2014年11月28日 我等音楽マサイ族

恋はピンポン/リチャード・クレイダーマン [1978年]

リチャード・クレイダーマンはご存知の通りここ日本でも
大変よく知られているイージーリスニング系のピアニスト。
1976年に母国フランスでレコードデビューを果たすと、
まず当時の西ドイツでチャートの1位に輝き、その人気は
やがてヨーロッパ各国へ、次いで日本にも及びました。
彼の音楽に対して我々が持っているイメージは、「ピアノの
貴公子」とも呼ばれているように、やはり「オーケストラを
従えた流麗でリリカルなピアノの音色」に尽きると思います。
しかし意外かも知れませんが、彼は活動初期の頃には
シンセサイザーによる演奏をメインとする楽曲も数多く
手掛けています。特に77年発表のデビューアルバムでは
全11曲中実に4曲がこのタイプの作品となっています。
そこで今朝は、「ピアノの貴公子」によるシンセ作品の中から
「恋はピンポン(Ping Pong Sous Les Arbres)」をお聴き
頂きました。まさかリチャード・クレイダーマンの楽曲だとは
気付かずに聴いていらっしゃった方もおいでのことでしょう。

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