熊本市花園【本妙寺】本妙寺・頓写会

毎年、加藤清正の命日前夜である
7月23日に、熊本市花園の本妙寺では、
写経した法華経を奉納する
頓写会(とんしゃえ)が行われます。
本妙寺には、加藤清正を祀る浄池廟(じょうちびょう)があり、
清正の三回忌に僧侶たちが法華経の一部6万9384文字を一夜で写したことから、
速いという意味の「頓」を用いて、
「頓(すみやか)に法華経を写経した法会」
というのが名前の由来です。
本妙寺の本堂の先には、胸突雁木(むなつきがんぎ)と呼ばれる
176段の急勾配の石段があります。
これは「胸を突く苦しさを味わうほど急な石段」という意味だそうです。
夜7時半を過ぎると、僧侶や信者の皆さんが
団扇太鼓(うちわだいこ)を鳴らしながらこの石段を上り、廟へ向かいます。
そして1時間半に及ぶ写経の奉納と法要のあと、
厳かに読経が続くのです。
また、この日はいつも静かな本妙寺の長い参道両側に、
かき氷や金魚すくいなどおよそ500の露店が出ます☆★
毎年10万人近い人々が訪れ、
参道は人がひしめき合い、夜半までにぎわいます(*^^*)
☆日時:7月23日(土)19:00~23:30頃(交通規制有り)
☆アクセス:熊本市電本妙寺電停前下車 徒歩10分
☆駐車場:なし (市電本数増便)
☆問合わせ:本妙寺(096―354-1411)
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