今年度初投稿!

新年度が始まり早くも2か月が過ぎました。

皆さんは新年度に慣れてきましたか?

私は3月で「からふる」を卒業して、、

4月からは、28年目に突入した「週刊山崎くん」のナビゲーターを宮崎美子さんと担当することに!

ロケでは、本当にたくさんの方々と出会い、

改めて熊本の魅力を感じたり、今まで知らなかった美味しいグルメに出会ったりと

熊本9年目にして新たな発見の連続です。

  

 

また、今年の「週刊山崎くん」では、熊本のテレビでは中々お会いする事がない方々ともロケで一緒になる事もあるんです!

鬼越えトマホークさんや・・・

M-1王者のミルクボーイさんなども。

これからも「週刊山崎くん」では、

グルメ情報、熊本の魅力的な場所や人を紹介していきますので、

毎週水曜・午後7時は是非ご覧ください!

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また、引っ越して熊本を離れてしまい見られない、、

熊本県外に住んでいるが山崎くんを見てみたい!

という方も大丈夫です!

今は「TVer」で放送後から1週間は無料で全国・世界のどこででも

インターネットに繋がれば番組を無料で見る事ができます!

是非、お気に入り登録して見てください♪

くまもと 旅日記 〜 春の水俣・後編 〜

福居万里子です。

大型連休に水俣を訪れた もうひとつの目的は、改めて《 水俣病 》を知ることでした。

水俣市立 水俣病資料館です。


『魚湧く海(いお わくうみ)』と呼ばれるほど豊かだった かつての水俣湾から始まり、

経済発展に沸く街の様子、そして猫などの動物に異変が起こり、

ついに人にも症状が現れる・・・という水俣病の経緯を辿ります。

私にとって水俣病は『 教科書に載っていた《 歴史 》 』でした。
しかし、5年前に熊本に来て、水俣湾周辺を歩いてまわり、慰霊式に伺い、

テレビではすべて放送することは滅多にない『 祈りの言葉 』を最後まで聞いたことで、

すごく《 近く 》感じるようになりました。

一方で、たくさんの人の努力で取り戻された水俣の海の美しさも知りました。

 

これは水俣病患者の方が手がけた作品で、手指機能の改善を目的としたアートだそうです。

前回訪れたときには 展示に気づきませんでした。

あえて『 海 』を題材にしたのか・・・それは分かりませんが、
鮮やかな色づかいや、にっこり笑うカニを見て、いろんなことを想像しました。

もうひとつ、水俣病センター 相思社・水俣病歴史考証館にも伺いました。
水俣市立 水俣病資料館から車で5分ほど走り、丘の上にあります。

1畳ほどの小屋。

何に使われたか、ご存じですか。
まだ水俣病の実態が分かっていなかったころのことです。

原因を調べる目的に、ネコを使った動物実験が行われました。
そのネコは【 400号 】と呼ばれ、この小屋に入れられていたのです。
当時の記録には、研究者の心の葛藤も綴られていて、なんとも言えない気持ちになります。


ネコ飼っている私にとって、目を背けたくなるような資料でしたが、

それでも、これが水俣病の歴史です。

400号が暮らした小屋は、この先もずっと水俣病の歴史を伝えるものとして残すため、去年 修復されました。
『 言葉で伝えていくことは もちろん大事だけれど、こうした《 物 》が語りかける力も とても大きい 』
スタッフの方の言葉が心に残っています。

 敷地内には、ひっそりと 猫の墓 もあります。

 

こうした資料館、みなさんが最後に訪れたのは いつですか?
きっと、訪れるたびに違った感情が芽生えるはずです。

くまもと 旅日記 〜 春の水俣・前編 〜

ベランダで “ ラディッシュ ” という品種のバラを育てています、福居万里子です。

( 先日、洗濯物をうっかり棘に引っ掛けてしまい、穴をあけてしまいました… )

 

少し前の話になりますが、大型連休の期間中、水俣に出かけてきました!

春の水俣といえば、《 水俣ローズフェスタ 》。

バラの小道にバラのトンネル…見事な景色にすっかり魅力されました。
 

どれも色鮮やかで、大ぶりなものだと人の顔ほどの大きさにもなります。

 

幾重にもなった花びらが本当に豪華です。

 

( “ 自撮り ” も 絶好調 )

しかし まぁ…私が育てているような鉢植え程度ならまだしも、

バラは手入れが難しいと言われますし、管理していらっしゃるみなさまに心から拍手!

毎シーズン、美しい思い出をありがとうございます。

≪ 道の駅みなまた ≫ もリニューアルしたばかりで、水俣の和紅茶など買い物も楽しめました♪

  

さて、この旅日記には 続きがあります。
春の水俣・後編は『 水俣病を考える 』です。

駆け巡ります!

