熊本を代表する観光地のひとつ、水前寺成趣園がいつ造られたのかご存じでしょうか。今年でなんと完成から350年になるのだそうです。それを記念する様々なイベントについて、この人に聞くのが一番!とお招きしたのが県文化協会の名誉会長・吉丸良治さん(82)です。
歴史の話があふれ出してきます。
水前寺成趣園を造ったのは細川家第三代藩主の細川綱利公。当時から熊本の「水」を守り伝えようという思いが今につながっているということです(詳しい話は番組と、27日(土)開催のシンポジウムで)。
熊本の歴史文化に明るい吉丸さん。番組では吉丸さんの歴史好きのルーツにもせまりました。それは吉丸さんが幼いころ、おじいちゃまが寝物語として話してくれた歴史や郷土史。おじいちゃまは明治3年生まれ。西南の役で田原坂へ向かう官軍の休憩場所に行き、兵士から聞いたという話を吉丸さんにしてくれたそうです。県庁に入庁してからも郷土史を学び続けた吉丸さん。その勤勉さにはみなさんも驚くと思いますよ。
名もない職人の深い技を見出し、地元の伝統を守りつなげようとしている吉丸良治さん。いつまでもお話を聞いていたかったです。(D記)
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