今回は、虐待を受ける子供たちや支援者を支える「支援のプロ」をお迎えしています。NPO法人ポピンズ熊本の坂口明夫さん(48)です。
アニメが大好きという事でマスクや小物にもこだわりが
坂口さんの本業は、大牟田市にある児童養護施設の職員と、児童家庭支援センターのセンター長です。その上で前述のNPO法人を立ち上げ、活動していらっしゃいます。生活のほとんどの時間を子供たちの支援に充てているといってもいいでしょう。そこまで虐待を受けた子供たちを支えたいという気持ち。実は坂口さん自身も子供の頃、実の親から虐待を受け、親せきの家など7か所を転々としてきたからなのだそうです。
他の子どもたちに同じ思いをしてほしくないし、彼らの気持ちが分かるのは同じような経験をした自分じゃないかという思いです。
「虐待を受けた子供たちに必要なのは専門家ではなく、”第三の大人”。」私たちが声をかける時にどんなところに気を付けたらいいのか、そして”第三の大人”の意味を坂口さんから学びます。
それともうひとつ心に残った言葉があります。
「家族だから分かって当たり前」という家族神話に陥らないこと。ハッとしました。(D記)
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