月別アーカイブ: 2026年6月

2026/ 6/28【映画[雨の朝巴里に死す]のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする中原丈雄です。」
球磨川「ハイ。今月もまたお会いしましたね、球磨川長治です。6月はネ、[雨]にちなんだ映画、
ご紹介しましょうかね。その名もズバリ『雨の朝 巴里に死す』」
中原「球磨川さん、『雨の朝 巴里に死す』良いですねえ。タイトルがいいじゃないですか!」
球磨川「コレはねえ、第二次大戦後のパリが舞台!かのエリザベス・テイラーが主演。
エリザベス=リズ!リズが何ともデカダンな、何とも退廃的な美しい美しい奥さんの役。
このリズの虜になるんが作家志望の記者のヴァン・ジョンソン、ちょっと野暮ったい男なんよね。」
中原「ボクは映画自体はそこまで気に入らなかったんですけども、音楽が素晴らしくって…」
球磨川「まあ〜、映画は気に入らんて何言うてんの。でもホント音楽が見事!見事!
ではねえ、『雨の朝巴里に死す』から、ミッシェル・ルグランの演奏でメインテーマ、
お聞きください。では!また後でお会いしましょう』

[今週の一曲] 映画『雨の朝 巴里に死す』よりテーマ。作曲ミッシェル・ルグラン
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、お届けしておりますのは…」
球磨川「1954年、昭和29年公開、映画『雨の朝 巴里に死す』から
ミッシェル・ルグラン演奏のメインテーマ、コレはねえジェローム・カーンいう人の作曲でネ、
まあ何とでは改めて『雨の朝、巴里に死す』どんな映画か、球磨川さん紹介して下さい。」

[『雨の朝、巴里に死す』はどんな映画]
球磨川「ハイ!『雨の朝、巴里に死す』はネ。第二次世界大戦が終わったあとネ、解放されたパリが
舞台でね。その頃、新聞記者だったヴァン・ジョンソンがネ、『戦争終わったー』喜んでる人を
取材しとる。『よかったよかった』言うてハグしたりしとるとネ、エリザベス・テイラーが
ブチュ〜っとキスしてくるんよ。気になる気になる!ところがねパーティで再会するんやね。
まあ〜なんやかんやあって二人は結婚して、子供も出来て幸せに暮らしていくんやけど…」

[愛の輝きはやがて…]
中原「エリザベス・テイラーが家庭に収まるような女性じゃなかったんですよねえ」
球磨川「そう!まあリズは自由奔放な女性なんでねえ。まあ〜、夜になるとパーティ三昧。
夫の方は、ひょんな事から遺産が入ったもんで、新聞記者をやめちゃう!
昔からの夢やった小説を書き始めるんよねえ。家でずっとタイプライターをカチャカチャ!
夫婦生活がすれ違っていくんよねえ〜。
そのうちリズはネ、ハンサムな若い若いロジャー・ムーア(後の007やね)と浮気して。」
中原「それでケンカになって、雪積もる寒い寒い晩に、エリザベス・テイラーを家に入れないん
ですよねえ。しとしとと冬の雨降る寒い夜、ようやく妹の家にたどりつき、バタリ!」
球磨川「そう。エリザベス・テイラーはネ、それで肺炎になって『雨の朝、巴里に死す』んよねえ」
中原「なんともねえ、身勝手な男と女の話しでしたねえ。」
球磨川「それが人生!それがオトナの男と女の映画!」

[『[雨の朝、巴里に死す]]のスピリット とは?]
中原「では球磨川さん[雨の朝、巴里に死す]のスピリットとは?」
球磨川「好き嫌いあるかも知れんけど、エリザベス・テイラーの美しさ、これは一見の価値あるネ」
中原「今夜は[金しろ]をロックで傾けながら、[雨の朝、巴里に死す]見直してみます。
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました。」
球磨川「また来月お会いしましょうね、サイナラサイナラサイナラ!」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

2026/6/21【冷たい雨のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です。6月21日、今日は夏至ですねえ、そして父の日!
6月も下旬に入りました。[梅雨寒(つゆざむ)]なんて言葉もあります通りに、
しとしとと降る雨が急に冷たく感じる、なんて日もたくさんありますよねえ。
今日は、そんな[梅雨寒(つゆざむ)]という言葉から思い出す、
この曲をお届けしましょう。『冷たい雨』。歌うは、ハイ・ファイ・セット。
今日のお題は、[冷たい雨のスピリット]。」