 

5月もあっという間に後半に突入し、日々の流れの速さに驚いています。

年々速く感じるとよく聞きますが、本当にその通りですね(笑)

 

そんな今月も、中継で県内各地からいろんな情報をお届けしています。

熊本市北区の代継宮からの中継では、

この日参加した「曲水の宴」で着用した十二単姿でお送りしました。

宴で詠んだ和歌を紹介したり、

平安時代に食べられていたと言われる「蘇」という乳製品を味わったり。

まったりとした中継でした(笑)

ちなみに・・・

このヘアメイクを担当してくださったのは、

熊本ベルェベル美容専門学校の学生さん。

水曜だけど土曜の番組では「閣下メイク」でお世話になりました。

なんだかご縁があるようです(笑)

ありがとうございました!

 

そして、鶴屋の催事場からの中継も!

今月初めに開催されていたイタリア展の会場から美味しいグルメを紹介しました。

学生時代から催事大好きな私にとっては、毎度たまらなく嬉しい中継です。

就職試験の時から催事の中継がやりたいとよく言っていたな~(笑)

そろそろ北海道展の季節ですね!楽しみです。

 

ゲツキン中継ではグルメな中継も数多くお届けしています。

菊池のスイートコーン「ドルチェドリーム」

甘さとみずみずしさが抜群で、夏を先取りした気分です!

こちらの弁当も凄かった!

熊本市北区の大衆酒場「マルホ本舗」ビーフ弁当。

250グラムのハラミは食べ応え満点!

これで1000円というから驚きです。(14時以降はプラス200円)

夏を迎える前に、スタミナつけていきましょう!

 

そんな誇れる熊本を全国へ発信できる機会が、朝の情報番組THE TIME,です!

今月も熊本自慢をお届けしています。

天草市有明町から紹介した「ひと網オーナー制度」

雨の心配もある中、大漁でした!!!

スタジオの香川さんも江藤アナも驚いていましたね!

あまりの量に、局内でお裾分け。

局内のフロアは魚屋さん状態でした(笑)

もちろん、魚と言えば・・・

木村アナ!

自宅へ配達しました(笑)

どんな調理で味わってもらえたのかは、キムカズ発信をご覧ください!

何より、漁を体験させてくださった、松本ひとしさん・えっちゃんご夫婦の明るさに

朝からパワーをもらった1日でした。

そして、朝のパワーは素敵な歌声からもチャージさせてもらいました♪

昨日の中継は、熊本市のカラオケバー「LIVE JUMP」からお届けしました。

熊本の歌うまさんということで、オーナーの益田勝志さんに

コブクロの「蕾」を披露して頂きました。

優しく伸びやかな歌声に、心が熱くなりました。

全国のカラオケ大会で数々の賞を獲得している益田さん。

とってもお茶目な明るい方で、

「世の中ギャップが大切」という名言も頂きました。なんだか深いですね(笑)

 

5月後半も、まだまだ県内駆け巡ります!

 

人吉市の小学生からの“贈り物”

今週の月曜日(16日)に人吉市で取材をしていた時のことです。

私が小走りで移動しながら、小学生の男の子2人を
追い越そうとした瞬間に「こんにちは!!」と元気な挨拶。
私は、彼らの背後から近付いていたにも関わらず、何という反射神経でしょうか!笑

不意の出来事に、私は顔だけ振り向き気味に「こんにちは」と返すのがやっとでしたが、
とても清々しい気持ちになりました。

エリアから察するに、人吉西小学校か人吉東小学校の児童さんではないかと思います。
本当に晴れやかな気持ちになりました。素晴らしい贈り物をありがとう。
名前も知らぬ2人ですが、どうか元気に学校生活を送ってください。

ちなみに、青井阿蘇神社の取材ではなく、その周辺一帯の取材でした。

佐賀の伝統工芸に触れる

“伝統工芸”と聞くと、
興味が掻き立てられる一方で、少し緊張もします。

きのう(17日)、熊本県伝統工芸館へ取材に行ってきました。

「鍋島緞通(なべしま だんつう)」の展示会です。
「鍋島緞通」は綿を使って手織りされた敷物、いわゆる「絨毯」で、
江戸時代に長崎に伝わった技術が佐賀・鍋島藩で継承され育まれてきたものです。

会場には、佐賀県に縁のある陶芸家の皆さんが考案した図案で織られた作品。


※左から順に
十五代 酒井田柿右衛門(さかいだ かきえもん)さん
人間国宝の井上萬二(いのうえ まんじ)さん
十四代 今泉今右衛門(いまいずみ いまえもん)さん

徳川家に献上されていたとされる図案などの作品が展示されています。

「鍋島緞通」は、羊毛やシルクの絨毯と違い、季節を問わず使えるのが特徴ということで、
確かに、触ってみると基本的にはサラッとした感触でした。
“基本的には”というのは、毛足の長さでわずかに触り心地が変わるという意味です。
サラッとしていながらも、少ししっとりとした印象のものもありました。

