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2/1(土)放送:第11回 地域に開かれた病院への取り組み

1979年に設立し、長らく阿蘇地域の中核医療機関を担ってきた「阿蘇立野病院」。2016年4月に発生した熊本地震により甚大な被害を受けましたが、2017年4月から段階的に再開。8月以降からは入院や一般外来、11月に人口透析を再開しています。そしてようやく2018年1月、1年8ヵ月ぶりに全館再開。同院のモットーでもある「ぬくもりと安心の医療」をお届けできるよう、スタッフが一丸となって業務に取り組んでいます。この番組では、阿蘇立野病院のさまざまな取り組みをご紹介します。

阿蘇立野病院では、去年11月から月に2回、「お花の日」という名前のお花の教室を開催しています。

これは、院内に飾られたお花を担当している松村先生と一緒に花や緑とのふれあいを楽しんでいただくイベントです。

Q:「お花の日」を開催する目的は何でしょうか?

A:「お花は、色や匂いなど視覚や嗅覚で楽しむことできますので、
患者さまのリフレッシュにつながると考えスタートさせました。
外来や病棟の患者さまの他に、すでに退院された患者さまや
当院の職員も参加しています。
花をいけるために手を動かすことがリハビリにもつながりますし、
旬を感じられる良さというのもあると思います」。

旬の花を教材に、ティーカップなど身近なものを花びん代わりに
自由にアレンジすることも。参加者の皆さんにお話をお聞きしました。

「菜の花と紅梅を見て、春が来たんだなぁと実感しています」。
「とても元気が出ます、一番お花が癒されます。今日を楽しみにしていました」。

先生のアドバイスですてきな作品が完成しました。
これらのお花は院内に飾られ、みなさんに喜ばれています。

阿蘇立野病院ではほかにも、ヨガ教室や料理教室、
院内・院外での健康教室等のイベントを開催しています。

「地域に開かれた病院として、地域の方々に気軽に参加していただき、
楽しい時間を過ごしていただけるよう私たちも全力でサポートしてまいります」。

【インフォメーション】
阿蘇立野病院では一緒に働く仲間を募集しています。
詳しくはHP をごらんください。
<募集職種>看護師/社会福祉士/介護士(通所リハビリ)

 


太田晶美さんとリポーターの樫山結さん


院内で月に2回開催される「お花の日」の様子


院内に飾られるお花を担当される松村先生がサポート


視覚・嗅覚で楽しめる花や緑とふれあうことが
患者さまのリフレッシュにつながる


外来や病棟の患者さまの他に、すでに退院された
患者さまや職員が参加することも


花をいけるために手を動かすことがリハビリにも
つながり、旬を感じられる良さも


完成したお花は院内に飾られ、みなさんに喜ばれている