月別アーカイブ: 2021年2月

2月28日(日)放送分《予告》

今回のゲストは、東京二期会会員で日本演奏連盟会員の声楽家・そして平成音楽大学講師の志岐由理子さん(59)です。

マイクの乗りも美しい声!

志岐さんの専門はオペラですが、大学ではオペラや歌曲にとどまらずポピュラーやポップスまでオールジャンルを教えていらっしゃる…という話。実は、ご自身もロックグループとのコラボにチャレンジするなど枠にはまらない活動を続けていらっしゃる(一曲目でかけます!)と聞いて納得です!

現在はコロナ禍で大学もオンライン授業だそうですが、歌をオンラインで教える苦労は大変なものです。それでも音楽のすばらしさを学生たちに伝えようと工夫の日々。全身の筋肉をつかって声を出すため、日々のトレーニングも欠かせないそうです。

「歌うことは自然なこと」。本場・イタリアに留学した時のエピソードや横隔膜を上手に使って声を出しているのは〇〇!?など、楽しい話も聞いています!(D記)

 


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2月21日(日)放送分《予告》

様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちがいます。そうした子供たちは児童養護施設で高校生まで暮らすのですが、卒業とともに「自立」せざるを得なくなります。金銭面はもちろん、精神面で困難にぶつかったときに寄り添ってくれたりアドバイスをくれる人たちがぐんと少なくなってしまいます。そこで、初めての一人暮らしや職場で困ったときに頼れる場所を提供しようと立ち上がったのがNPO法人トナリビト。その代用理事、山下祈恵さん(34)が今回のゲストです。

山下さんたちが支援する中で最も大きい事業の一つが自立支援の「シェアハウス IPPO(いっぽ)」です。彼らが自立するための助走期間として基本的に1年間、山下さんと一緒に暮らして社会生活の基本を学んでいくための施設です。今は定員いっぱいの6人が山下さんと一緒に暮らしています。

これまであまり知られることがなかった支援の形です。山下さん自身も偶然の出会いからこうした環境に置かれた若者の存在を知り、支援したいと思ったそうですが、そこからがすごい。生半可な気持ちで支援はできないからと、アメリカに渡り、そこでスラムの子供たちの支援に携わることで自分に相応の覚悟があるか確認したということです。

山下さんたちがどんな覚悟で、気持ちで支援しているかをおたずねしています。

そして、私たちにできる支援にも触れています。

山下さんが口にした「知ってしまった責任」という言葉がずっと心に残っています。(D記)


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2月14日(日)放送分《予告》

今回のお客様は、独創的な作品を次々に発表しているガラス作家の島田真平さん(45)です。熊本市中央区段山にアトリエがあります。

島田さんの作品で印象的なのは、その大胆な色使い。いったいどうやってこれらの作品が生まれるのだろう、という疑問を素直にぶつけました。すると創作のときはまず色を考えることが多く、自分にとって驚きがあるものを使いたいと、新しい素材なども積極的に使っているという答えが返ってきました。

実家が島田美術館という環境もあり、小さいときから様々な分野の芸術作品に触れてきた島田さん。その中でガラスは未知の世界だったといいます。きっかけは学生時代の先生からガラス工房を紹介されたことだとか。このきっかけも驚きでしたが、作家として独立するまでの経験も意外でした。

琉球ガラス工房を出発点に、ガラス作家として独り立ちした島田さんは、今も沖縄で展示会などを頻繁に開いているそうです。あの自由な色遣いは沖縄の海や植物、空気感も影響しているのかもしれません。(D記)


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2月7日(日)放送分《予告》

前回に引き続き、仙台市の福聚山 慈眼寺 住職の塩沼亮潤大阿闍梨に出演していただいています。

前回同様、楽しくためになる話が満載です!

大阿闍梨は1300年で2人しか満行していない荒行「大峯山千日回峰行」を9年かけて終えた翌年、その行に勝るとも劣らない「四無業」も終えられました。9日間飲まず、食わず、眠らず、横にならず…

今回はこれらの厳しい行をなぜ満行することができたのか、その理由を尋ねてみました。「それは《夢》があったから」どんな夢かは放送で。(キーワードは「ワーオ!」)

そして、私たちがすぐに実践できる「歩行禅」(塩沼大阿闍梨が命名)についてもご指南いただきましたよ。

2回にわたりお話をきいていますが、塩沼大阿闍梨は分かりやすい言葉で私たちに語り掛けてくださいます。内容も、人として当たり前のことなのですが、自ら実行するとなると難しい。ただ、自分を縛り付けているのは自分の心。思い込みだと気づかされました。心をがんじがらめにしているロープを切る「ハサミ」の役割をするのが、《教え》なのだなぁ、と。歩行禅を実践しつつ考えています。(D記)

 


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