僕は、昭和44年の生まれですが、はじめて音楽を聴いたのは、本に付録としてついていた、赤いソノシートだったと思います。その後、レコードを新町の貸レコード屋から借りてカセットテープに録音したり、ウォークマンで散歩しながら聴いたり。大学生になると、CDが登場して、「ノイズがないCD。これはすごい!」と言う声の中、同い年の友達が、「CDは俺は好かん!」と意地でもレコードで音楽を聴いていた記憶もあります。その友達曰く、「コンサートに行って、緞帳(どんちょう)の向こう側で楽器の音がガチャガチャと聴こえるのが味があるのであって、レコードも、針を落としたときに、ザザザッ・・と言うノイズがあるからいいのだ!!」と力説していたことを覚えています。
今では、デジタル音楽プレイヤー、iPod等々様々なもので音楽を聴けるようになりました。先日亡くなった、スティーブ・ジョブス氏のAppleが配布しているiTunesで、それまでは、アルバム単位、もしくは、数曲入ったシングルCDを物理的に買うということから、1曲ごとにバラバラで買うことができるようにもなりました。しかし、その反面、「コンセプト・アルバムを聴く」と言うことも少なくなったと言われています。時代は進みますね。良いも悪いもひっくるめて。
先日、RKKラジオのディレクターと音楽プレイヤーはこれからどうなるんだろう?と話していたのですが、行き着いた先が、脳に埋め込むプレイヤーがいずれ出来て、頭で曲名を考えると、自分の頭の中だけで音楽が再生され聴けるようになるんじゃないかって笑っていました。
でも、そうしたら小説を読んでいる時に「恨みます」という言葉がでてきたら中島みゆきの「うらみ・ます」が突然頭の中で「うらみぃ~~~~~~ま~~~~~す~~~~~~~ぅ」と流れてくることになってしまい・・・う~~ん。今日は、まとまりのない話になってしまいました。
是非、パーソナリティがラジオで紹介する音楽もお楽しみください!!CD、デジタルプレイヤーから流れてくる音楽とは、また一味違いますよ♪♪