1月2日(日)放送分《予告》

年明け最初のお客様は、道の駅さかもとの駅長さんで、八代市の坂本町で「地域残し」に取り組んでいる道野真人さん(46)です!

 ん?地域残しって?

道野さんが暮らす坂本町は、町の中心部が球磨川の本流沿いにあり、令和2年7月豪雨で大きな被害にあいました。1年半が過ぎた今もまだ「地域おこし」のレベルではなく、次の世代に何を「残す」のかを考えている段階だそうです。道野さん自身も現在みなし仮設住宅に暮らし、期限が延長されるかどうかの話し合いが始まるそうです。高齢者も子供たちもそれぞれに決断のタイミングが来ているのに、判断材料となるものがない。安全に暮らせる保証がない中で不安だらけだそうです。だからまずは町の存続を考える「地域残し」。

道野さんは東京生まれの東京育ち。両親のルーツが坂本町にあることから、およそ20年前に移住してきました。田舎暮らしを楽しんでいた中で起きた災害に、道野さんはこれまで自分がまだ旅行感覚でいたことに気づき、災害をきっかけに本気で坂本の将来を考えるようになったと話してくれました。

熊本地震では被災者の支援に走り回っていたという道野さんですが、いざ自分が被災者になってみて、分かってなかったことの多さに気づいたそうです。大切なふるさとを「残し」て「興す」活動はまだスタート地点です。応援します!(D記)


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