◆ゲスト(#011) 高濱伸一さん(いのちをつなぐ会事務局長)
今回は、いのちをつなぐ会事務局長・高濱伸一さんをお迎えしました。『いのちをつなぐ会』は、こどもたちにがん患者さんたちの気持ちや願いを伝えたいという思いでつくられました。主に学校の授業でがん患者さんからこどもたちに話をしてもらう活動を行っています。
高濱さんが『いのちをつなぐ会』を始めたキッカケはなんでしょうか?
15年前、息子さんを交通事故で亡くし、息子さんの命が無駄だったんじゃなかったと悩み続けていた高濱さん。つらくて仕事をする気も起きずにいました。しかし1年半経ったある朝、亡くなったはずの息子さんが目の前に現れ、父さんも頑張れよ、と励まされたそうです。そして息子さんが生まれて一番幸せだったのは高濱さんご自身であったと気付くと、彼の命は絶対無駄じゃなかったと思うように。すると、人のために、友達のためにという気持ちが湧き、元教員の高濱さんは、いのちを大切にする学校をつくりたい!と思うようになりました。

すると頑張っていた高濱さんご自身にがんが見つかります。
入院生活の中で、がんより怖いもの、、、それは一人ぼっちになることなんだと気付かれた高濱さん。そしてそんな怖い気持ちを励ましてくれたのは、勤めていた小学校の子どもたちからの千羽鶴でした。頑張って折ってくれた千羽鶴から子どもたちの顔が思い出され、自分はひとりぼっちじゃないと思えたそうです。治療の甲斐あって、退院。それから教職のお仕事を退職され、がん患者さんたちを励ますべく、がんサロンの活動に参加し始めました。そこで出会った患者さんたちは自分の病状が重くても周りの人を励ましてくれる、元気で強くて優しい方たちでした。
ぜひ、こどもたちに知ってほしい。こどもたちがもっと病気の方から話を聞く機会が増えれば、もっと命、健康を大切にしてくれるんじゃないかな、と考えた高濱さんは『いのちをつなぐ会』を発足。がん患者さんから子どもたちに話をしていただく橋渡しをされています。
【高濱さんが子どもたちに伝えたいこと4つ】
①いのちのたいせつさ
②健康に気を付けながら明るく楽しく生きること
③もし癌になっても怖くない!
④がん患者さんたちも学校や社会や家庭で頑張ってること
できることできないことみんな半分ずつ持っているからこそ、支えあい、助け合い、寄り添いあいながら生きていける世の中が理想なんですね。「いのちをつなぐ」という言葉は、血のつながりという縦のつながりだけではなく、みんな仲間だ、という横のつながりでもあるそうです。手と手と手を取り合っていのちをつなげていきましょう。

◆今日の音楽
ウィザウトユー / ニルソン
ユリイカ / サカナクション

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先日ある病院の先生がこうおっしゃいました。「最近動物病院の先生に教えを乞うているんだ」と。え!どういうこと?と思って聞いてみますと、最近は認知症の患者さんも増えていて症状を言葉で説明できない方がいらっしゃるそうなんです。そんな方の診療をする時に動物病院の先生がやるように...例えば肌を触ったり、髪の毛のツヤを見たり...そういった「スキンシップ」で診察を行うためなんだそうです。やっぱり「手で触って感じること」って大事なんだなぁと思いました。
今日のゲストは天草出身の世界的マリンバ奏者のミカ・ストルツマンさん。ニューヨークを拠点に世界各国を飛び回って演奏活動をされています。マリンバはアフリカが起源の大型の木琴で、幅広い音域と豊かな音色が特徴です。18歳で初めてマリンバと出会ったミカさんは「ピアノとドラムが掛け合わさったような」刺激的な音色に感動し、それ以来マリンバに夢中になったんだそうです。
地元天草でマリンバの演奏家として活動していたミカさんでしたが、音楽を通じて数多くのミュージシャンとの交流が生まれ、2005年にはスティーブ・ガッド、エディ・ゴメス、リチャード・ストルツマンなど海外の超一流ミュージシャンを天草へ招聘し「アイランドマジック」という音楽イベントを実現、成功させます。これだけでも凄いんですが、ミカさんの音楽愛・音楽熱は止まらず、ついには単身ニューヨークへ渡ることを決意します。当時40歳超だったにもかかわらず、ニューヨークでゼロから音楽活動を始めたミカさん。その行動力!バイタリティはホント驚きです!今では、音楽の殿堂!カーネギー・ホールでソロリサイタルを開いたり、ジャズ・ピアノの巨匠チック・コリアから曲を提供してもらったりと、名実ともに超一流マリンバ奏者として世界を舞台に活躍されています。そんなミカさんに夢を実現するための秘訣を聞くと...情熱!決断!そして覚悟!だと教えてくれました。アメリカに暮らしながらも常に故郷・熊本のことを忘れないミカさん。海外のジャズコンサートではご自分の話す英語をわざと「KUMAMOTO ENGLISH(熊本弁英語)」と呼んで、自分が熊本人であることをい誇示しているそうです。いつも明るくて情熱と愛に溢れるミカ・ストルツマンさん。熊本へ帰ってきたらまたスタジオに遊びに来てくださいね!
