月別アーカイブ: 2019年11月

2019/11/24『旅愁のスピリット』

中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。

朝晩冷え込む昨今、みなさまお身体の調子はいかがですか?

寒うなってくると温泉が恋しかですねえ。

ふるさと球磨人吉には、良か温泉がたくさんありますよ!

昔の銭湯みたいな佇まいで、入ると番台がありましてねえ、、

脱衣所に木のベンチがあって、お湯がまた素晴らしか。

東京から友人ば連れて行きますとね、喜ぶんですよ。

哀愁がある、[旅愁]があるって!

というわけで、今日のお題は『旅愁のスピリット」、

お届けするのは、ダークダックス、

人吉出身、犬童球渓さん訳詞の『旅愁』」

 

[今週の一曲] 『旅愁』ダークダックス

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、

明治40年(1904年)、犬童球渓さんが訳詞をした『旅愁』。

原曲は、ジョンPオードウェイの“Dreaming Home and Mother”

[家と母を夢見て]。犬童さんが新潟の女学校に教師として赴任していた時に

この原曲を聞いて、遠くふるさとの人吉の事を思い、訳詞をしたそうですよ」

[旅愁の思い出]
中原「犬童さんの[旅愁]を聞くと、(人吉)一中の頃を思い出します。

今年も11月の頭に[犬童球渓顕彰音楽祭]が開かれたようですけども、

中学の頃、毎年、犬童さんの記念碑の前、人吉城にあるんですけども、

(ボク達は)この[旅愁]を演奏してましたねぇ。

[旅愁]には、そんな思い出があります。」

[旅愁のスピリットとは?]
中原「さてさて、、最初にお話しましたけどね、

一緒に仕事をした監督、一緒に仕事した人たちを連れて、

人吉を案内しますとね、皆さんが喜ぶんですよね。

昭和の古い町を見て『子どもの頃に戻ったみたいだ…』って。

人吉って、そういうところありますもんねえ。

えー、この秋冬は朝晩霧も出て、、

色々と記憶を呼び起こしてくれるからでしょうねえ。」

[旅愁のスピリット]とは・・・

球磨人吉に来ると、必ず見つかりますよ!

人吉で温泉に入ったら、おいしい料理に[白岳]のお湯割りいかがですか?

ではまた、日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」


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2019/11/17『丘のスピリット』

中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。

あなたの好きな風景は、どんな場所ですか?

海が好きな方、山が好きな方、川が好きな方、、

いやいや街のネオンが好き!という方もいらっしゃるかも知れません。

ボクは、ある[丘]からの風景が好きなんです」

というわけで、今日のお題は『丘のスピリット」、

お届けするのはコラ・ヴォケールで 『モンマルトルの丘』」

 

[今週の一曲] 『モンマルトルの丘』コラ・ヴォケール

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、

昭和29年(1954年)コラ・ヴォケールで『モンマルトルの丘』。

原題は[COMPLAINTE DE LA BUTTE](コンプラント・デ・ラ・ビュット)

[丘の嘆き歌]って意味ですね。

良い声ですねえ、コラ・ヴォケール」

[丘の嘆き歌]

中原「この[モンマルトルの丘]って歌は、哀しい歌なんです。

詩人がある若い女性と出会って好きになるんだけども、彼女は貧しい娼婦。

二人は[モンマルトルの丘]の道で寄り添いあい、そして別れていく。

何とも切ない歌ですね。

[モンマルトルの丘]を下っていくとピガールという歓楽街がありますけれども、

そこで出会ったんでしょうかねえ」

[モンマルトルの丘とは]

中原「[モンマルトルの丘]っていうのは、パリでいちばん高い丘なんです。

丘の上には、真っ白なサクレクール寺院があります!

         パリっ子はもちろん、観光客が行くスポットで、途中にブドウ畑があったり、

そして広場で売れない絵描きが絵を描いているんですよねえ、

ホントに(笑)やめなさいよ!っていうような絵を、

この[丘]の上からパリの街が一望できるんですけども、

この[丘]からの風景がねえ、ボクは何とも好きです。

もちろん!ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますけれども、」
[丘のスピリットとは?]
中原「[モンマルトルの丘]って、そういう哀しい歌なんだけれども、

実際に[モンマルトルの丘]に行くと、

空がこのスコーンと抜けて、もうものすごく空が広いんですよね。

明るい場所だからこそ、この(歌の)哀しみがより深く感じられるんですねえ。
[丘のスピリット]とは

[光が強く当たる場所ほど、影も濃い]、光と影、これもまた人生ですよね。

近所の見晴らしの良い[丘]に出かけて、缶のキンハイギンハイで一杯いかがですか?