[今週の一曲]『冷たい雨』ハイ・ファイ・セット
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1976年(昭和51年)、ハイ・ファイ・セットで『冷たい雨』。
この曲を作ったのは松任谷由実さん、ユーミン。まだ荒井由実だった頃で、本人も
歌ってますけどネ、ボクはこのハイ・ファイ・セットのカバーの方が好きだなあ。
透き通った水のような、雨のような声ですもんねえ」

[雨は映像に映らない!]
中原「さてさて今日のお題は[冷たい雨のスピリット]。
雨と言えば、我々俳優にとっては、時代劇の立ち回りだったり、サスペンスの殺人
シーンだったりで、雨は欠かせません!
こないだもお話しましたけど、この[雨]ってのがねえ、カメラで撮ると、この意外と
映らないんですよ。照明さんが逆光で光らせたりしないと、この[雨]らしく見えない。
黒澤明監督の『七人の侍』でクライマックスは、凄まじい土砂降りでしたけどもネ、
アレはネ[雨]がちゃ〜んと見えるように、この墨汁をこの水に混ぜて降ったそうです。
いやあ、すごいですよねえ。」

[囁きの河の雨]
中原「ボクにとって、[冷たい雨]の中での撮影で印象深かったのは、去年公開した映画
『囁きの河』での、息子役の渡辺裕太くんとのシーンですね。球磨川の川辺で
雨の中、船を修理してる息子の所に行って、口論になって、ケンカするんですけども。
あのシーンはもともと(シナリオでは)[雨]なんて降ってないんですよ。
ところが、朝から凄い雨で!何度も何度もリハーサルやって本番やって、
カットも変えながら一日、雨の中で二人、びしょ濡れになって芝居しましたねえ。
でも!その雨のおかげで、より良いシーンに、仕上がりましたヨ」

[冷たい雨のスピリットとは?]
中原「では![冷たい雨のスビリット]とは…
[冷たい雨]と聞くと、[囁きの河]の撮影の日々を思い出します。
今夜は[しろ]お湯割りで乾杯!ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

2026/6/14【朝の雨のスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜。
6月も半ばになりまして、来週が1年でいちばん昼が長い[夏至]ですからねえ〜
夜明けもずいぶん早くなってきましたよねえ。
けれど、『あれ?まだ外が暗いな』なんて日は、朝から雨がしとしと降っている。
今日は、そんな雨の日の朝に合う、しっとりとした名曲をお届けしましょう。
ピーターポール&マリーで『朝の雨』、今日のお題は、[[朝の雨]のスピリット]」

[今週の一曲]『朝の雨』ピーター・ポール&マリー
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1964年(昭和39年)ピーター・ポール&マリーで『朝の雨』。
この年は、日本は東京オリンピックで盛り上がっていましたが、
世界ではベトナム戦争が激化していた頃ですねえ〜。」

[朝の雨の世界]
中原「さて!今夜のお題は[朝の雨のスピリット]。
このギターの音がねえ、ポタポタ落ちる雨音みたいですねえ〜。
この曲の原題は[アーリー・モーニング・レイン]。コレを[雨の朝]じゃなくて
[朝の雨]って日本語のタイトルにしたのが、何ともいいですよね。
[雨の朝]だとねえ、いろんなこの縛りが出るような気がしませんか?
例えば[時間]とかね、イメージするんですけども。
[朝の雨]と言うと、[窓から見える雨の情景]とか、そういう[風景]が見えてくる。
ような気がするんですねえ。
歌われているのは、どんな[風景]かと言いますと、古ぼけた[空港]なんですよ。
[朝の雨]の[空港]でポケットに1ドルしか持ってない男が、好きだった彼女に振られ、
その彼女が飛行機で去って行くのを、なす術(すべ)もなく見送ってる。
そんな悲しい歌なんです。」