11月半ばを過ぎまして…私、宣言いたします!私は大掃除をもう始めます!大掃除は小さい所から始めるのがコツなんです。例えば「机の引き出しの中」。引き出しの中がキレイになって、小さな成功体験があると継続につながって…そして12月にはゆっくりキレイなお家で過ごせるはず!?大掃除…もう始めますよ!皆さんも一緒に始めましょう!
今日のゲストは熊本市動植物園の獣医師・松本充史さん。松本さんは「動物はそもそも噛む習性がある生き物だということを知ってほしい。動物と人間が一緒に生活するためには(噛んだりしないように)人間がきちんと躾をする・管理することが大事なんです。」と言われます。
動物を躾するコツは、言うことをきかない時に叱るのではなくやってほしい事をきちんとできた時に褒める(ご褒美をあげる)こと...だそうです。うれしそうに食べているからと言って餌を与えると動物はどんどんワガママになっていくそうです。
熊本地震で大きな被害を受け部分開園が続いていた熊本市動植物園ですが、12月22日!2年8か月ぶりに全面開園となります。地震で損壊した「猛獣舎」にもアムールトラ、ユキヒョウ、ウンピョウ、ライオンが戻ってきました。修復された猛獣舎ですが…観覧エリアと檻の間の柵が取り払われ、より間近で迫力のある姿を観ることができるようになったそうです。
外国に住んでいる友達から年末年始に熊本に帰ってくると連絡がありました!もう本当に楽しみで、温泉に行って…熊本美味しいモノを食べ歩きして…とワクワクが止まりません。まずは友達と友達の娘さんを連れて熊本市近くの「家族湯めぐり」から始めようかと思っています!
今日のゲストは熊本市在住のソプラノ歌手・福嶋由記さんです。福嶋さんと言えば、オペラ「蝶々夫人」「夕鶴」「魔笛」など数々の作品で主役を務められたり、TBSの特別番組「又吉直樹~神の島行く~」の挿入歌・エンディングを担当されたりと、多方面で活躍されている方です。幼少期から音楽の英才教育を受けられた方なのかと思っていましたが、意外にも演歌好きのお父様と童謡好きのお母様というごく普通の家庭に育った方でした。福嶋さんご自身も子供の頃はピンクレディが大好きだったとか。
様々なジャンルの音楽に触れる中で自然と音楽の道を目指すようになった福嶋さんですが、音楽を学ぶために選んだ進学先はナント!熊本農業高校だったそうです。熊本農業高校のパンフレットに載っていた正門と緑の木々の写真を見た瞬間「ここなら自由にいろんなことを勉強しながら音楽が学べる!」と進学を決めたとか?!でも実際に、野菜・花の栽培など農業高校時代の実習のおかげで、楽曲の情景描写・心理描写など「楽譜に表れない部分」を感じ取る力(感受性)が備わったんだそうです。
そんな福嶋さんにオペラの楽しみ方について聞いてみると…「オペラと言うと、何か敷居が高い感じがするかもしれませんが、ストーリーは恋愛トラブル、お家騒動、友達関係など…まるで昼ドラみたいなんです(笑)。誰でも楽しめますので、ぜひ一度観に来てください」と話してくださいました。
季節の変わり目…私は肌荒れをしてしまうのですが、先日皮膚科で「お肌のために気を付けること」を載せたプリントを頂きました。その中に「温まった鍋を覗き込まない」と書いてありました。今まさに鍋のシーズン!…覗き込まないなんて難しいです。
