2014年8月1日 我等音楽マサイ族

私ことまさいよしなりが今週お持ちしたのはこちらです。
ラヴ/美空ひばり、原信夫とシャープス&フラッツ [1965年]
昭和を代表する歌手、美空ひばりがお亡くなりになって
早いもので25年という歳月が経ちましたが、巷から彼女の
歌声が消え去ったことは寸刻たりともないように思われます。
この方はジャズのスタンダードナンバーも数多く吹き込んで
いることで知られていますが、今朝はそれらの楽曲の中から
1965年に録音された「ラヴ(L-O-V-E)」をご用意しました。
この曲はドイツ出身の音楽家ベルト・ケンプフェルトが作曲し、
ジャズ・ピアニストでありシンガーのナット・キング・コールが
64年に大ヒットさせたことで有名です。その録音の際、彼は
英語以外にも5ヶ国語のバージョンでこの曲を収録して
いるのですが、その中には漣健児の作詞による日本語
バージョンも含まれていました。残念にもコールはその翌年、
65年2月に他界したのですが、彼を敬愛していた美空ひばり
はその追悼の意味を込め、同じ年に「ひばりジャズを歌う
~ナット・キング・コールをしのんで」というアルバムを発表
しています。そして「ラヴ」のカバーもここに収録されました。

2014年8月1日 我等音楽マサイ族」への1件のフィードバック

  1. 前略、中略、後略

    ひばりさんは、何を歌っても凄いですね。私は、なんと言っても「柔」や「真っ赤な太陽」で虜になっていました。ジャズや演歌、歌謡曲と、なんでもこなせる、昭和の歌姫でしたね。

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