ではまた、日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」

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2019/11/10『秋のスピリット』

中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。

すっかり秋も深まって参りました。

皆さまは今年の紅葉、どちらで楽しんでいらっしゃいますか?

ふるさとの紅葉は、今どんな感じかしらねえ?

というわけで、今日のお題は『秋のスピリット」!

お届けするのはダーク・ダックスで 『小さい秋見つけた』

 

[今週の一曲] 『小さい秋見つけた』ダーク・ダックス

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、

昭和37年(1962年)ダーク・ダックスで『小さい秋見つけた』。

サトウハチローさんが

[窓の外のハゼの葉っぱを見て、言いしれぬ秋を感じ]

この詩をつくったということです。」

[小さい秋を感じるとき]
中原「皆さんにとって[小さい秋]を感じた瞬間ってのは、

どんな時ですかね?

ボクにとって[小さい秋]を感じるのは、

キンモクセイの香りですかねえ。

キンモクセイの香りを嗅ぐと「あ〜、秋になったな」と感じます。

東京の人の家ってね、キンモクセイ植えてる人が多いんですよ。

というのはね、東京という街自体が、

色んな県からの人たちが住んでるわけですけど、

それぞれの人たちが、ふるさとを想いながら、

キンモクセイを嗅ぎながら、秋を思うんじやないかと

思っとりますけど。

ボクは町歩きの中で、[小さい秋]感じますねえ。」

[人吉の秋]
中原「人吉球磨は、稲穂が実る風景が[秋]ですかね。

球磨焼酎の蔵元で米を仕込む甘い香りがふわーっと漂ってくる

この香りで、子どもの頃[秋]を感じてました。

キンモクセイに焼酎に、、

私にとっては、[秋]は[香る]季節になるのかな?」

[秋のスピリットとは?]

中原「サンマを焼くあの[香り]も良い!焼き芋の[香り]も良い!

[秋のスピリット]とは・・・[心動かす香り]。

実りの秋、食欲の秋、おいしい秋の食材をいただきながら、

秋の味覚のお供には、やっぱり米焼酎!

ではまた日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」

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2019/11/3『シャンソンのスピリット』

中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。

11月3日、文化の日、いかがお過ごしでしょうか?

今日の文化の日は[自由と平和を愛し、文化を進める]祝日なのだそうです。

ボクにとって[文化]というと、フランスが思い浮かびます、、

この番組では、色んな曲を流しておりますけども、

[フランス]=[シャンソン]憧れますねえ〜。

というわけで、今日のお題は『シャンソンのスピリット』!

お届けするのはイブ・モンタンで 『枯葉』」

 

[今週の一曲] 『枯葉』イブ・モンタン

中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、

昭和21年(1946年)イブ・モンタンで『枯葉』。

モノローグが続いて、なかなか歌が始まりません。

歌の途中で失礼しますネ。
イブ・モンタン。フランスの歌手であり名優。

1946年に出演した「夜の門」でこの[枯葉]を歌ってヒットさせていますねえ。

先月ご紹介したジャン・ギャバンは、あの渋さ、無骨さが魅力でしたが、

イブ・モンタンは、何て言うんでしょうかね?

都会的でアンニュイな感じが魅力的ですよねえ。

エディット・ピアフの恋人だったそうで、

(モンタンが20代の時にピアフに見いだされ翌年に映画デビュー)

何も知らないモンタンに、フォーク・ナイフの使い方まで教えたそうです。

それが嫌になって逃げちゃったという…」

[シャンソンとは?]
中原「さて!今日のお題は『シャンソンのスピリット』。

シャンソンはもともとフランス語で[歌]を指す言葉なんですけども、

日本の場合は40年代から60年代あたりのフランスの歌を

[シャンソン]って呼んでいる感じですね。

当時の日本は凄いシャンソン流行りで、

何かボクもそういった記憶の断片がありますねえ。」

[シャンソンのスピリットとは?]
中原「ボクぁ[シャンソン]を聴くと、フランスの成熟した[文化]を感じるんですよ。

[シャンソンのスピリット]とは、

私にとっては[フランス文化への憧れ]ですかねえ。

明日もお休み!

今宵は米焼酎飲みながら[文化]を考えてみてはいかがでしょう?

ではまた、日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」


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