皆さん、実際に触り心地を確かめて、好みのものを探すことができます。

展示会は、熊本県伝統工芸館(和室)で5月22日(日)まで開かれています。

熊本のあさはTHE TIME,

 

THE TIME,が始まって半年が過ぎました。

全国各地で色んなドラマが生まれる列島中継。

熊本からの中継も印象深いものはたくさんありますが、

あの回をきっかけにさらに絆が強くなった熊本中継班!

美里町の「日本一の石段」

3333段を登り切った先にある、八代市の釈迦院からの中継です。

午前3時に登頂開始。

「俺はいいから先に行け!」

的な場面も生まれつつ、無事頂上へ。

8人全員で登り切って中継を終えたときの高揚感は忘れられません。

3時スタートの収録、中継はレアではありますが、

いつもスタンバイを始めるときはこんな風に真っ暗です。

月2~3回の早朝生活にも慣れてきました!

そしてなにより、

朝早くから快く協力してくださる中継先の皆様には本当に、感謝感謝です。

この日は水俣市の樫本商店から!

88歳の照夫おっちゃんから昭和レトロなゲームを教えてもらいました。

中継では、予定の持ち時間が終わったところで、

まさかの安住アナからのむちゃぶりが(笑)

レバーの握り方の指導がありました!

平成生まれの私の理解はなかなか追いつかず(笑)

なんとかコツを掴んできたところでタイムアップ!

生のやり取りの楽しさを改めて感じるTHE TIME,の中継が大好きです!

 

そして、今日の中継もライブ感たっぷりにお伝えしました。

 

熊本の伝統工芸品「肥後こま」を華麗に操る双子の兄弟

佐藤兄弟のパフォーマンス!

世界一難しいとされる、別名「挫折ごま」の大技を披露して頂きました。

生放送の緊張感のなかでの完璧な「こま回し」は圧巻でした!

400年もの歴史を未来へ繋げていく姿、かっこよかったです!

 

ちなみに・・・

今日は「生感」を肌で感じるプチ事件がありました(笑)

相方になることが多く勝手にご縁を感じているCBCさん。

若狭アナは中継のペアになる時、

「一緒に頑張りましょうね」といつもお声掛けしてくださいます。

そんな優しい若狭アナ・・・

CM中の音声チェックでポロっと脳シャキクイズの答えを言ってしまい、

香川さんや杉山アナなどスタジオの皆さんが仰天!

CMがあけたスタジオでは「これは放送事故だ~」と大笑いの展開へ発展(笑)

Twitterでは日本のトレンド1位になるほど注目されていましたね。

 

そんなCM中のやり取りを、相方局のRKKチームは生で聴いていたんです。

こちらも一体何が起こったのかと、大笑いでした。

伝説の音声チェックを生で聴けて光栄でした(笑)

 

なにかが起こる、THE TIME,

見逃さないように、これからも是非ご覧ください♪

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした!

体型的には “ いかにも グルメリポーター っぽい ” 福居万里子です。

 

今年度から 勤務体制が変わり、ラジオニュースやナレーションなど、

ゲツキン!以外にも いろんな仕事をする機会が増えました。

新しい環境というのは いくつになってもワクワクするものです。

 

しかし、私には チョットだけ、不安もありまして・・・

 

それが『 グルメロケ 』です。

 

あまり大きな声では言えませんが、得意じゃないんです、“ 食リポ ”が。

食べることは だ~いすき!なのに・・・

なんでしょうね、誰かにじっと見つめられて食事をするのが恥ずかしいというか、

「 どう?どんな味? 」と期待されるのがプレッシャーというか・・・

 

それでも、任せてもらえる仕事は全力で!

というわけで、さっそくリポーターとしてロケしてきました!

 

≪ その① ≫

4月21日(木)放送

RKKテレビ『 夕方Liveゲツキン!』~ コスパ抜群の海鮮丼 ~

見てくださいよ、この 驚きの盛り付け!!

もはや 器に収める気など まっっったく ありません。

正直、ちょっとやり過ぎでは・・・と思いましたが、

『 お客さんを 喜ばせたい 』

『 魚を好きになってほしい 』

そんな熱い気持ち・優しさが詰まったメニューだったのです。

しかも、ボリュームだけでなく、味も ピカイチ!

ウツボを使った海鮮丼にも遭遇!