[人吉の朝の雨]
中原「皆さんにとって[朝の雨]はどんなイメージですか?
特に、僕ら人吉球磨の人間からすると[朝の雨]、まず球磨川の水位が気になりますね。
そしてやっぱり、6年前の[令和2年7月豪雨]、コレを思い出すんですよ。
あの時は、夜中から線状降水帯がずっと居座ってましたからね。朝の時点でもう
あちこち川が溢れて、人吉の町は水浸しになっていた、という。
ところがボクはね、前日に(人吉の知人の)出版社に『どう?』とたずねたら、
『全然、大丈夫ですよ。何でもないですよ』って言ってたんですねえ。
それが翌日の大洪水。まあ驚きと恐怖ですかねえ〜。」

[朝の雨のスピリットとは?]
中原「では![朝の雨のスビリット]とは…
朝から雨が降っていても、雨は必ずいつか上がります。ただし水害、自然災害への備えは
怠り無く、日々を過ごしましょう。今夜は、ふるさとの米焼酎[しろ]で乾杯!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。

2026/6/7【雨のロケのスピリット】

中原「人吉生まれの球磨育ち、熊本の魂=[くまもとスピリット]をお届けする
中原丈雄です〜!
いよいよ6月ですね。今月は例年通り[雨]をテーマにした歌をお届けしましょうかネ。
映画やテレビ、ボクの仕事ですけども、[雨]のシーンの撮影ってのが、よくあります。
[雨]っていうのは、絵になりますからね。[涙]と共に降り注ぐ[雨]は、[悲しみ]の表現。
逆に、映画[雨に唄えば]アレでは、[雨]が[喜び]の表現でしたねえ。ジーン・ケリーが
楽しそうに傘とダンスしてました。『アイムシンギンインザレイーン♫』なんてネ。
ですけど、この[雨]ってのは、映像に映りにくいんですよ。詳しい話は後ほど…
まずは、お聞き下さい!小室等さんで『雨が空から降れば』!
今日のお題は[雨のロケのスピリット]!」

[今週の一曲]『雨が空から降れば』小室等
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしておりますのは
1971年(昭和46年)小室等で『雨が空から降れば』。」

[演劇に近い小室等]
中原「皆さん小室さんご存知ですか?小室等さん。
60年代にねえフォークグループの『六文銭』ってのを結成しましたね。
70年代に吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげると一緒にフォーライフ・レコードを設立して
日本のフォークを代表する人物ですねえ。
そして[演劇]とも関わりが深く、例えば唐十郎の[赤テント芝居]の劇中歌を作ったり
この『雨が空から降れば』の作詞は、劇作家の別役実さん。
やっぱりどっかちょっと文学的な詩でねえ…
だから当時、ボク芝居をやっていたんですけど、すごく馴染み深い歌だったでしたねえ」

[雨のロケの思い出]
中原「さて、今日のお題は[雨のロケのスピリット]。
[雨]は映像に映りにくいってお話をしましたけど、リスナーの皆さんがドラマや
映画でご覧になってる[雨]ってネ、専門の職人さんが、降らせているんですネ。
[特機]という分野ですね。
去年公開したボクの映画『囁きの河』でも、雨のシーン、京都から…
プロデューサーなんですけど。プロデューサーも関係なく…一緒くたに何でも
やりますから。
用水路から水を引っ張ってきて、ビャーッて打ってもらいましたねえ。
『囁きの河』の撮影の時は、ずっとずっと雨続きだったんですけども、
この部屋の窓に雨が降り付けるシーンはネ、コレもホースでビューっと
水を撒いて、やりました。ハイ!」

[雨のロケのスピリットとは?]
中原「ではでは![雨のロケのスピリット]とは…
雨のロケは大変だからこそ、やりがいもありますし、心に残るシーンになるんです。
今夜は、『囁きの河』ロケでも皆でいただいた[白岳]ロックで乾杯しましょう!
ではまた来週!日曜の夕方5時にお会いいたしましょう。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けいたしました」

【(全国から)お便り、常に暮集中です!】
中原「お便りは、nakahara.rkk.jp まで。抽選で[白岳KAORU]をプレゼントしますバイ!」


radiko.jpのタイムフリー聴取機能で
過去1週間以内に放送された番組を配信中!
聴取を開始してから24時間以内であれば
合計3時間まで聴取することができます。