月別アーカイブ: 2022年10月

11月6日(日)放送分《予告》

今や社会に浸透している男女雇用機会均等法が施行される前、女性が地場企業で働く環境はどうだったかご存じでしょうか。今の学生や社会人(の女性)が常識だと思っていることが全く通じない世界だったんです。そんな荒波を泳ぎぬいた女性が今回のゲスト。坂本ミオさん(62)はこの3月まで男女共同参画センター「はあもにい」の館長でした。

 とても読みやすいですよ!

そしてお持ちいただいたのが、ミオさんが先日出版した「女が 熊本で 働く」です。1983年の就職活動にはじまり、女性として様々な立場や環境に身を置いたミオさんの生き方が記されています。働くすべての男女に読んでいただきたい本で、私も驚きや共感、時にはくすっとしながら読み進めました。

仕事人生のいくつもの節目で自らが進む道を決断してきたミオさん。その根っこにある思いはなんだったのでしょうか。いま転職を考えている人たちに向けたメッセージも番組内でお伝えします。

そして、今までの仕事をさらに深めつつ、新たなジャンルへの挑戦も始めた坂本ミオさんの第二章にもわくわくしてしまうのです。(D記)

 


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10月30日(日)放送分《予告》

相続問題というと、ドラマの中のことかと思いますが、いやいや身近に起きることらしいです。それもいろ~んな形で。そんなトラブルを避けたいという方へヒントになるかもしれません。今回のゲストは司法書士法人・行政書士法人アップサクシードの代表 中嶋亜志火さん(37)です。

 穏やかな笑顔に安心します

ちなみに司法書士と行政書士の仕事の違いってご存じですか?私、今回初めて知りました。中嶋さんは27歳の時に県内最年少で独立。当時の話をたずねたところ「いろいろありすぎて覚えていないんです…」だそうです。

今は相続にまつわる相談が多いという事で、番組では現代の相続問題や、トラブル回避に役に立つかもしれないお話を聴くことができました。詳しくは番組を聴いてくださいね!(D記)


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10月23日(日)放送分《予告》

今回は水俣高校の先生と生徒さん・・・と書くと普通かなと思うでしょ?違うんですよ。彼らは「イノシカハンターズ」のボスと隊員(現在7人在籍)で、地元水俣の鳥獣被害を食い止める一助になろうと日々努力しているチームなんです!代表で山下義春教諭(37)と機械科3年の梅下花凛さん(18)に来て頂きました。

 ボスと隊員のツーショット!

水俣高校機械科の3年生がメンバーのイノシカハンターズは発足して4年目。始めはイノシシを捕まえる罠を作っていたそうですが、罠の形状も年を追うごとに進化し、今年はシカを捕まえる罠にも取り組むのだとか。活動の中では地元の猟友会のメンバーに協力してもらい、本物の猟に連れて行ってもらうことも。梅下さんが同行した時には運よくシカを捕えることができ、とどめを刺すところや運んで解体するところを見せてもらうことができたそうです(梅下さんも運ばせてもらったところ、死んだ鹿は重くてとても動かせるものではなかったそうです)。さらにはそのお肉を美味しく頂いたそうです。10代にして実に貴重な体験!生きた授業だと思いませんか?

別の高校と協力しての環境を守る取り組みや、地元の猟友会とのつながりができるなど貴重な日々を送る隊員たちを、ボスである山下先生はあたたかな眼差しでみつめています。最後の授業では「これまでの授業で伝えたかったこと」を熱く語るそうですよ!聴きに行きたいなぁ~。(D記)


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10月16日(日)放送分《予告》

海洋汚染が大きな問題になっています。でもそれはずーっと前からです。そして汚染を防ぐことができるのも私たち人間です。今回のゲストは海岸のプラスチックごみなどを回収する活動をボランティアで続けている《海守牛深会》の会長 中村富人さん(69)です。

 牛深からお越しいただきました!

2005年に発足した《海守》は、はじめは全国的な組織だったそうですが、今も活動を続けているのは牛深だけになったそうです。40代から80代まで、地元に暮らす25人前後の会員が中心。船で無人島に渡りゴミを回収するのですが、実に様々なゴミがあるそうで、2~3時間清掃すると、あっという間に軽トラ2台分も集まるとか。

海を守る活動の中には不審船を見つけて通報するという、海の安全を守る行動も含まれています。これに関してはあっと驚く話も聞けました。オンエアをお楽しみに!(D記)


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10月9日(日)放送分《予告》

今回の収録では、この方のゆるぎない信念にもとづいた生き方に感動し、心から尊敬の念を抱きました。ゲストは様々な理由でリタイアした動物たちの余生を幸せに過ごしてもらうための牧場・オープンセサミの代表 百瀬由香さん(55)です。

 物心つく前から馬と一緒の生活だったそうです

牧場主だったひいおじいさんの影響で「自分はどうして馬ではないのだろう?」と小さいときに思っていたほど馬と密接な暮らしをしてきた百瀬さん。人間のために働く役目を終えた馬を、14歳の時から保護する活動を始めました。14歳ですよ!学校に通いながら餌の調達に小屋の清掃など馬にまつわるすべてを担っていたそうです。

 授業中に疲れで居眠りすることもあったそうです

百瀬さんは20年ほど前に、四国から南阿蘇村に越してきました。広い土地や豊かな自然の中暮らすことで、保護している馬たちの幸福度は増していったはずです。しかしこの活動はすべてボランティア。地域の人たちが提供してくれる野菜や、支援者からの寄付金などでギリギリの運営が続いています。そんな状況の中、先日の台風14号で馬小屋が全壊してしまいました。すでに寒さが迫っている阿蘇地域で、馬たちは屋根のないところで過ごしています。馬小屋再建のためのクラウドファンディング、よかったら覗いてみてストーリーを読んでみてください。

そしてどうぞ、百瀬さんの牧場「オープン・セサミ」を訪れてみませんか?弱っている心を動物たちが癒してくれるはずです。そしてもし時間に余裕があれば、ちょっとだけお片づけを手伝ってください。(D記)


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