怖~い顔のわりに、上品な味の逸品でした。

それぞれのお店の情報は、番組のホームページをご覧ください(^^)

 

≪ その② ≫

4月24日(日)放送

RKKラジオ『 ゴリけんの九州沖縄ぐるぐるマップ 』~ ここは ○○の聖地 ~

 

なんと・・・ラジオの食リポにも挑戦しました。

 

『 ドン‼‼ と 食え 』

これは、正真正銘、お店の名前です。

大人気マンガ「 ONE PIECE 」の作者は、熊本出身の尾田栄一郎さん。

そのキャラクターたちのフィギュアやポスターなどがびっしりと飾られた丼(どんぶり)専門店です。

無数のアイテムの中にはファンから寄贈されたものも少なくなく、

ファンとともに作り上げてきた お店、まさに『 ONE PIECEファンの聖地 』です。

熊本地震からの復興プロジェクト『 麦わらの一味の銅像MAP 』は 手作り!

 

グルメロケに慣れていない福居。

肝心のグルメの写真を・・・うっかり撮り忘れてしまいました。

お店のご主人・原野さんとは しっかり記念撮影♪

もはや 角煮 と言っても過言ではない「 ちゃ~しゅ~(焼豚) 」は 絶品でした!

こちらの放送は、 radiko の タイムフリーで、もう少しの間お楽しみいただけます(^^)

おいしいもの探し🍽

みなさん、こんにちは!
上岡 梨紗です。

熊本にきて、あっという間に1か月が経とうとしています。
時間が経つのは早いですね😊

熊本に来る前に友人や周りの人から、「熊本にはおいしいものがたくさんあるよ!」と
聞いていたので食べることが好きな私は、すごくワクワクしていました。
そして、ついに…!
郷土料理を食べることができたんです!!

まずは、「ひともじのぐるぐる」

ネギの濃い緑に、酢みその黄色が合わさって見た目も鮮やかですよね!
ぐるぐるって何だろう?と、ずっと気になっていたんです。
見て納得。ぐるぐるとネギが巻かれているということなんですね!
食べてみるとシャキシャキとした食感がたまらなくおいしかったです🥢

そして、「桜納豆」
納豆に桜?初めて聞くので、納豆の種類かと最初は勘違いしてしまいました(笑)

桜の正体は、馬🐎!!
なんとも熊本らしい!
納豆にピンク色の馬刺しが入ると、名前の通り桜。春らしいですね🌸
納豆の柔らかさに馬刺しの歯ごたえが加わるとよりおいしさが増す気がしました!

熊本のおいしいものをもっともっと食べて、もっと熊本のことを知って、はやく熊本の者。

“くまもん“になれるように頑張ります!

熊本地震から 6年

福居万里子です。

熊本地震の発生から 6年が経ちました。

 

私は ≪ あの日 ≫ を経験していません。

6年前、私は福岡の放送局に勤めていました。

福岡でも震度5強を観測したところがあり、周辺の情報収集に追われました。

目の前の仕事に向き合いながらも、テレビやラジオが伝える傷ついた熊本の姿がショックでした。

熊本で暮らしたことこそ なかったけれど、家族で何度も訪れた思い出の場所だったからです。

 

だから、熊本地震の1年後、熊本に来ることを決めました。

たくさんの人に話を聞き、災害を学び、防災士になり、ニュースを伝えるなかで、熊本地震を知ろうとしてきたつもりです。

 

地震から6年経った今年は 初めて、地震が発生した日の夜に震災遺構を訪れました。

阿蘇大橋の崩落現場です。

今は立野側に立派な展望所が設けられています。

昼間には何度も訪れましたが、

安全な場所で、遠くから『 眺めている 』

どこか そんな印象を拭えませんでした。

一方で、河陽側から見てみると、

曲がったままの標識や無機質なバリケードが残っていて、現場がすごく近くて、暗くて、怖くて、

そこに『 立っている 』と感じました。

そして、4月といえど 阿蘇の夜は まだまだ寒いということも、肌で感じました。

米塚付近の道からは、遠くに輝く熊本市内の灯りが美しかったけれど、

あの日は大規模に停電していましたし、こんな景色ではなかったのでしょう。

 

地震発生から6年が経ち、元気に復興していく熊本を誇りに思います。

 

しかし、こうして震災遺構を訪れるたび、

『 復興を喜ぶあまり、

  自然の恐ろしさを忘れてはいないか?

  悲しみから目を背けてはいないか?

  災害への備えを怠ってはいないか―― 』

自らの日常を考えさせられます。

 

初めて地震発生の日の夜に阿蘇を訪れてみて、

私の中の ≪ 熊本地震 ≫ が またひとつ変わった気がしています。

 

熊本のみなさんと同じ経験をしていない分、これからも ≪ あの日 ≫ を理解する努力をつづけます。