月別アーカイブ: 2024年4月

2024/4/28【映画[駅STATION]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
球磨川「ハイ!今月もまたお会いしましたネ!球磨川長治デス!
世間はねえ、ゴールデンウィークやねえ」
※ちなみにゴールデンウィークは1951年(昭和26)年に生まれた言葉。

映画会社=大映の専務が盆や正月以上にこの大型連休、映画で稼ごう!
と思って生み出された[映画用語]です。
中原「実はGWとは全く関係ない、真冬の北海道が舞台の映画のお話を
していただこうと思ってましてね。高倉健さん主演の『駅STATION』なんですけどネ」
球磨川「[駅STATION]!1981年(昭和56年)の作品やねえ」
※この年は「ブリキの太鼓」やフェリーニの「女の都」といったヨーロッパ映画の
名作が多くアメリカ映画不振の年でした。日本映画では黒澤明監督の「影武者」や
鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」が話題に!
球磨川「ボクはねえ、洋画劇場で洋画の紹介しかしとらんし、
今日は、あんたが[駅STATION]話してみなさい。」
中原「ええ、そうですか。この映画で、八代亜紀さんの[舟歌]が流れるシーンが大好きで、、
八代亜紀さんが去年の年末に亡くなったので、そのお話もしたいんですよねえ」
球磨川「まあ、そうやったんやね。八代亜紀さんは素晴らしい!
八代亜紀さんのお話しなさい!映画[駅STATION]の話もねえ、したらええヨ」
中原「では、映画[駅STATION]でも流れていた、八代亜紀さんの[舟歌]お聞き下さい」

[今週の一曲]『舟歌』八代亜紀
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、1979年(昭和54年)
八代亜紀さんで[舟歌]。」
球磨川「八代亜紀さんの歌は染みる、染みるねえ。」

[八代亜紀さんとの共演]
中原「実はねえ、ボクは八代亜紀さんとドラマで共演した事がありまして…
80年代に読売テレビの2時間ドラマに何本か八代さん主演してるんですよ。
[袋小路の女] という2時間ドラマで、八代亜紀さんと共演したんですけど、
幸薄いヒロイン役でねえ。
『へえ!歌だけじゃなくてセリフも喋るのかあ』と思いましたね。
なかなか良かったですよ。美しかったなあ」

[八代亜紀さんの歌流れる映画『駅STATION』]
球磨川「ふむふむ。八代さんとご縁あったんやねえ。ところでところで[舟歌]が流れる映画
「駅STATION」あんたはどんなトコが気にいった?」
中原「刑事をやめようと思って北海道に帰省した高倉健さんが、立ち寄った居酒屋で、
そこの女将の倍賞千恵子さんと仲良くなるんですねえ。
寂しい二人が肩寄せ合って見る1979年の紅白で流れるのが、この八代亜紀さんの[舟歌]。
寂しい二人が結ばれて、その夜、仲良くなっちゃうんですねえ。
そして次の日の朝ねえ、倍賞さんが『わたし声、出さなかった?』と聞くと
健さんが『いや大丈夫』と言いながら、ボソッと『樺太まで聞こえると思ったぜ』と
言うんですよ(笑) 健さんのコレは代表作になるんじゃないかなあ」

[映画[駅STATION]のスピリットとは?] 
球磨川「ハイ!では映画[駅STATION]のスピリットとは?何やの?」
中原「映画[駅STATION]を見ると、[舟歌]が日本人の心に染みた、あの時代が蘇ります。
今夜は[白岳]をぬるめの燗で、肴は炙ったイカでいい〜🎵
ハイ!ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「ハイ!ではまた来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ」

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2023/4/21【春がいっぱいのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]を
お届けする中原丈雄です。
来週末からはゴールデンウィークですよ!
[春がいっぱい]のこの季節、ボクがいちばん春を感じる曲を
お届けしましょうかね?
この番組でも何度もかけて、自分のバンドTAKEO.UTでもよく演奏する
大好きな大好きなバンド、それがイギリスのザ・シャドウズ!
春を感じる曲、[春がいっぱい]をお聞き下さい。
今日のお題は、[春がいっぱい]のスピリット」

[今週の一曲]『春がいっぱい』ザ・シャドウズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしております曲は、
1962年(昭和37年)ザ・シャドウズで「春がいっぱい」。
皆さんには、この曲からどんな春の景色が、この歌から見えますかね?」

[静かな曲こそ難しい!]
中原「ボクのバンドTAKEO.UT☆MENは、大好きなシャドウズの曲を
何曲も何曲も演奏してる んですけども、
この[春がいっぱい]ってずいぶん静かでしょ?ゆっくりしてるでしょ?
音を間違ったらね、すぐ分かるんですよねえ。
初めて聴いた人にも「あれ?」と、
だからねえ、テンポが速い激しい曲の方がネ、
音が間違ってても意外と誤魔化せちゃうんですよ!いや〜。
だから、こういう曲の方が演奏すると難しいんですよ」

[春はおいしいものもいっぱい!]
中原「さて!今夜のお題は[春がいっぱいのスピリット]。
春っていうのはネ、この[おいしいものもいっぱい]の季節ですよねえ。
[タラの芽の天ぷら]でしょ?良いですねえ。
[春キャベツ]に[新たまねぎ]に[初ガツオ]に[桜鯛]!
そう!焼酎が進むおいしいおいしい食材が並ぶ季節です。
[春がいっぱい!]ではなくて[腹がいっぱい!]という感じの(笑)
この季節でございますねえ〜」