今日のゲストは添島歯科クリニックの歯科医師の添島絵美さんです。いまの子供たちは10人中8人は歯並びが悪くなるだろうと言われているそうです。風船や風車など口を使った遊びをしなくなったため、口の発達が悪くなり、歯並びも悪くなっているとのこと。子供たちが(口を開けたまま、姿勢が悪い状態で)長時間スマホやゲームをすることもお口には良くないそうです。そんな子供たちにまず教えるのは「口は呼吸するところではない」ということだそうです。「口は食事をするところ」「呼吸は鼻から」…この基本的なことがとても大切なんだそうです。必要以上に口を開けないことが風邪予防、肌乾燥予防にもつながるんだとか。
口は体全体とつながっている場所なので、口内を不衛生にしていると体にも何かしら悪影響が出てくるそうです。そういう意味でも「お口のケア」はとても大切ですね。添島先生によると、口内の細菌は夜寝ている間に増えるので、就寝前にしっかり時間をかけて歯磨きをすること、そして翌朝起きてすぐに再び歯磨きをすることがお口の衛生にはとても効果的なんだそうです。口内に細菌が多いと風邪・インフルエンザにもかかりやすくなるそうなので、風邪・インフルエンザの予防には「うがい」「手洗い」に加えて「歯磨き」そして「鼻呼吸」も意識してほしいと言われていました。
朝、皆さんは何を飲んでいますか?コーヒー、紅茶、緑茶といろいろありますが…私は朝起き抜けに「白湯」を飲んでいます。お腹の中がじんわり温かいくなっていい感じです。デトックス効果も若干期待しながら飲んでいます。
今日のゲストはシドニーオリンピック・テコンドー日本代表で樋道場代表の樋口清輝さんです。ブルース・リー、ジャッキー・チェンなど映画スターの華やかな足蹴りに魅了されてテコンドーにのめり込んだ樋口さん。高校時代には本場韓国にテコンドー留学も経験し、ついに2000年シドニーオリンピック日本代表の座を勝ち取ります。本場韓国でも王者となった実績から当然メダルを確信していた樋口さんでしたが...結果は。たくさんの栄光と挫折を経験し強くなった樋口清輝さんに貴重なお話をたくさんうかがいました。
秋ですね~。私の秋の楽しみをお教えします。我が家の愛犬、ふさふさ毛のロディを使います。1日のすべての仕事が終わり、私が床に「くの字」に寝転がるんです。くの字になった私のおヘソから太ももあたりに愛犬ロディをすぽっ!と当てると、犬の体温がじんわり伝わってきて…何とも気持ちいいんです!私の楽しみ…わかってもらえますか?
今日のゲストは写真教室「遊美塾」を全国で展開するアートディレクターの西本和民さんです。西本和民さんは、「90歳の自撮りおばぁちゃん」として知られるあの西本喜美子さんの息子さんなんです。西本喜美子さんに写真をイチから教えたのが息子の和民さん。ということは、あの独創的でユーモアあふれる「自撮りおばぁちゃん」の生みの親ということになりますね。
西本和民さんは、もとは東京でグラフィックデザイナーをされていて、チャゲ&飛鳥、玉置浩二など当時の人気アーティストのアルバムジャケットを多く手掛けてこられた方です。グラフィックデザイナーとして写真をたくさん使用されていたのですが、なかなか満足いく写真がない…ということから、ついには自分で写真撮影をするようになったそうです。
工場直結のファッションブランドとは…簡単に言えば「野菜の産直」のように、卸、商社などの中間流通をなくして、お客さんが直接工場から洋服が買えるようなファッションブランドのことだそうです。
山田さんは「作り手の顔(や思い)が見える洋服」を世に広めてゆくことを目指しているそうです。山田さんの会社ファクトリエは、主にインターネットで洋服を販売をされていますが、そこには「どこで」「誰が」作った洋服なのか分かるように工場の住所、連絡先なども掲載してあるそうです。
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