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2012年02月10日(金) 第485回   我ら音楽マサイ族

私ことまさいよしなりが今週お持ちしました音源はこちらです。

「Volevo un gatto
nero」(黒猫が欲しかった)
/Vincenza Pastorelli, Piccolo Coro
dell’Antoniano
(ヴィンチェンツァ・パストレッリ、アントニアーノ児童合唱団)

イタリアのボローニャで毎年開催されている童謡コンクール、
ゼッキーノ・ドーロ。
1959年から現在に至るまで続いており、
文化的なイベントとして広く親しまれ、その模様はラジオや
テレビでも中継されるなど、あらゆる世代に愛されています。
さてこのコンクールにおいて、1969年に3位入賞を果たしたのが
今日ご紹介した「Volevo
un gatto
nero」という作品です。
「僕は君にワニだって、キリンだって、ゾウだって、いや動物園ごと
あげちゃうよ。その代わり君は僕に黒猫をくれるって、そう約束
したじゃないか。でも君がくれたのは白猫だった。僕は黒猫が
欲しかったのに。もうこの際猫は猫だから白猫でも飼うけど、
嘘つきの君には何もあげないからね!」と、原詞は実にシュール。
コンクールでこの曲を歌ったのは、当時4歳だった女の子、
ヴィンチェンツァ・パストレッリちゃん。
受賞後にさっそく発売された
レコードは900万枚を超える大ヒットを記録することになりました。
さてこの曲、日本で訳詞が付けられカバーバージョンが発表されると
1969年のシングルランキング年間5位、翌年の年間1位という
驚異的なヒットを記録しています。
そしてこのカバーバージョンこそ、
みなさんよくご存知の皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」なのです。
ちなみに
原詞と訳詞は、「黒猫」が出てくる以外には全く共通点はありません。
今回はイタリア語のオリジナルバージョンでお聴き頂きました。

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2012年02月10日(金) 第485回 くもり

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今朝は気温2℃、寒い朝でした。

天気は雲。この後は、日が差すとこもあるようです。

忙しい一週間も、もうすぐ終わりです。
日曜日にCMの編集を終えると、ひとまず完了!

てなわけで今週は休みなしで
突っ走ることになります。
ありがたいことです。


今日お届けした音楽♪

■  天文学者になればよかった  
             /   さだまさし

 


■  君の街まで  /   アジアンカンフージェネレーション


 


■  Volevo un gatto nero (黒猫が欲しかった)

     /   Vincenza Pastorelli, Piccolo Coro dell’Antoniano
(ヴィンチェンツァ・パストレッリ、アントニアーノ児童合唱団)


 


■  未来への扉  /  中沢堅司