[春がいっぱいのスピリットとは?]
中原「では![春がいっぱいのスビリット]とは…
やっぱり、春は焼酎が進む[おいしいものがいっぱい]の季節でございます。
今夜は、旬の肴を出してくれる馴染みの店で、贅沢に[待宵]ロックで乾杯
しましょうか?
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」

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2023/4/14【マンハッタンのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
コロナも一段落してからこの1年、熊本にもずいぶん海外からのお客さんが
増えましたねえ。街中の[屋台村]だと、自分以外が全員、海外のお客さんだった
なんて、話も聞きましたよ。
そんな中、逆に日本から海外へ出かける人はかなり減ってるようですねえ。
円安で[海外旅行はお金がかかる]ってのが理由なんでしょうかねえ。
昔に比べて日本人の海外への憧れも減っているんですかねえ。
自由の国、アメリカへの憧れ!ニューヨーク、マンハッタンへの憧れ!
今日は[マンハッタンのスピリット]というお題で行きましょうかね?
リー・ワイリーで「マンハッタン」。」

[今週の一曲]『マンハッタン』リー・ワイリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、
1950年(昭和25年)リー・ワイリーで「ナイト・イン・マンハッタン」より
「マンハッタン」。何とも素敵なオトナのジャズですねえ」

[ペントハウスでマンハッタン]
中原「ボクがこの曲をねえ初めて聴いたのは、ボクの名前、芸名の中原丈雄の
名付け親、シャンソンの石井好子さんの自宅でネ聴いたんですよ。
石井さんの家のマンションなんですけど、最上階のペントハウスがありましてねえ。
お酒を傾けながら、レコードを聴かせてもらいましたねえ。
ホントにねえ、オトナの曲だなあ、今でもそう思いますねえ。」

[マンハッタンの思い出]
中原「さて!今夜のお題は[マンハッタンのスピリット]。
ニューヨークの中心地が、ハドソン川の中洲のマンハッタン島ですね。
撮影の仕事でね、ボクも何回かマンハッタン、アメリカに行きましたけど、
まあ〜人種のるつぼ!」

[オトナの町、ニューヨーク]
中原「マンハッタンでちょっとしたバー入ると、ドレスコードがあって。
ちゃんと服装を着てないと入れてくれない店でした。でも、その店ではこんな
50年代のジャズが流れていてねえ、周りの人もおしゃれな格好をして
オトナの街ですよ」

[マンハッタンのスピリットとは?]
中原「では![マンハッタン]のスビリット]とは…
円安で海外旅行がなかなか厳しい今、[音楽]でマンハッタンへ旅しましょう!
かたわらには、シャンパングラスに入れた[銀しろ]のソーダ割りを!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました!」

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2023/4/7【ナウ・アンド・ゼンのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。
冬には、ビートルズの最初のアルバムから[プリーズ・プリーズ・ミー]をお届けして、
[中学時代の自分はシングル盤しか買えなかった]お話をしましたが、
今月は、ビートルズの最後の曲、[ナウ・アンド・ゼン]のお話をしましょうかね。
60年代に世界を席巻して、音楽の歴史を変えたビートルズ。ジョン・レノンが撃たれ
ジョージ・ハリスンも亡くなって、今はポールとリンゴしかおりませんが…
何と!去年2023年に、ビートルズの新曲が発表されました。詳しい話は後ほど。
まずはお聞き下さい。ザ・ビートルズ最新曲、そして最後の曲[ナウアンドゼン]!
今日のお題は、[ナウ・アンド・ゼンのスピリット]」

[今週の一曲]『ナウ・アンド・ゼン』ザ・ビートルズ
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは、
去年、2023年発表のザ・ビートルズ最新曲「ナウ・アンド・ゼン」。
良い曲ですよねえ、何か静けさと悲しみを感じるなあ、ボクは。」

[デモテープから蘇るジョンの声]
中原「もともと、この曲は1978年にジョンが家族と一緒の時間を過ごしていた時に
作られたデモのカセットテープしか存在しなかったんですよねえ。
それを10数年後1994年の時点でパートナーのオノ・ヨーコさんが[こんな曲あるわよ]って
言って、ポールとリンゴ、ジョージに渡した。
これがピアノを弾きながらの録音だったので、ジョンの声だけをそっから分ける事が
出来なかったんですよね。
それから更に10年、20年と時が流れて、2021年!
アカデミー賞監督=ピーター・ジャクソン。コレ[ロード・オブ・ザ・リング]撮りましたね
監督。
ビートルズのドキュメンタリー『ゲット・バック』を高画質、高音質で蘇らせました。
そのコンピューターのAI技術で、ジョンのこのボーカルだけをキレイに抜き出したんです。
そしてジョージの生前のギターと合わせて、今のリンゴと生演奏を加えて、
この[ナウ・アンド・ゼン]が、デモテープから50年近くたった去年、完成したんです。
メイキングを見ると涙が出ます。自分の青春時代とオーバーラップするんです」

[ナウアンドゼンのスピリットとは?]
中原「では![ナウ・アンド・ゼン]のスビリット]とは…
まさか中学生の頃に夢中だったビートルズの新曲が、半世紀以上経って聞けるなんて
思ってもいませんでしたねえ。
でもねえ、コレで本当に終わりなんだなあと思うと寂しいですよねえ。
今宵は、ジョンやジョージに[しろ]のお湯割りで献杯しましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」
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