詳しくお伝えした。
そして、今日午後8時から「全力!熊本県高校総体」と題して
全32競技の熱戦の模様をダイジェストでお送りする。
その中で、男子ハンドボール決勝の熊本マリスト学園対千原台戦は、
まさに両校全力を尽くした、見る者の胸を熱くする試合となった。
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千原台は、過去23回の優勝を誇る全国屈指の伝統校。
一方のマリストは、33年前に3連覇を果たしたことあるが、
それ以来優勝から遠ざかっている。
試合は、3年生中心のマリストが、序盤からペースを握る。
バランスのいい攻撃で、前半を3点リードで折り返す。
一方の千原台は、2年生中心の攻撃陣が、マリストの巧みなディフェンスに
なかなかリズムをつかめない。
後半、一時は8点差を付けられるが、ここからじりじりと追い上げ、
残り2分でついに3点差。
ギリギリの攻防に、両校全校応援の県立体育館のボルテージも最高潮。
こんなとき、両校監督の選手にかける言葉に
それぞれの指導の哲学が見事に表現される。
マリスト田原春(たはらばる)監督と千原台森田監督は、
緊迫した状況で一体どんな言葉をかけたのか?
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両校死力を尽くした試合の模様は、今日の特番と
9日(日)午後2時半から「高校総体ハンドボール男女決勝」として
放送する。
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開幕

第41回熊本県高校総合体育大会が開幕した。

一部の競技はすでに始まっているが、
今日は午前10時から、平山町の県民総合運動公園陸上競技場
うまかなよかなスタジアムで総合開会式が行われた。
午前9時半の熊本市の天気は薄曇り、気温23度6分、
湿度59%、西北西の風1、1メートル。
上空は、曇ベースだが、青空も見える。
梅雨入り後の総体は最近ではめずらしいが、
今日はなんとか天気ももってくれた。
出場88校の中には、今年が最後の参加もあれば、
初出場の高校もあり、バラエティ豊かだ。
スケジュールは少し押し気味のまま、
式はクライマックスの選手宣誓へ。
「全部自分で考えました。昨日は家族の前で練習してバッチリです!」
とニコニコ顔で答えてくれた、今や日本の注目のスプリンター
九州学院の短距離のエース野林祐実選手。
この小さな体のどこにあの爆発的な瞬発力が秘められているのか。
利発な笑顔に、限りない将来性が感じられる。
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11時14分、無事放送も終了。
「実は、今年が最後のお勤めです。」と、解説の九州学院高校校長の内村公春先生。
長い間、生徒たちを暖かい視線で見つめていただき、ありがとうございました。
片や初めて中継を担当した柿木アナ。バトンはしっかり受け継がれた。

ゆうさいくん 頭なでなでして!

先日 くまモンと、熊本ルネッサンス県民運動本部の招待で来熊した、

京都舞鶴市のゆるキャラ「ゆうさいくん」

モデルの肥後細川家初代幽斎公は、舞鶴でおよそ20年間過ごしました。

二人は、古今伝授の間で対面し、ゆうさいくんはくまモンに、

友好を伝授しました。

そのゆうさいくんに頭をなでなでしてもらっている私・・・

 

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舞鶴では、文化人であるゆうさいくんに、筆で頭をなでなでしてもらうと

賢くなるともっぱらの評判だそうで、

熊本でも、 子どもも大人も多くの人がなでなでしてもらいました。

ナビゲーターとして1日いっしょにいたので、

ゆうさいくんも舞鶴市のみなさんも大好きになって、お別れが寂しかった・・ 

ブルーサークルメニュー

昨日から日本糖尿病学会が、熊本市内20を超える会場で開かれています。

この3日間で 延べ1万5000人が参加するそうです。

世界規模で急増している糖尿病、熊本の糖尿病予備群は4人に1人!

食事療法中の人でも、美味しくカロリーを気にせずに

外食を楽しんでもらおうという、1食600kcal未満 塩分3g以下の

「ブル-サークルメニュー」 ご存知ですか?

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これは、 学会会場の一つホテル日航熊本の中華レストランのブルーサークルメニュー、

「鶏肉のピリ辛味噌の丼 塩こうじ風味」です。

サラダと スープ フルーツが付いて571キロカロリー!(1000円です!)

