私ことまさいよしなりが今週お持ちしたのはこちらです。
七夕さま/CAPPELLATTE [2009年]
来週の月曜日は7月7日、七夕ですね。そこで探して
みますと、歌謡曲・ニューミュージック・J-POPの中には
七夕をテーマにした、あるいは歌詞に盛り込まれた曲が
少なからず存在しています。とはいえ、七夕に関する
曲で誰もが真っ先に思い浮かぶものといえば、やはり
童謡・唱歌として歌い継がれている「たなばたさま」
ではないでしょうか。この曲は、童謡詩人の権藤花代、
作曲家の下総皖一の手により1941(昭和16)年に発表
されました。今では「金銀砂子」という言葉は伝わりづらい
かも知れませんが、「砂子」とは金粉・銀粉のことで、
蒔絵や襖絵、色紙などにあしらった砂子がキラキラと
輝くさまを、夜空の星、とりわけ天の川に例えて、この
ように表現しています。また、1番の終わりが「砂子」の「ご」、
2番の出だしが「五色」の「ご」というふうに合わせて
あるのは、子供が戸惑うことなく2番を歌い始められる
ようにとの作詞家の配慮だとも言われております。
というわけで、今日はこの「たなばたさま」を、女性3人に
よるアカペラグループCAPPELLATTEが2009年に
リリースしたバージョンでお聴き頂きました。満天の星空に
吸い込まれてゆくような、透明感のあるハーモニーです。
七夕様の物語はロマンチックですね。子どもの頃は歌詞の意味も知らずに歌っていました。
>泗水のブルービーさん
本当におっしゃるとおりですね!
童謡や唱歌って、子供の頃は特に感動もなく
歌っていたものが、歳を重ねてようやくその
美しさや心地良さに気付かされるものです。
シンプルで平易。だからこそ深く心を打ちます♪