天草下島、東シナ海側の穏やかな洋角湾(ようかくわん)を臨む
崎津天主堂(さきつてんしゅどう)。
明治以来3回の建て直しが行われた現在の教会は、昭和9年に創建されました。
尖塔(せんとう)の上に十字架を掲げた、
ヨーロッパ中世の美術様式である重厚なゴシック様式で、
正面がコンクリート造り、後ろは木造です。
堂内は、教会建築では珍しい畳敷きになっています。
この教会は海の天主堂とも呼ばれ、
教会が建つ漁港一帯は、日本の渚百選と、
日本のかおり風景100選に選ばれています。
この崎津天主堂が、あさってから来年1月7日まで
イルミネーションで飾られます。
地域住民や観光協会などで毎年実施していて、
夜空の星とともに海辺に浮かび上がる教会は幻想的な美しさです。
尖塔を縁取るように電球が施され、
遠目から見ると大きなツリーのようです。
周辺の民家にも電飾が取り付けられ、
教会まで道案内をしているように輝きます。
また、今月17日(土)には物産市と女性合唱団による
ミニコンサートも開催されます。
☆開催期間:12月3日(土)~2012年1月7日(土)
★点灯時間:18:00~22:00
☆アクセス:国道266号を牛深方面へ途中
国道389号に入る車で約2時間40分
★駐車場:なし
☆問合せ:天草市牛深支所産業振興課(0969-73-2111)
天草市河浦町【崎津天主堂イルミネーション】
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