ポイントは、下味を付けた鶏肉を蒸して、余分な油や塩分を落としていることだそう。

これがとっても美味しい!甘辛い味噌味がたまりません~

 明日は私も、「糖尿病市民公開講座」を、

学会会長の熊本大学の荒木栄一先生方と行います。

目指せ!熊本糖尿病増加ストップ。 

来月23日には、 糖尿病の特別番組も放送します。

シャクの季節~♪

久しぶりに

こちらにも顔出し。

毎日ブログはアップしていますんで

是非!そちらも楽しんでください!

たいした話はのせていませんけどね(笑)。

さて、

今日は「シャク」と「シャコ」について・・・。

立夏も過ぎ

熊本では「シャク」が採れ始めています。

なって言っても

天ぷら!

たまらんですよね~。

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「シャク」と「シャコ」って何が違う?

あるいは

「シャコ」って何?

なんて方も熊本ではいらっしゃるかもですね。

キムカズ発信のネタにもしました。

http://rkk.jp/kimukazu-hassin/archives/2013/05/post-692.html

似ているようで

全くの別もの。

どちらも酒の肴にはもってこいですけどね!

あす、開幕です。

「みどりの日」のきょう、占いのラッキーカラーが「緑」でした。

何だか、ちょっと得した気分になりました。
でも、7年前だったら、そうは思わなかったのでしょうね。
さて、「こどもの日」のあす、
第42回RKK旗争奪選抜高校野球大会が開幕します。
今年は、
熊本工業、鎮西、済々黌、熊本国府、文徳、東海大星翔、八代東、熊本北(組み合わせ番号順)の
8校が出場し、頂点を目指します。
あすは準々決勝が4試合。
あさってが準決勝。
決勝戦は8日(水)の予定です。
試合の模様はRKKラジオの番組内で、「ミニ速報」という形でお伝えします。
球場で、ラジオを通じて、ご声援をお願い致します!

よそもん、ポケモン、くまモン

熊本県のPRキャラクター「くまモン」の周辺が喧(かまびす)しい。

というのも、4月28日付けの熊日新聞で「くまモンどう発音?在熊テレビ局違うモン」
という記事が掲載されたからだ。
記事にもあったが、現在県内テレビ局のアナウンスセクションでは、
RKKとTKUが抑揚のない「平板(へいばん)」、
それ以外の3局は「く」にアクセントがある「頭高(あたまだか)」で、各々統一している。
この問題は、そもそも九州新幹線が全線開通した2011年に、RKK局内で
「平板」でいこうと、確認した経緯がある。
その根拠は、
1)「くまモン」の語源は、「熊本の者」から来ていることから、「よそもん」「地のもん」などと同じ考え方。
 (例えばもし「佐賀の者」というキャラクターがあったとしたら、「さがモン」(平板)が自然だろう。)
2)そもそも、熊本は全国でも名高い(?)「平板アクセント地帯」というお国の事情。
3)「短縮形は、平板で発音する。」の原則に準ずる。
 (例えば、「キムタク」「ポケモン」「マツケン」等。)
ところが、実情は少し違う。テレビ、ラジオの番組などで耳にする一般の方の
発音を聞いていると、「頭高」が多数を占める印象が強い。
(個人的な印象だが、熊本県出身で比較的年配の方は「平板」。県外出身か、
県内出身でも比較的若い方は「頭高」という住み分けができているようだ。)
なぜか?
おそらく、「語源」や「熊本アクセント」「短縮形」といった根拠よりも、
「くまモン」という名称が、今や単なる「キャラクター」の固有名称として
確固たる地位を築いた、ということではないだろうか。
そうであれば、「頭高」で発音したいという気持ちも理解できる。
発音は、「平板」より「頭高」のほうが、聞いた感じが印象強いからだ。
元々造語であるからアクセント辞典に載っているはずもない。
どう発音しようとも、自由と言えば自由である。
しかし、こうも頻繁にニュースや話題に登場するとなると、局内でバラバラの発音は
具合が悪い。そこで、各局それぞれの考え方で統一することになった。
結論。
「本来の名前の由来から判断すれば=平板」。
「単なるキャラクターの固有名詞として捉えれば=頭高」。
と、その捉え方によって読み方も違う、という考え方が妥当
ではないかと思われる。
最後に、前出の熊日の記事によると、当の「くまモン」本人は去年一月、
ツイッターで、「熊本弁らしく抑揚なしで平べったくがいいかモン」
とつぶやいているそうだ。
「どうか、心変わりしないで欲しいモン!」